修羅の家(我孫子武丸さん)を読んだ。解説にも書いてある現実に起こった事件を下敷きにしたお話ですが、もうおぞましい…目を背けたくなるような描写が続く。が我孫子さんらしくひっくり返る展開に、と思ったらまだその先が!いや読後はもうどよーんとする。
帯に「殺戮にいたる病」を凌ぐ衝撃作!とありますが、さすがにそこまでは(あれは本当に衝撃)。でもこれも十分衝撃的です。
あらすじは
「女の毒が体内に入り、蝕まれていく--
簡易宿泊所で暮らす晴男はレイプ現場を中年女性・優子に目撃され、彼女の家につれていかれる。
そこには同じ格好をした十名ほどが「家族」として暮らしていた。
おぞましい儀式を経て一員となった晴男は、居住者は優子に虐待されていることを知る。
一方、区役所で働く北島は、中学時代の初恋相手だった愛香と再会し「家族」での窮状をきく。
北島は愛香を救い出す可能性を探るが、“悪魔”が立ちはだかる。 」
というもの。もうこれだけでおぞましい描写が多いことはもうわかる。
読んでてつらく…と思ったら我孫子さんらしく一回どんでん返し!
おお、これは!
と思ったらもう一つ先があってそっちの方がどよーん…
いや救いはあるとはいえ、これは…少しの希望と超多数の絶望の感じ。
似たような事件あったな、何だっけ、と思ったら解説に書いてくれています。
これは元気な時に読んだ方がいいです。
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