Visual Basic (VB.NET)でC#用の数値計算ライブラリMath.NET Numericsを使う(3) 高速フーリエ変換(FFT)を実行する。FourierOptionsにMatlabとNumerical Recipesがあるのが意外。
※今回もC#版の移植で、説明も同じです。
今回はフーリエ変換。
https://numerics.mathdotnet.com/api/MathNet.Numerics.IntegralTransforms/Fourier.htm
ちょっと面白いのはオプションで、
FourierOptions Matlab
FourierOptions NumericalRecipes
MatlabはいいとしてNumerical Recipesって本当に変なFFTの定義していて、ただそれを私もExcel VBAに移植して使っていたりするので実はおなじみ。まあ普通の人はMatlab定義を使えばいいと思います。Numpyとも同じだし。
例題もNumpyからとってこよう。
https://numpy.org/doc/stable/reference/generated/numpy.fft.fft.html
結果はこんな感じで、
ソースコードはこんな感じ。
Visual Basic .NETでの過去事例はこちら。
Visual Basic (VB.NET)でC#用の数値計算ライブラリMath.NET Numericsを使う(1)複素行列を定義して一次方程式や逆行列、行列式などを計算する。
C#の事例はこちら。
Visual C# (C_sharp)の数学ライブラリ Math.NET Numericsを使う(1) 複素行列を定義して一次方程式や逆行列、行列式などを計算する。
Visual C# (C_sharp)の数学ライブラリ Math.NET Numericsを使う(2) 補間を行う(Interpolate) リニア、3次スプライン、有理関数などいろいろ使える。
Visual C# (C_sharp)の数学ライブラリ Math.NET Numericsを使う(4) 多項式フィッティングをして、Array.ConvertAllで一括でフィッティングデータを得る。
Visual C# (C_sharp)の数値計算ライブラリ MathNET Numericsを使う(10) 数値積分としてガウス・クロンロッド積分公式と二重指数関数型積分公式を試す
« 長岡天神の桜(2023/3/28)ライトアップされた満開の桜がきれい。(iPhone 12 Pro Maxで撮影) | トップページ | Visual Basic (VB.NET)でC#用の数値計算ライブラリMath.NET Numericsを使う(4) 多項式フィッティングをして、Array.ConvertAllで一括でフィッティングデータを得る。 »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- TensorFlow(Keras)でモデルをsaveで保存してload_modelで読み込むときに突然エラー(utf8で読めないとかディレクトリが存在しないとか)が出始めた。なんで?といろいろやると、単に日本語がフォルダ名に使われているときにエラーになるだけだった…(Windowsネイティブの場合)(2023.05.28)
- 時代に逆行してCOBOL(GnuCOBOL)を学んでみる(4) 10進31桁まで計算できることを生かして4段4次のルンゲクッタ法でローレンツ方程式を計算して図示してみる。テキストベース(アスキーアート)で!(2023.05.23)
- 時代に逆行してCOBOL(GnuCOBOL)を学んでみる(3) ロジスティック写像の分岐図を31桁まで10進計算ができることを生かして描いてみる。テキストベースで!今回は2次元配列の練習。(2023.05.19)
- カシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpが復旧してログインや自作式の作成ができるようになった。ということで作った自作式のアクセスベスト10とお勧めを紹介。(2023.05.17)
- 時代に逆行してCOBOL(GnuCOBOL)を学んでみる(2)話題のMojoが例題としてマンデルブロ集合を使っているそうなので、COBOLでマンデルブロ集合を描いてみよう。ただしテキストベースで! 多重ループの練習。(2023.05.10)
「学問・資格」カテゴリの記事
- TensorFlow(Keras)でモデルをsaveで保存してload_modelで読み込むときに突然エラー(utf8で読めないとかディレクトリが存在しないとか)が出始めた。なんで?といろいろやると、単に日本語がフォルダ名に使われているときにエラーになるだけだった…(Windowsネイティブの場合)(2023.05.28)
- 時代に逆行してCOBOL(GnuCOBOL)を学んでみる(4) 10進31桁まで計算できることを生かして4段4次のルンゲクッタ法でローレンツ方程式を計算して図示してみる。テキストベース(アスキーアート)で!(2023.05.23)
- 時代に逆行してCOBOL(GnuCOBOL)を学んでみる(3) ロジスティック写像の分岐図を31桁まで10進計算ができることを生かして描いてみる。テキストベースで!今回は2次元配列の練習。(2023.05.19)
- 高周波(RF・マイクロ波・ミリ波・5G)関連ニュース(5/18) IEEE Microwave Magazineはグラフェンのマイクロ波応用、Microwave Journalはテラヘルツ波の発生、Next G allianceの新6Gレポート、Hexa-Xの新動画、ESAが軌道上に6Gラボ、De-embeddingって何?など。(2023.05.18)
- カシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpが復旧してログインや自作式の作成ができるようになった。ということで作った自作式のアクセスベスト10とお勧めを紹介。(2023.05.17)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- TensorFlow(Keras)でモデルをsaveで保存してload_modelで読み込むときに突然エラー(utf8で読めないとかディレクトリが存在しないとか)が出始めた。なんで?といろいろやると、単に日本語がフォルダ名に使われているときにエラーになるだけだった…(Windowsネイティブの場合)(2023.05.28)
- 我が家の電力量計がスマートメーターになった。三菱の電力量計と日本電気の通信(920MHz帯のECHONET Lite+BルートはWi-SUN)らしい。なんでメーカーが分かれているのかはよくわからん…しかしECHONET LiteもWi-SUNも日本のみで、なかなか海外展開は難しいだろうなあ。(2023.05.24)
- 時代に逆行してCOBOL(GnuCOBOL)を学んでみる(4) 10進31桁まで計算できることを生かして4段4次のルンゲクッタ法でローレンツ方程式を計算して図示してみる。テキストベース(アスキーアート)で!(2023.05.23)
- 時代に逆行してCOBOL(GnuCOBOL)を学んでみる(3) ロジスティック写像の分岐図を31桁まで10進計算ができることを生かして描いてみる。テキストベースで!今回は2次元配列の練習。(2023.05.19)
- 高周波(RF・マイクロ波・ミリ波・5G)関連ニュース(5/18) IEEE Microwave Magazineはグラフェンのマイクロ波応用、Microwave Journalはテラヘルツ波の発生、Next G allianceの新6Gレポート、Hexa-Xの新動画、ESAが軌道上に6Gラボ、De-embeddingって何?など。(2023.05.18)
« 長岡天神の桜(2023/3/28)ライトアップされた満開の桜がきれい。(iPhone 12 Pro Maxで撮影) | トップページ | Visual Basic (VB.NET)でC#用の数値計算ライブラリMath.NET Numericsを使う(4) 多項式フィッティングをして、Array.ConvertAllで一括でフィッティングデータを得る。 »
コメント