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2024年1月 8日 (月)

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 (東野圭吾さん)を読んだ。武史は阿部寛さんがしゃべっているようにしか思えなく(風貌違いますが)。コールド・リーディング、盗聴、スマホすり替えの何でもありの元マジシャンがコロナ禍に苦しむ町で自身の兄の死の謎を解く。

阿部寛さんはもう加賀恭一郎を演じているのでこれはないだろうが、途中から探偵役の武史が阿部寛さんがしゃべっているとしか読めなくなっていったという…ものすごく映像化はやりやすそうなのだが、誰が武史を演じるのだろうとか早くも思ったり。

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あらすじは

「結婚を控えた神尾真世に「父が殺害された」と警察から連絡が入った。真世は仕事と結婚準備を抱えたまま、寂れた故郷へ降り立つ。そこは人が滅多に訪れない小さな観光地で、ようやく射した希望の光すら新型コロナウイルスの蔓延により奪われた町だった。殺害現場となった実家に赴くと、警察官ではない、謎の人物が入り込んでいて――。真っ当ではない手段も厭わない、破天荒な”黒い魔術師”が犯人と警察に挑む!」

ということですが、その謎の人物が真世の叔父で殺された父の弟、武史。アメリカでマジシャンとして活躍していたが、なぜか帰国し、その過去に触れられたくない模様。

その武史が口車、というかコールドリーディングを駆使し関係者にしゃべらせ、盗聴器をあちこちに仕掛け、刑事のスマホを素早くすり替えて情報を得たりする。帯に書いてあるように謎解きのためなら手段を選ばずという探偵は今の時代にあっていると思う。

殺された父は教師で、真世も教えられていた。その真世の同級生たちの中に犯人がいるのか?それとも…という謎と幻ラビ=幻脳ラビリンスという架空のアニメ化もされた大人気コミックがどうかかわるか、そしてドラえもんまで関わり、最後の外連味たっぷりの謎解きも面白い。続編もすぐでるということでそれも読む。

しかし幻ラビ、誰かコミカライズしないかな…

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