行列の積の百ます計算、というのを見てGamma Gymnastics(γ行列の体操?いや訓練)というのを思い出した。もっと一般にはIndex Gynmastics(アインシュタインの縮約記法で計算しまくる)というそう。Python+SymPyでも計算できる。
このポストを最近みた。
地 獄 の 行 列 百 ま す 計 算 pic.twitter.com/7qs5ZqXr5R
— うどん@youtubeみてね゙ (@udon_math) August 22, 2023
なるほど。でこれで思い出したのがgamma gymnasitics。確か高橋康さんの本に書いてあったような気が…
Dirac方程式のγ行列の計算がとてもめんどくさいが、ひたすらやらないといけないというような話。
例えばこの本には…
こう書いてある。
でトレースなんかも
https://en.wikipedia.org/wiki/Gamma_matrices
一杯計算しないといけない。
もっと一般には
Index Gymnastics
というらしい。Python+Sympyでも計算できる。
まずは行列を成分で書くような計算は
https://docs.sympy.org/latest/modules/physics/matrices.html
こんな感じで計算できるし、テンソルのままならさっきのトレースの例題は
https://docs.sympy.org/latest/modules/physics/hep/index.html
こういうのは昔、数式処理システムのREDUCEで計算したことがある。こんな感じです。
https://www.e.ics.nara-wu.ac.jp/~kako/publications/reduce3_7_manual.pdf
« 浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展 聖地 南山城@奈良国立博物館を観てきた。南山城地域にこんなにたくさんの仏像があったとは全く知らなかった!浄瑠璃寺九体阿弥陀像のうち2軀も観られます。9/3まで。なら仏像館にも入れる。 | トップページ | PythonのmatplotlibにXKCD(棒人間の理系コミック、ホワット・イフのランドール・マンローさん作)の手書き風グラフが描ける機能があった!せっかくなのでルンゲクッタ法のDormand Prince8次(DOP853)でローレンツ方程式を描く。 »
「学問・資格」カテゴリの記事
- 高周波・RFニュース 2024年12月6日 NGMNが無線パフォーマンス評価フレームワーク発行、5GAAがC-V2Xのロードマップ発行、Marvellの3nm 1.6Tbps PAM4インターコネクト、Nokiaの2.4Tbps光伝送、Silicon Labsの低消費電力モジュール、Xiaomi 14T Pro分解動画(2024.12.06)
- 高周波回路シミュレータQucsStudioがuSimmicsに名称変更し、バージョンも4.8.3から5.8にアップデートされた。Qucsと区別するためだそうだ。また、Pythonの高周波用ライブラリscikit-rfもv1.5.0にバージョンアップされていた(2024.12.04)
- 日経サイエンス2025年1月号の特集 和算再発見の佐藤賢一さんの記事「算聖 関孝和の実像」に出てきた矢高に対する円弧の2乗の近似式をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpの自作式として作った。ものすごい精度であることがよくわかる。(2024.12.03)
- MATLAB Onlineで高周波基板設計用のRF PCB Toolboxを使ってみる。Coupled line バンドパスフィルタやratraceカプラが設計できる。モーメント法(MoM)や有限要素法(FEM)でちゃんと計算してくれているようだ。(2024.12.06)
- MATLAB Onlineで高周波用のRF Toolboxを使ってみる。Touchstoneファイルの読み込み、dB表示グラフ、スミスチャートなど簡単にできるし、フィルタ合成やIEEE P370 De-embedding(ZC-2xThru)も使える(MATLABで書かれたものがオリジナル)。(2024.12.05)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 高周波・RFニュース 2024年12月6日 NGMNが無線パフォーマンス評価フレームワーク発行、5GAAがC-V2Xのロードマップ発行、Marvellの3nm 1.6Tbps PAM4インターコネクト、Nokiaの2.4Tbps光伝送、Silicon Labsの低消費電力モジュール、Xiaomi 14T Pro分解動画(2024.12.06)
- 高周波回路シミュレータQucsStudioがuSimmicsに名称変更し、バージョンも4.8.3から5.8にアップデートされた。Qucsと区別するためだそうだ。また、Pythonの高周波用ライブラリscikit-rfもv1.5.0にバージョンアップされていた(2024.12.04)
- 日経サイエンス2025年1月号の特集 和算再発見の佐藤賢一さんの記事「算聖 関孝和の実像」に出てきた矢高に対する円弧の2乗の近似式をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpの自作式として作った。ものすごい精度であることがよくわかる。(2024.12.03)
- MATLAB Onlineで高周波基板設計用のRF PCB Toolboxを使ってみる。Coupled line バンドパスフィルタやratraceカプラが設計できる。モーメント法(MoM)や有限要素法(FEM)でちゃんと計算してくれているようだ。(2024.12.06)
- MATLAB Onlineで高周波用のRF Toolboxを使ってみる。Touchstoneファイルの読み込み、dB表示グラフ、スミスチャートなど簡単にできるし、フィルタ合成やIEEE P370 De-embedding(ZC-2xThru)も使える(MATLABで書かれたものがオリジナル)。(2024.12.05)
« 浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展 聖地 南山城@奈良国立博物館を観てきた。南山城地域にこんなにたくさんの仏像があったとは全く知らなかった!浄瑠璃寺九体阿弥陀像のうち2軀も観られます。9/3まで。なら仏像館にも入れる。 | トップページ | PythonのmatplotlibにXKCD(棒人間の理系コミック、ホワット・イフのランドール・マンローさん作)の手書き風グラフが描ける機能があった!せっかくなのでルンゲクッタ法のDormand Prince8次(DOP853)でローレンツ方程式を描く。 »
コメント