Excelの時系列を予測する予測ツールがいつの間にか三重指数平滑化法(ETS、Holt Winters、季節性もトレンドも考慮したAAA)になっていた!せっかくなのでコロナウイルス陽性者数の予測をしてみた(根拠なしなのでご注意)。でも第9波と第10波は予測してるな。
Excelの予測ツールというと勝手に線形回帰のみ、と思っていたが!
実は今は(というか2016年からは…)指数平滑化法が使えるようになっていた。
Windows 版 Excel で予測を作成する
”
数式を使って予測を作成すると、履歴データ、予測データ、グラフを含む表が返されます。 予測では、既存の時間ベースのデータおよび指数平滑化 (ETS) アルゴリズムの AAA バージョンを使って、将来の値が予測されます。
”
だそうだ。指数平滑化についてはこちらを。
Exponential smoothing
AAAってことはAdditiveが3つある3重指数平滑化のようだ。季節性とトレンドを加味している。
Holt Wintersというらしい。
データは厚生労働省のサイトからコロナウイルス陽性者数データを使おう。2023年5月初旬でもうデータを取得しなくなってるけれどその先を予測する。ただし、モデルナの予測でもそうですが、生データそのままだとがたがたすぎてうまくいかないので7日間の移動平均データを使う。
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/open-data.html
結果はこちら。おお、なんとなく第9波と第10波を予測している!(根拠レスですので注意)。
Excelにはこんな感じのシートが新規作成される。パラメータのα、β、γもここで見られる。
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