QRコードを人力で書いて読んでいるのを見て(長野高専の皆さん)、私も別の2次元バーコード、DataMatrixを人力で読み書きできることを思い出した。DataMatrixは小さいのでスマホ内部の部品にトレーサビリティのために使われていたりする。無茶な仕様をいう顧客に対応するために…
このTweetみた。
人力で書いたQRコードを人力で読み取ってる pic.twitter.com/rCytUI7kym
— しゅん🌙 (@shun_shobon) July 8, 2023
おお!実は私もQRコードじゃないが2次元バーコードのDataMatrixが人力で読めたりする。
写真の左側はiPhone14のMLB(Main Logic Board)に乗っているRFモジュールだが、
明らかにQRコードでないバーコードが乗っている。
これはDataMatrixと呼ばれるもの。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Data_Matrix
QRコードより場所を取らないのでスマートフォン内部の部品、フレキ等に描かれている。
でなんで読めるようになったかというと…
某最大手メーカから部品にDataMatrixを入れろと言われた。だが、これサイズによって入る文字数(英字か数字によっても変わる)がもちろん違う。
https://www.gs1.org/docs/barcodes/GS1_DataMatrix_Guideline.pdf
で仕様上絶対入らない文字を入れろと言われ、「入らないですよ!」「なんでだ!」「これこれこういう理由で」「わからん。入れろ」
という押し問答をしていて上の仕様を全部読んで、これなら抜け道で入るかも、という条件を見つけたのだった(ワーストケースは入らんが、たぶん誰からも文句来なかったんでOKだったんだろう)。
それをやっているうちに読めるようになったと(もう忘れましたが)。
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