「神のロジック 次は誰の番ですか」(西澤保彦さん)を読んだ。全寮制の学校で起こる殺人事件、これはすごい真相で驚く…がある超有名作品とも被るところがあって発行時期調べたらほぼ同時期でした。でもこちらの方がその必然性はあった。
ずっと前に買っていて読めてなかったのが、最近書店で平積みされているのを見てそろそろ読まねば!と思って読んだ。これは面白いというかすごい作品でした。
あらすじは「人里離れた全寮制の<学校>で、生徒は厳しい制約を受けながら推理ゲームなど風変わりな課題に挑んでいた。やがて次々と殺人事件が起きる。犯人は誰なのか?生徒たちは何のために世界中から集められたのか?」というもの。
もうこのあらすじ時点で騙されているという。真相がとにかく驚愕で、頭から読み返したら最初からそう書いてあるでしょ?みたいなフェアなトリック。
ただある作品とラストの驚かせ方が似てるので、どちらが先か調べたり。葉桜の季節に君を想うということ、の方が数か月早い。
びっくり度は葉桜ですが、必然性はこちらの方が上かなと思ったりした。どちらにせよこれは面白かった。
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