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2023年10月 3日 (火)

オムニバス(姫川玲子シリーズ、7編の短編集)を読んだ。コミカルな描写や姫川班の部下たちの目線で描かれているものが多くて楽しい。ただしミステリ要素も高くよかった。特に連作の赤い靴→青い腕がよかったな。

全7編の短編集で、どれも読み応えがあって、でもコミカルな描写も多くて面白かった。

20230924-160809

・それがいやなら無人島

 葛飾区青戸の 女子大生殺害事件。浮上した被疑者は、すでに別件で本所署に留置されていた。勝俣に呼び出された姫川玲子は、本所の案件には触るなと強要される―― 被害者が善人とも限らないし、加害者が悪人とも限らない、というセリフが印象的。

・六法全書

 部下の中松視点からのお話。住人の男が自殺した家の床下から、女性の腐乱死体が発見された! 二人の関係は? そして男の不可解な行動の意味とは?姫川さんがひらめいたきっかけが面白い。

・正しいストーカー殺人

 ストーカーされていた男を殺してしまった、という女性。だがストーカーとされる男は遠方に住んでおり、信憑性に疑問が残るが…

・赤い靴

 部下の日野視点からのお話。同棲していた男を殺してしまった若い女性。ただし最初に殺したと言っておきながらその後何もしゃべらない。姫川と日野が取り調べを担当するが…男は小説を書いていたことが判明。

・青い腕

 赤い靴と連作。小説のタイトルだった赤い靴、描写されていた青い腕が何を指すのか…で過去の凄惨な出来事が判明する。

・根腐れ

 人気絶頂のモデルが覚せい剤を持っていたと自首してきた。男どもはメロメロで頼りにならないために姫川が取り調べを…

・それって読唇術?

 検事の武見とのバーでのデート?の間のお話。武見の過去が語られる。

なんと次回作は別の作品と繋がっていくということでそれも楽しみ。

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