Visual Basic (VB.NET)でC#用の数値計算ライブラリMath.NET Numericsを使う(1)複素行列を定義して一次方程式や逆行列、行列式などを計算する。
ちょっと前にVisual C#用の数値計算ライブラリMath.NET Numericsを使っていろいろ試してみた(この記事の最後にリンク付き)。
基本はC#とF#で使うことを想定されているがVisual Basic (VB.NET)でももちろん使えるはず…だがほとんど情報がない。
なのでC#でやった例をVB.NETでもやってみる。まずは複素行列。
まずはプロジェクトを立ち上げ、NuGetでMathNET.Numericsを取ってくる。
複素数を使うときはImports System.Numericsも必要。
あとはこんな感じで計算する。最初うまくいかなかったのはC#の配列は[],コンストラクタは()なのにVBはどっちも()なので、
Complex(,)と書いてその先の改行とかおかしいと配列と思って記載していてもコンストラクタとみなされてエラーになる。
配列の宣言(Newから先)を省略したほうが簡単かも。勝手にコンパイラが判断してくれる。
結果はC#と同じ。
C#の事例はこちら。
Visual C# (C_sharp)の数学ライブラリ Math.NET Numericsを使う(1) 複素行列を定義して一次方程式や逆行列、行列式などを計算する。
Visual C# (C_sharp)の数学ライブラリ Math.NET Numericsを使う(2) 補間を行う(Interpolate) リニア、3次スプライン、有理関数などいろいろ使える。
Visual C# (C_sharp)の数学ライブラリ Math.NET Numericsを使う(4) 多項式フィッティングをして、Array.ConvertAllで一括でフィッティングデータを得る。
Visual C# (C_sharp)の数値計算ライブラリ MathNET Numericsを使う(10) 数値積分としてガウス・クロンロッド積分公式と二重指数関数型積分公式を試す
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