「名探偵のはらわた」を読んだ。最初の方はコミカルなミステリもの?と思っていたら一転して驚く!ああ、作者の白井智之さん、あの「人間の顔は食べづらい」を書かれた方か!納得。
最初に実在の凶悪事件を基にした事件記録が複数書かれていて、これは何?と思っていたら
途中でびっくりする!最初に思っていたジャンルとまったく違った!でも面白かった!
あらすじは
「亘くん、きみは真実を語るべきだ」農薬コーラ毒殺魔、局部切断女、そして恐怖の三十人殺し! 昭和史に残る極悪犯罪者たちが地獄の淵からよみがえり、現代日本で殺戮の限りを尽くす。空前絶後の惨劇に立ち上がった伝説の名探偵は、推理の力でこの悪夢を止められるのか? 「疑え――そして真実を見抜け」二度読み必至の鮮やかな伏線回収、緻密なロジックによる美しき多重解決。本格ミステリの神髄、ここにあり。
というもの。いや本当に甦るとか驚きますよ。でもその突飛な発想+ロジカルな推理ものなのでこれは面白い。
この続編?の名探偵のいけにえの評判もすごくいい(2023本格ミステリベスト10、1位)ので続けて読んでみよう。
« 高周波(RF・マイクロ波・ミリ波・5G)ニュース(2023/7/19) IEEE Microwave Magazineは100Gbps以上の無線で各ICの比較、Microwave Journalは6Gの計測ソフト、Maxwellの1881年の論文が図書館に、Doosanのミリ波フロントエンド、Qualcommの5G AdvancedとAIなど。 | トップページ | すき家でトリプルニンニク牛丼(特盛)にさらにトッピングでニンニクの芽を加えてクアドラプルニンニク牛丼にした。どこをどう食べてもニンニク! »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- Interface2025年8月号Pythonで体験!はじめての暗号を買った。上杉暗号からRSA、AES、DHなど、特に楕円曲線暗号についてはコードも実際に動かすところまで詳しくかかれていた。耐量子暗号や聞いたことなかったY-00暗号や関数型暗号も記載。(2025.07.10)
- ローズマリーのあまき香り(島田荘司さん)を読んだ。20年前のニューヨークでバレエ上演中に伝説のバレリーナが幕合に密室で殺されるが、観客は最後まで踊りをみたという。20年後に御手洗潔が真相を解き明かす。ユダヤ、ナチス、ウクライナ、日本、など興味ある話題も豊富。(2025.07.02)
- 脳・心・人工知能〈増補版〉数理で脳を解き明かす (ブルーバックス) を買った。甘利俊一さんが京都賞を受賞されたので。1次~3次ニューロブームの歴史やネット炎上!も面白いが新しい8~10章も8年でこれだけ大きな変化があったと改めて驚く。理論が後追いなのは残念だとも。(2025.06.26)
- 「君のクイズ」を読んだ。面白かった!クイズ番組の決勝戦、問題が一文字も読まれていないのに回答、正解した本庄。対戦相手だった三島はその謎を追っていく。競技クイズの話、プレイヤーの思考、そもそもクイズとは?のように深まっていき驚きの結末に。(2025.06.11)
- 三体0 球状閃電を読んだ。 面白かった。球電に両親を殺された陳はその正体の解明にのめり込む。数理モデルを作ってシミュレーション繰り返すとか膨大な条件を振って実験繰り返すとか身につまされることをしても分からない球電の意外な正体に驚く…量子力学の観測問題が出て来たり。(2025.06.10)
« 高周波(RF・マイクロ波・ミリ波・5G)ニュース(2023/7/19) IEEE Microwave Magazineは100Gbps以上の無線で各ICの比較、Microwave Journalは6Gの計測ソフト、Maxwellの1881年の論文が図書館に、Doosanのミリ波フロントエンド、Qualcommの5G AdvancedとAIなど。 | トップページ | すき家でトリプルニンニク牛丼(特盛)にさらにトッピングでニンニクの芽を加えてクアドラプルニンニク牛丼にした。どこをどう食べてもニンニク! »
コメント