離散リアプノフ方程式 AXAᴴ - X + Q = 0がクロネッカー積とvecで計算できることを思い出した!(Vec Trickというそう)。Pythonのscipy.linalg.solve_discrete_lyapunovとnumpy.kronの両方で計算してちゃんと合うことを確認。
離散リアプノフ方程式 AXAᴴ - X + Q = 0は、クロネッカー積とvecで
\[
vec(ABC)= vec(C^\top \otimes A) vec(B)
\]
と書けることから
\[
(I_{n^2} - \bar{A} \otimes A) vec(X) = vec(Q)
\]
を計算すればいいというのをmultiline TRLの理論を見ているときに思い出した。
これとか、
https://en.wikipedia.org/wiki/Lyapunov_equation
これを参照。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8D%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E7%A9%8D
Vec Trickというそうだ。
https://ieeexplore.ieee.org/abstract/document/7999226
確認してみよう。まずScipyを使った計算。
https://docs.scipy.org/doc/scipy/reference/generated/scipy.linalg.solve_discrete_lyapunov.html
例題の結果そのまま。
ではこれをクロネッカー積とvecで書き直す。
おお、ちゃんと(当たり前だが)同じ結果になった!
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