時代に逆行してCOBOL(GnuCOBOL)を学んでみる(8) 31桁の10進演算でFFT(高速フーリエ変換 Fast Fourier Transform )サブルーチンを作ってみる。Numerical Recipes(ニューメリカル・レシピ)のFORTRAN77(Cじゃなく)の移植版。matlabと同じ規格化で例題はNumPyから。
さて前回はNumerical RecipesのFORTRAN77版のLU分解をCOBOLに移植した。
今回もNumerical RecipesからFFTをやってみよう。
ただ規格化が変なのでMatlabやNumpyと同じにしておく。
まずFFTのルーチンはこちら(Numerical Recipesのfour1)。
長い。。。
そして例題(Numpyのを使った。アスキーアートでお絵描きも)。
これがNumPy。
これがCOBOL。周波数ずらしてないので左右反転してますが。
今回の落とし穴は。。。
・For もWhileもあるのだが(Perform文)、Cと上限が逆というか成り立たない間繰り返す。これを間違えた…
・三角関数 (sinなど)で、引数が2πより大きくなると何故か無茶苦茶な値がでる。。。なんで?
さて次は何をするか。。。またニューメリカルレシピの移植かな。。。
これまでのCOBOLシリーズ:
時代に逆行してCOBOL(GnuCOBOL)を学んでみる(3) ロジスティック写像の分岐図を31桁まで10進計算ができることを生かして描いてみる。テキストベースで!今回は2次元配列の練習。
時代に逆行してCOBOL(GnuCOBOL)を学んでみる(4) 10進31桁まで計算できることを生かして4段4次のルンゲクッタ法でローレンツ方程式を計算して図示してみる。テキストベース(アスキーアート)で! 時代に逆行してCOBOL(GnuCOBOL)を学んでみる(5) 中二病のような名前のブルースカイカタストロフィ(Blue-sky catastrophe)を生じるGavrilov Shilnikov modelをドルマン・プリンス法(ode45)で計算する。テキストベース(アスキーアート)で!
時代に逆行してCOBOL(GnuCOBOL)を学んでみる(6) 31桁の10進演算で複素数を計算するライブラリを作ってみる。外部ファイルのサブルーチンを呼び出すCALL文とUSINGの練習。
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