「アンブレイカブル」(柳広司さん)を読んだ。ジョーカーゲームシリーズ?と思ったら全く違って、戦時下、治安維持法が吹き荒れる中、特高や憲兵に屈せず書き続けた実在の人物(小林多喜二、和田喜太郎、鶴彬、三木清)『敗れざるもの』だった。東条英機の算術には愕然…
ジョーカーゲームシリーズかな?と思って読みだしたら最初からあれ?一杯食わされてる?となって全然違うことがわかった。
あの派手さはないが、逆に実際の人物、事件を基にしたお話で、文学者たちの強さに感銘を受けるもの。
内容は
「
1925年に成立した治安維持法。歴史の闇の中であっても輝きを放つ、「敗れざる者たち」の矜恃とは――?
『蟹工船』の取材と執筆に熱中するプロレタリア文学の旗手・小林多喜二。
反社会的、非国民的思想犯として特高に監視される反戦川柳作家・鶴彬(つる・あきら)。
同業他社の知人たちに不可思議な失踪が続き、怯える編集者・和田喜太郎。
不遇にありながら、天才的な論考を発表し続ける、稀代の哲学者・三木清。
己の信念を貫く男たちを、クロサキと名乗る内務省の男が追い詰めてゆく。
彼らはなぜ罪なく裁かれたのか?
」
というもの。特にクロサキと三木の関係を描く「赤と黒」が良かった。これは帯にもあるように柳さんの渾身作でした。
東条英機の算術はこれです。アンサイクロペディアだけど本当にあったらしい。2+2=80???? さや香の見せ算より訳が分からない。
https://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E6%9D%B1%E6%A2%9D%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AE%E7%AE%97%E8%A1%93
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