監禁探偵(我孫子武丸さん)を読んだ。新作かと思ったらだいぶ前の作品でかつもともとはコミックが先とか。でもなかなか面白かった。監禁された少女が謎を解く…がその目的は?
文庫になったのが最近で、結構前に漫画が先で、原作者の我孫子武丸さんが小説にしたそう。映画もあるとか。
あらすじは「下着を盗もうと忍び込んだ部屋で、住人女性の他殺死体を発見した亮太。彼は警察に通報できない。なぜなら自宅にアカネと名乗る少女を監禁しているから。犯人扱いされないかと危ぶむ亮太に、手錠で拘束されたアカネが助言をし、事件の背景について推理を始める。」というもの。美少女キャラものかと思いきや、ダークな感じ(何せ殺戮に至る病の我孫子さんだから…)も満載で、だが明るい雰囲気もあってなかなか複雑なお話でした。亮太が1話目は最悪の印象なのが3話目でかなり雰囲気変わっていてよくなっているのもいいな。
だが3話の真相は、、、これはやはり我孫子さんらしいぞっとするものでなかなか面白かった。
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