« 2024年3月 | トップページ | 2024年5月 »
3GPPで6Gのロゴが決まった。
あれ?波の部分がだいぶ直線的に。
5Gのロゴと、
LTE(4G)のロゴと
比べても、どんどん円から直線になって行っている。
あ、これはあれか。遠方界と近傍界の話か。球面波から平面波に変わる距離が短くなるのは周波数が高く波長が短いとき。
https://www.ieice-hbkb.org/files/04/04gun_02hen_02.pdf
実際、5Gでミリ波帯が加わって、6Gではサブテラヘルツ波まで使うことが想定されている。
てことはもう7Gでは数THzとか使われて直線のロゴになるんじゃないか。
こんな感じに。
今月のMicrowave MagazineはIMS2024特集。
https://ieeexplore.ieee.org/xpl/mostRecentIssue.jsp?punumber=6668
だがなぜか低損失基板で有名なRogersの名物おじさん、John CoonrodさんがGrounded Coplanarをミリ波帯でP板で作るときの注意の記事を書いている。
この銅箔の粗さは最近よく問題になっている。
Microwave Journalはアンプと発振器特集。
https://www.microwavejournal.com/publications/1
OCXO、振動に弱いのか(レベルが普通と違うけれど)…そりゃそうだな。
ジョージア工科大学からのスタートアップ、Falcomm。パワーアンプでQualcomm,Broadcom, Skyworks打倒を目指すとか。えらいこといってるな。
久々に日本の話題:
mmTronのミリ波ミキサ。
6Gって本当にいる?
Is There a Real Need for Developing 6G? Experts Say Yes
Akoustisのウェビナー:
葬送のフリーレン、BGMがEvan Callさんでとてもいいので、Pre-release版をまず買って、
フル版が出たので早速iTunesで買った。
どの曲も情景がよみがえるもので、ほんわかした曲から戦闘の切羽詰まるもの、魔族の恐ろしさを表すものなどバラエティーに富んでる。
中でも一番好きなのはフリーレンが本気出すシーン(タイトル回収回で過去の月をバックにして浮いているシーン、フランメ先生との過去からアウラ、自害しろのシーン、ゼーリエ様の天地がひっくり返っても破れないはずの結界を破るシーン、フリーレン複製体との戦闘)でかかる、葬送のフリーレンの英語タイトルでもあるFrieren the Slayer。
そしてフェルンがゾルトラークを撃ちまくるシーンのこれ。
その他もどれもいい曲で、これで散歩中のBGMはしばらくこれになりそう。
5月号は新型シミュレータ!初めての電子回路、ということでQucsStudioが大きく取り上げられていた。
私も以前お勧めした。
しかし分布定数回路がFDTD法で計算できることまでは書いてない(そりゃそうか)
高周波回路シミュレータQucsStudioを使ってみる(その4) 電磁界シミュレーション(FDTD)機能を使ってKeysight ADSのMomentumの例題のフィルタ(スタブLPF)を計算。
QSPICEも以前紹介。
さらにLTSpiceが17から24になって大きく変わったことも記載。
エンジニア手帳の方もエンジニア版理科年表みたいでいろんな話題があって面白かった。
阿津川 辰海さんの作品を読むのもこれで3作目。
紅蓮館の殺人を読んだ。てんこ盛りの内容で、かつ「名探偵の証明」「名探偵に薔薇を」のような探偵であること、について悩む探偵が出てくる作品は好きです
蒼海館の殺人を読んだ。前作の火に続いて今度は水。探偵の実家の屋敷で探偵の家族が事件に、というのはすごく珍しいのでは。今回もいろんな仕掛けがたっぷりで面白かった
あらすじは
「殺人を企む一人の男が、土砂崩れを前に途方にくれた。
復讐相手の住む荒土館が地震で孤立して、犯行が不可能となったからだ。
そのとき土砂の向こうから女の声がした。
声は、交換殺人を申し入れてきた――。
同じころ、大学生になった僕は、
旅行先で「名探偵」の葛城と引き離され、
荒土館に滞在することになる。
孤高の芸術一家を襲う連続殺人。
葛城はいない。僕は惨劇を生き残れるか」
というもの。今回も探偵が悩み、その上、殺人が起こっているところとは分断され、そして大がかりなトリックとけれんみたっぷりで面白かった。
最近また話題の超有名作(この状況なら似ざるを得ないか?)を思い出した。
地震を扱ったことについて後書きで能登半島地震があったことで出版を悩まれたことも書かれています。
ChromeなどでのJavaScriptは高速なので、当然VBAよりOffceScripts(TypeScript)のほうがずっと速いんじゃないかと思ってやってみた。
例題はループを何回も回すものとして2次元拡散方程式の差分法での計算にしてみた。
NxNのメッシュで、Nを増やしてみてどのくらいの計算量か見る。
VBA
Offceスクリプト
計算結果はほぼ同じ。では計算時間は?
あれ?意外。1.5倍くらいOffceスクリプトのほうが遅い。
でもNode.jsのTypeScriptはどっちもぶっちぎって爆速。なんでこんなに違うんだろう。
Officeスクリプトのコードはこんな感じ。
(過去のもの)
Excel VBAからOfficeスクリプト(TypeScript)へ乗換るための数値計算(2) 4段4次のルンゲクッタ法でローレンツ方程式を計算してみる。
先日、2次元配列と1次元配列がExcelのセルから読み出せるようになったので、早速行列計算をしてみる。最近のXで線形代数がトレンドに入ることが多いし。
まずはLU分解がいいだろう。奥村先生のC言語による最新アルゴリズム事典(今は改訂新版 C言語による標準アルゴリズム事典)の
https://github.com/okumuralab/algo-c
LU分解をそのままTypeScriptに移植させてもらいました。変数の宣言が違うだけなのですぐに移植完了。
画面はこんな感じで。
実行している動画(クリックで現れます)。
ソースコード:
結構いい感じで動くな。さらに次行ってみよう。FFTか、VBAとの速度比較か…
(過去のもの)
Excel VBAからOfficeスクリプト(TypeScript)へ乗換るための数値計算(2) 4段4次のルンゲクッタ法でローレンツ方程式を計算してみる。
※2024/5/8追記 これ結構間違ってました。もう少し正確なのはこちら。
https://sci.tea-nifty.com/blog/2024/05/post-5a3f85.html
このポスト見た。
Found the FCC report for Humane AI Pin including teardown photos!
— Max Weinbach (@MaxWinebach) April 8, 2024
It runs the Snapdragon 720G pic.twitter.com/R2V2H0Tk2l
FCCで公開されてるのか!早速見てみた。
https://fcc.report/FCC-ID/2BAFM-HU123/
なんとなく一般的なスマートフォンの上部基板だけ取り出してきたような形態をしている。まあそれはそうか…
マーキングがあまり見えないがある程度分かるものを。
Skyworksの上のFEMの印字見えないな…でもRx系のFEMだろう。EPCOSマークがあるSAWは今はQualcomm(RF360)。
LTCCフィルタ系はまあだいたいわかるが略。
こっちはほとんど印字見えない…まあSnapdragon 720Gと共に使われるモデムとWiFiだろう。
左下はGPSかもしれない。
さて今回は、行列計算をしようとしてハマったところを。
・セルの範囲をRangeオブジェクトから getValues()で値をとると2次元配列になる。
ただ、型が(number | string | boolean)なので、数値の2次元配列変数に入れようとすると×。
as number[][]で型アサーションが必要。
https://typescriptbook.jp/reference/values-types-variables/type-assertion-as
・セルの範囲は1列(縦ベクトルのような)でも2次元配列になる。なので1次元配列に変換が必要。
どうもJavaScriptにはあるflatがTypeScriptはないようで、代わりに三点リーダーを使うスプレッド構文と
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Operators/Spread_syntax
連結するconcatを使うと簡単。
https://qiita.com/manzoku_bukuro/items/c28c6f484315a0ff6ce2
・逆に1次元配列を2次元配列にするにはmapを使うと簡単。
例題はこんな感じ。
コードもつけておきます。
次はやっと本題の行列計算(LU分解かな)。
(過去のもの)
Excel VBAからOfficeスクリプト(TypeScript)へ乗換るための数値計算(2) 4段4次のルンゲクッタ法でローレンツ方程式を計算してみる。
このブログではかつて、Excel VBAでいろいろな数値計算をするのが看板だった。例えばこんなの。
Excelマクロ(VBA)で数値計算-複素TDGL方程式、蔵本シバシンスキー方程式、ピタゴラスの三体問題、シュレーディンガー方程式、FPU問題などなど
Dormand-Prince(ルンゲ・クッタ8次)の有名なルーチンDOP853をExcel VBAに移植
ただ、VBAからOfficeスクリプトにマイクロソフトは置き換えようとしているように見える。(Python in Excelは別用途)
で先日こんなのをやってみた。
VBAよりはるかに簡単に数値計算プログラム書けそう、ということで前回を(1)として今回の(2)ではもう何回やったかわからない4段4次のルンゲクッタ法でローレンツ方程式を計算してみよう。
プログラムはこんな感じで簡単。
このシリーズもちょっとやっていこう(続く)。
いつの間にかTypeScriptベースのOffice Scriptsが自動化で使えるようになっていた。
これは…Python in Excelは使える人が限られそうだが、こっちはVBAを置き換えていく気がする。
このために、先日
というのを書いたのだった。
こんな感じでエディットできる。
コードはこちら:
テキストでも示す。コマンドは違うがほとんどVBAと同じ感じでセルの操作はできる。ちょっといろいろ試してみようか。
Python in Excel試したシリーズ:
Python in Excel(PY関数を使うとExcelのセル内にPythonがかける)を使う(その9) statsmodelsのSARIMAX(SARIMA。季節性を考慮したARIMA)を使った時系列予測を行う。予測する時間がExcelのセルで簡単にマウスドラッグで作れるのでとても簡単。Excel予測ツールとも比較。
Python in Excel(PY関数を使うとExcelのセル内にPythonがかける)を使う(その10) scikit-learnを使ってサポートベクターマシン(SVC)で手書き文字(数字)の認識を行う。高校の情報IIで習うことに衝撃を受けて…Excelの機能でセルに値に応じて色付けすることで数字を表現。
だいぶ昔にこれを書いたが、いまだによくアクセスがある。ただ全くJavaScriptの知識がないまま書いたのでいまいち。
一方JavaScript/TypeScriptには数値計算ライブラリ math.jsというのがあってしばらく遊んでいた。最後につけているリンク参照。
これはこれで便利だが、複素数だけ使いたいというときには大げさ。
なので、今度はTypeScriptで複素数クラスを作ってみた。今回もほぼTypeScriptの知識はないのだが…
こんな感じのcomplex.tsを作って、
これをこんな感じで使う。
結構お手軽に計算できた。さてこれで何をやろうとしているかというと(続く)。
<math.jsの事例>
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(1) まずは行列演算。LU分解で一次方程式を解き、逆行列と行列式を求める。このココログで直接計算できる機能も付けた。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(2) 次は複素数演算。四則演算や平方根、べき乗、expなどが簡単にできる。このココログで直接計算できる簡易電卓を作ってみた。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(3) Plotlyを併用して関数をグラフ表示する。ココログでもグラフ表示できるようになった。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(4) 高速フーリエ変換(FFT)を計算してココログにplotlyでグラフ表示できるようにする。。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(5) 複素行列の固有値・固有ベクトルを求める。ココログで計算できるようにした。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(6) 特異値分解(SVD)、主成分分析(PCA)を計算してみる。このココログでも計算できるようにした。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(7) マンデルブロ集合を描く。このココログでも計算して図示できるようにしてみた。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(8) 4段4次のルンゲクッタ法でローレンツ方程式を計算。このココログでもPlotlyで3次元でぐりぐり動かせるようにしてみた。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(9) 仏陀のお姿のフラクタル Buddhabrot(ブッダブロ)を描く。このココログでも計算できるようにしてみた。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(10) リーマンゼータ関数(Riemann Zeta function)を計算、3次元化してPlotlyでぐりぐり動かす
今回のコードのVisual Studio Codeの画像:
今日も問題と課題は違う、というのを言っている人がいたのを見た。
Microsoft Copilotに聞いてみたら、
そうそう、こんな感じで説明される。
でも辞書的には
問題は課題、課題は問題、と言っている…
これさも当たり前のように言われるけどどっかのコンサルがマナー講師みたいに始めたんだと思うが、誰が言い始めたんだろうか。
英語ではたぶん、問題はissueで課題はtaskとかchallengeのような気がする。
https://www.worldtalk.jp/blog/task-eng/
多分コンサルがお前たちは分かっていない、というような話をするために似たような言葉を持ってきたんじゃないかな。
戦略と戦術も同じ匂いがする…これもCopilotに聞いてみた。
これも英語ではStrategyとTacticsで明確に違うのを似たような名前を持ってきてこけおどしをしている感が半端ない。
最近のコメント