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2023年5月 7日 (日)

時代に逆行してCOBOL(GnuCOBOL)を学んでみる(1) Windows11のWSL2でインストール、Visual Studio Codeの拡張機能を使い、10進31桁まで計算できることを生かして二次方程式で桁落ちが落ちる例題をそのまま計算。言語そのものはそんな批判されるほどのこともない気がした。

ゴールデンウイーク中、何か言語を新しく学んでみようと思った。今ならMojoとかRUSTとかGoとかになるのだろうが...

遊びでやるのでそういうのから背を向けて、一回もどんな言語かちゃんと調べたこともないがとにかく皆の目の敵にされているCOBOLを見てみようと思った。まさに時代に逆行。でもこの手のは無くならない気もする。

使うのはGnuCOBOL。

https://gnucobol.sourceforge.io/

Windowsネイティブでも使えるみたいですが、コンパイルするのがめんどくさい。ここはWindowsのWSL2(入れてるのはUbuntu)でやってみよう。aptで入れられるし、Visual Studio Codeも使えるし。

実際、

sudo apt install gnucobol

で簡単にインストールできた。WSL2からVisual Studio Codeを使うにはこちらなど。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/tutorials/wsl-vscode

でいろいろ調べだしたのだが、とにかく情報が少ない!

Web上でも数件はもちろんあるが、JavascriptやPythonの情報量の多さと比べるともう無いに等しい。

それでもまあ雰囲気は5%くらい分かった。お金の計算に使うので10進で桁数が多いのが特徴の1つ、ということで

ここは例題として二次方程式で桁落ちが落ちる例(普通は計算式を工夫する)を工夫せずにそのまま計算してみよう。

ソースコードはこんな感じ(全く合ってる気はしないが動く…)二次方程式を計算するだけなのに長い…10進31桁のうち、21桁を小数点以下に使っている。冗長とかよく言われているそうですが、Visual Studio Codeの拡張機能でIntellisenseが効いて補完するのでほとんど自分ではうってない。

Cobol_quad02

で例題としては以下の2つを使わせてもらいました。

https://sci.nao.ac.jp/MEMBER/hnomura/numexe1/manual/4/gosa.html

http://www.crl.nitech.ac.jp/~ida/education/MaterialsDesign/1453.html

結果はこちら。桁落ちなしで計算出来ている。

Cobol_quad01

でとりあえず理解度5%の印象ですが、

この言語、とにかくちゃんと設定しないとだめなので、逆にちゃんと設定することを徹底して、それぞれのファイル間についてちゃんと使う側が規約を作っていればものすごく頑強なんじゃないだろうか。

結局、屋上屋重ねたように機能追加するなどして、ドキュメントもないなどでおかしくなっているように思う。C使おうがPython使おうTypeScript使おうが同じ話…

まあ最新の言語はそういう大規模な開発も最初からできるようになっているのだとは思いますが。

たぶん当時COBOLで作り始めた人は銀行のシステムがこんなに巨大になるとは想定してなかったんでしょうね。

 

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