アンデッドガール・マーダーファルス4(青崎有吾さん)を読んだ。今回は鴉夜・津軽・静句の過去篇で5編の短編集。特に鴉夜がなぜ不死になったかの経緯が…あの作品からか!でも清涼院流水さんの作品も思い出したり。実在の人物もでてきたり面白い。
テレビアニメ版のキャラクターのイメージが小説読んでイメージしていたのとかなりぴったりで、今作はそのイメージで読んだり。
3巻の続編かと思いきや、鴉夜たちの過去篇でした。どういういきさつで不死になったか、仲間と鬼殺しの活動をしていた津軽が半鬼になった経緯、静句の過去と一族が全滅し鴉夜が首だけになった経緯、そして1巻最初のお話のあとある有名人の依頼での最初の事件、そして法廷劇。
どれも面白いですが、特に鴉夜の過去!
ネタバレしないようにですが、ある2種族の話が出てきて驚く…これか!
どっちかというと清涼院流水さんのこれも思い出したり。
津軽の過去も壮絶で、静句の過去もなぜ鴉夜に仕えるのかがわかったり。
5巻の予告もあって、次は「秘薬」だそう。楽しみ。あと○○館の殺人シリーズもそろそろ…
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