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前作、「成瀬は天下を取りにいく」がとても面白かったので続編を楽しみにしていた。
期待以上に面白かった!
ブックカバーも成瀬仕様でした。
中表紙はフレンドマートの制服の成瀬でした!
大学に合格し(私の後輩になった!学部もたぶん同じ理学部)、さらに滋賀愛が爆発している!
ファインマン物理学を読み、一瞬で素因数分解をし、線形代数の授業でケイリー・ハミルトンの定理を知って感銘を受けるという理系の人にもハマる描写が面白い。今回は5篇で、内容は
ゼゼカラのコアなファンの小学生が出てくる「ときめきっ子タイム」、受験に向かう娘を心配する「成瀬慶彦の憂鬱」(あかりはディープインパクト…)、フレンドマートでバイトする成瀬とクレイマーの主婦のお話「やめたいクレーマー」、そして成瀬がびわ湖大津観光大使になる「コンビーフはうまい」(なんのゴロなんだ…)、最後は成瀬が書置きを書いていなくなる「探さないでください」。この最後のはミステリ要素というか、あっと驚く真相。でもよく読むと最初からヒントが出ていたという…これまでの4篇で出てきたメンバーも次々(もちろん島崎みゆきも)出てきて成瀬を探すのがよかった。
さらに続編を読みたい。
法月さんの深いミステリの知識があればこその2編ですが、海外ミステリにものすごく疎い私は全く分からなかったり。
内容は
「綸太郎が挑むのは、ホームズ探偵譚の異色作に隠された作者コナン・ドイルをめぐるトラップ。ポアロ最後の事件に仕組まれた作者アガサ・クリスティーの企み。そして、父・法月警視が持ち込む不可解な謎。ロジックを駆使して名探偵が鮮やかに「真実」に迫る、本格ミステリの純粋かつ新たな魅力に満ちた作品集。 」ということですが、ポアロの話に出てくるある人がマツコ・デラックスにしか思えなかったり!
ただそのメタミステリの間に挟まれた2編の安楽椅子探偵ものは凝っていて面白かった。
2人が別々の場所で死んでいたが遺書が入れ替わっていた「あべこべの遺書」と
殺していないのに自首してきた男が、そのあとで殺したといった女性が実際に殺された「殺さぬ先の自首」
でした。でも法月警視がなんかうちの親父くらい年取っている感じが切ない…
原作は一応最後まで読んだくらいのうすーいファンですが、実写化はうまくいかないだろうと思っていた。しかし評判がとてもいいので観に行ってみると、これがめちゃ面白かった!
まあ登場人物に違和感がない。杉元(山﨑賢人さんかっこよすぎ)アシㇼパ(山田杏奈さんちゃんとㇼの発音してた!。倭人はアシリパと発音してたけど)がそのものにだんだん思えてくる。白石も笑える、さすが矢本さん。
舘ひろしさんはさすがのかっこよさだし、何より玉木宏さんの狂気の演技がすごかった。
そして広大な北海道の雪の中でのアクションが本当にすごい。リアルだった。水に落ちるのは北海道民でもドン引きだって聞いた。
食べ物はチプタプも含め、全部美味しそう。団子も美味しそうだったがあれをリアルでやるとドン引きだ…
序章で登場人物のお目見えのはずだがもうすでにクライマックスのようなテンション。そして泣けるシーンも…
笑えるシーンは劇場全部笑ってたのはすごい。そして1点、エンドクレジットの最後までたたない方がいいです。
続編はいつやるんだろう(というか何本やるのかな)。また観に行きたい。
Pythonの高周波用ライブラリにscikit-rfというのがあってとても便利に使っている。
自分で使う分にはいいのだが、人に使ってもらうときにexeファイル化しないとなかなかつらい。特に一切Python使えない人にいろんなライブラリをバージョン合わせてpipしてもらうとかは難しい…
ということでexeファイル化するものを探した。いろいろあるが情報が多いのはPyinstaller。
https://pyinstaller.org/en/stable/#
しかし他のライブラリはうまくいってそうなのにscikit-rfに関する部分だけFileNotFoundエラーになる。
これはどうしたら…と思ったらGitHubで答えられていた。
こちら。specファイルの書き換えが必要です。
やってみよう。
こんな簡単なコード(touchstoneファイル読み込んでSパラメータをプロット)で、
こういうexeファイルができて
実行するとちゃんと表示。うまくいった。
でもSpecファイルを書き換えた後、Pyinstaller main.spec --onefile
みたいなことを書くと
それはnot allowedだというエラーが…なんで?と思ったら、
pyi-makespec --onefile test1.pym
みたいにしてspecファイルを作った時点でもうonefileの部分は書き込まれているので不要でエラーになってました。
これでやっと動いた。しかしこんな簡単なものでも84MBか…
エンジニア向け日本酒「ソースコード」発売 ラベルには“ソースコード”で隠しメッセージ
という記事を見た。なんだこのラベル…JavaScriptであるということだけはわかるが…
ということでBingのAIチャットに聞いてみた。
javasciriptのこのコードの解説をしてください。
console.log(String.fromCodePoint([!![]+!![]+!![]+!![]+!![]+!![],!![]+!![]+!![]+!![]+!![]+!![]+!![],].join("")))
こんにちは、これはCopilotです。JavaScriptのコードについてお尋ねですね。😊
このコードは、次のような処理を行っています。
!![]
は、空の配列を論理否定演算子!
で二回否定することで、true
に変換します。true
は数値に変換すると1
になります。したがって、!![]+!![]+!![]+!![]+!![]+!![]
は1+1+1+1+1+1
と同じで、6
になります。!![]+!![]+!![]+!![]+!![]+!![]+!![]
は1+1+1+1+1+1+1
と同じで、7
になります。[!![]+!![]+!![]+!![]+!![]+!![],!![]+!![]+!![]+!![]+!![]+!![]+!![],]
は、[6,7]
という配列を作ります。.join("")
は、配列の要素を文字列に変換して、引数で指定した文字列(この場合は空文字列)で連結します。したがって、[6,7].join("")
は"67"
という文字列になります。String.fromCodePoint
は、引数で指定したコードポイントに対応する文字列を返します。コードポイントとは、文字を表す数値のことです。例えば、String.fromCodePoint(65)
は"A"
という文字列になります。String.fromCodePoint("67")
という引数を渡しています。この場合、"67"
は数値に変換されて67
になります。そして、コードポイント67
に対応する文字は"C"
です。console.log
は、引数で指定した値をコンソールに出力します。コンソールとは、ブラウザの開発者ツールにある画面のことです。console.log(String.fromCodePoint([!![]+!![]+!![]+!![]+!![]+!![],!![]+!![]+!![]+!![]+!![]+!![]+!![],].join("")))
は、"C"
という文字列をコンソールに出力します。このコードは、JavaScriptの特徴を利用して、わざと分かりづらく書かれたものです。実際には、console.log("C")
と書けば同じ結果になります。
ではこのコードを解説してください。
console.log(String.fromCodePoint([+!![],+!![],~~[],].join("")))
このコードも前のコードと同様に、JavaScriptの特徴を利用して、わざと分かりづらく書かれたものです。次のような処理を行っています。
+!![]
は、空の配列を論理否定演算子!
で二回否定することで、true
に変換し、さらに単項プラス演算子+
で数値に変換します。したがって、+!![]
は1
になります。~~[]
は、空の配列をビット単位の否定演算子~
で二回否定することで、0
に変換します。ビット単位の否定演算子は、数値を32ビットの符号付き整数に変換してから、ビットを反転します。空の配列は数値に変換すると0
になり、そのビットを反転しても0
になります。[+!![],+!![],~~[],]
は、[1,1,0]
という配列を作ります。.join("")
は、配列の要素を文字列に変換して、引数で指定した文字列(この場合は空文字列)で連結します。したがって、[1,1,0].join("")
は"110"
という文字列になります。String.fromCodePoint
は、引数で指定したコードポイントに対応する文字列を返します。このコードでは、String.fromCodePoint("110")
という引数を渡しています。この場合、"110"
は数値に変換されて110
になります。そして、コードポイント110
に対応する文字は"n"
です。console.log
は、引数で指定した値をコンソールに出力します。console.log(String.fromCodePoint([+!![],+!![],~~[],].join("")))
は、"n"
という文字列をコンソールに出力します。このコードは、console.log("n")
と書けば同じ結果になります。
なるほど…というかこれメッセージが現れるだけなのか?とりあえず最初の5文字だけは見えた。瓶がじゃまで…
Congr
追記:
Pythonでこの難読JavaScriptのコードを再現するコードを書いて(何をしていることやら)
ラベルと見比べた結果、
Congratulations!
を繰り返してるな…
…いや違う!
ネタバレは避けるがまだ先があった!
ソースコードという名前の日本酒。
— tomo (@tonagai) February 9, 2024
ラベルに難読JavaScriptが書いてあって、Congratulations!
だと推定したが違ってた!実はわざと間違っていて、それを公式ページのあるところのコンソール画面を解読するとどこかをクリックするように指示され…
最終的にお得に。https://t.co/If4UyledLJ https://t.co/BHiDiWPI3x pic.twitter.com/wuJTY6aNuy
ヒントはこれ。
ソースコードという名前の日本酒の隠しメッセージのヒントを同じ難読JavaScriptで書いてみた。 pic.twitter.com/udonqQDNk1
— tomo (@tonagai) February 13, 2024
ロボ太さん(渡辺先生)のこの話をみて、
今日のミーティング用に準備したけど話さなかったスライドを埋葬しておきます。
— ロボ太 (@kaityo256) January 18, 2024
リンゴゲームと貧富の差https://t.co/a3jIPQPD5V pic.twitter.com/C75Tju2YrE
奥村先生のこの解説も見たということで、
https://okumuralab.org/~okumura/python/wealth.html
PythonでGIFアニメにしてみた。時間がかかるのでN=100で。
クリックで始まります。確かに指数分布ぽくなる。
今回、ものすごくバラエティーに富んでいて面白かった。
内容は
・かぐや姫は、求婚してきた男に無理難題の品物を持ってこさせるがそれがうまいトリックになっていて面白かった。
・ループ物+おむすびころりん
・わらしべ長者、だが途中まで全く意味が分からなかった。最後に「ああ!そういうこと!」と納得
・猿蟹合戦は、、、もう悪役が悪いやつすぎる。
・ぶんぷく茶釜は猿蟹合戦と続き。この真相が一番驚いた。
これはお勧めです。
相変化材料(PCM)は最近ずっと注目している。
https://ieeexplore.ieee.org/xpl/mostRecentIssue.jsp?punumber=6668
GeTeを使ったスイッチやSAWとVO2の組み合わせなど面白い特集。
Microwave Journalはレーダとアンテナ特集。
https://www.microwavejournal.com/publications/1
RF on Fiberが軍用で使われるとは知らなかった。
iFixitがCES2024での最低の製品を選んでいた。ゼンハイザーのイヤホンは修理不可能とか…
https://www.ifixit.com/News/88815/the-worst-in-show-2024-losers-are-in
Wi-Fi Allianceが Wi-Fi 7を正式発表。
AkoustisのWi-Fi 7用のフィルタが採用になったそうだ。
その他、CESに合わせて各社がWi-Fi 7商品を出してる。
Samsungは6Gの覇権を狙う…
Samsung Move Hints at 6G Trend Getting Hotter
NXPの1チップミリ波レーダ:
共通テストの情報関係基礎の問題を見た。
https://www.asahi.com/edu/kyotsu-exam/shiken2024/mondai_day2_r8wv8d72jz/johokankei.html
宇宙人と宇宙船、島と妖精のゲームとかなかなか面白い問題作ってるな。
プログラムは魔方陣を作るもので、これならPythonで簡単にできるというのでやってみた。
例題にあったN=3の結果はこちら。
ちゃんと和は一定。
N=19でもやってみた。
検証用のプログラムも作った。ちゃんと魔方陣ができている。
前回に引き続き今回は主に量子力学編。シッフ、メシア、朝永さんの量子力学はそれぞれ特色があって面白い。が、一番読んだのはJ.J.サクライの現代の量子力学。
ノイマンの量子力学の数学的基礎は最近新装版が出ましたが、これは当時から古書店で買った年代物。
ランダウ・リフシッツの統計物理学も。
で、シッフの本で手書き?でシュレディンガー方程式の波束の散乱の話が出ていて、それをExcel VBAで計算してみたことも。
クリックでGIFアニメが始まります。
正月に実家に帰っていたので、自分の部屋にあった学生時代の本をパラパラ見ていた。
多分もう売ってなさそうだなーと思う本で相転移とか協同現象を扱った本を第一弾として。
この中では相転移と臨界現象が、繰り込み群以前の話を勉強するのに使っていたのと、当時ちょっとシナジェティクスのオレンジの本がずらっと書店に並んでいたことがあったが、今は一切見ないので懐かしくなって。この本に書いてある反応拡散方程式ものはよくシミュレーションの勉強につかっていたりする。
ギーラー・マインハルト方程式というのを知ったのもこの本。
https://koji.noshita.net/materials/compbio/compbio2018/11/11_dist.pdf
そして構造・安定性・ゆらぎは…あのロシアのプリゴジンのせいでこっちの印象が薄れてしまったのに憤慨していたという…
阿部寛さんはもう加賀恭一郎を演じているのでこれはないだろうが、途中から探偵役の武史が阿部寛さんがしゃべっているとしか読めなくなっていったという…ものすごく映像化はやりやすそうなのだが、誰が武史を演じるのだろうとか早くも思ったり。
あらすじは
「結婚を控えた神尾真世に「父が殺害された」と警察から連絡が入った。真世は仕事と結婚準備を抱えたまま、寂れた故郷へ降り立つ。そこは人が滅多に訪れない小さな観光地で、ようやく射した希望の光すら新型コロナウイルスの蔓延により奪われた町だった。殺害現場となった実家に赴くと、警察官ではない、謎の人物が入り込んでいて――。真っ当ではない手段も厭わない、破天荒な”黒い魔術師”が犯人と警察に挑む!」
ということですが、その謎の人物が真世の叔父で殺された父の弟、武史。アメリカでマジシャンとして活躍していたが、なぜか帰国し、その過去に触れられたくない模様。
その武史が口車、というかコールドリーディングを駆使し関係者にしゃべらせ、盗聴器をあちこちに仕掛け、刑事のスマホを素早くすり替えて情報を得たりする。帯に書いてあるように謎解きのためなら手段を選ばずという探偵は今の時代にあっていると思う。
殺された父は教師で、真世も教えられていた。その真世の同級生たちの中に犯人がいるのか?それとも…という謎と幻ラビ=幻脳ラビリンスという架空のアニメ化もされた大人気コミックがどうかかわるか、そしてドラえもんまで関わり、最後の外連味たっぷりの謎解きも面白い。続編もすぐでるということでそれも読む。
しかし幻ラビ、誰かコミカライズしないかな…
以前、
というのをやってみたが、2024年1月はどうなるか見てみた。
結果はこちら。
今月は20240107のみが素数です。
Pythonプログラムは
import numpy as np
import sympy
import matplotlib.pyplot as plt
p_all = []
d = range(20240101,20240132)
for i in d:
p = [i]
for key, value in sympy.factorint(i).items():
for j in range(value):
p.append(key)
p_all.append(p)
p_all
とSymPyを使えば非常に簡単にできるが、積み上げ棒グラフに数字を書いたりするのがめんどくさいのでそこはExcelでやっている。
毎年やっているマグロの初競り価格プロット。
今年は1億1424万円で4年ぶりに1億円を超えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5e359c4191297ed9f9a6dffa846d16bf2f0f0e8
まずリニアスケール。
ログスケール。
割ときれいな振動をしているのでExcelの予測ツールで2036年まで予測してみた。7年周期でピークがある。
まあさすがにここまでは上がらないだろうが…
見せ算、このWebがものすごく早くできてきて人気。
https://gamein.enigmahouse.jp/g/sprint-answer/misezan
今日たまたままたScratchでいろいろ遊ぶのをやりだしたので、二番煎じではあるがリハビリも兼ねて似たようなものを作ってみた。
これです。
https://scratch.mit.edu/projects/945968855/
吹き出しが重なるので猫の位置関係が漫才っぽくなくなった…なんか方法あるのかな。
Web版と違って入力後にエンター押す必要があるのでタイムは遅くなるかも。
過去のもの:
辰年ということでドラゴンカーブを描いてみようと思ったが、PythonとかJavaScriptだとありきたり…
ここは久しぶりにScratchでやってみよう。
元ネタは奥村先生のこれ。
https://okumuralab.org/~okumura/python/dragoncurve.html
再帰をどう処理しようかなと思っていたら、
なんと普通に再帰使えるということを知った。知らなかった…
https://en.scratch-wiki.info/wiki/Recursion
だったらPythonプログラムほとんどそのまま移植できるじゃないかということでやってみた。
こちら。
https://scratch.mit.edu/projects/945902396/
画面はこんな感じで、
GIFアニメにもしてみた(クリックで始まります)。
長い間触ってない間にいろいろ知らないことが増えてるので、ちょっとまた何かやってみたい(続く)
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