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ちょっと前にはv0.32.0だったのがいつの間にかv1.0.0になっていた。
https://github.com/scikit-rf/scikit-rf/releases
なんと14年でとうとうv1になったのか。
しかも
”Advanced Smith Chart examples with markers
”
の例が公開されていて
https://scikit-rf.readthedocs.io/en/latest/tutorials/Plotting.html#Advanced-Smith-Chart-with-markers
なるほどこうやればいいのか。scikit-rfの大きな不満がこれが描けなかったことなので、さらに便利になりそう。
実は昔はみのおキューズモールにはたまに109シネマズに行くために行っていた。結構不便だったが箕面萱野駅ができたということで言ってみたら…なんと直結じゃないか。
STATION棟もできていて、
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000228.000006953.html
釜たけうどんやSoup Stock Tokyoも出店していた。すごいな。
上下で結構長いお話ですが面白くて一気に読んだ。このシリーズ、登場人物一覧が1枚にまとめられて挟まれているのもいいな。中国語名はなかなか覚えられないので…
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あらすじは
「人類に絶望した天体物理学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)が宇宙に向けて発信したメッセージは、三つの太陽を持つ異星文明・三体世界に届いた。新天地を求める三体文明は、千隻を超える侵略艦隊を組織し、地球へと送り出す。太陽系到達は四百数十年後。人類よりはるかに進んだ技術力を持つ三体艦隊との対決という未曾有の危機に直面した人類は、国連惑星防衛理事会(PDC)を設立し、防衛計画の柱となる宇宙軍を創設する。だが、人類のあらゆる活動は三体文明から送り込まれた極微スーパーコンピュータ・智子(ソフォン)に監視されていた! このままでは三体艦隊との“終末決戦”に敗北することは必定。絶望的な状況を打開するため、前代未聞の「面壁計画(ウォールフェイサー・プロジェクト)」が発動。人類の命運は、四人の面壁者に託される。そして、葉文潔から“宇宙社会学の公理”を託された羅輯(ルオ・ジー)の決断とは?
三体世界の巨大艦隊は、刻一刻と太陽系に迫りつつあった。地球文明をはるかに超える技術力を持つ侵略者に対抗する最後の希望は、四人の面壁者(ウォールフェイサー)。人類を救うための秘策は、智子(ソフォン)にも覗き見ることができない、彼らの頭の中だけにある。面壁者の中でただひとり無名の男、羅輯(ルオ・ジー)が考え出した起死回生の“呪文”とは? 二百年後、人工冬眠から蘇生した羅輯は、かつて自分の警護を担当していた史強(シー・チアン)と再会し、激変した未来社会に驚嘆する。二千隻余から成る太陽系艦隊に、いよいよ出撃の時が近づいていた。一方、かつて宇宙軍創設に関わった章北海(ジャン・ベイハイ)も、同じく人工冬眠から目醒め、ある決意を胸に、最新鋭の宇宙戦艦に乗り組むが……。
」
というもの。これだけでも面白い。この四人の面壁者のそれぞれの作戦がまた想像を絶するもので、一つは日本人にはきついもの…
羅輯のものが一番訳が分からない呪文で、これはどういう…
と思ったらなんか人類の技術が想像以上に上がっていて…
とか思ったらもう絶望中の絶望に。
最期はあっと驚く展開に。やっぱりこれ面白いですね。IIIはさらに面白いという話なので来月待ちます。
以前、こういうのをやってみた。
サントリー特茶の電車広告、関数を描くとどうなるかをPythonで描いてみる。
最近その新作が出ているのを知った。こちら。
特茶から問題です。 pic.twitter.com/VV305N35Rw
— 伊右衛門 特茶 ←特茶クエスト開催中 (@suntory_tokucha) May 13, 2024
以前と違ってめちゃくちゃ関数の数が増えている…これは手作業では無理か…と思ったが頑張ってやってみた。
Windows11のSnipping ToolはOCR機能があるので、細かい数値はそれで拾って、お絵描きはdesmosを使ってみた。
結果はこちら。前回はホワイトボードの中の字だけだったので格段に複雑になっていた。185式ありました。
desmosリンクはこちら。
https://www.desmos.com/calculator/wp93p71so0
※2024年6月のはこちら
また電車広告で新しい特茶の数学の問題が出ていた(2024年6月)ので、desmosで描いてみた。ピアノと音程…運命?しかしdesmosすごいな。何でも描ける。
今一番注目している作家の青崎有吾さんが、
第24回本格ミステリ大賞〈小説部門〉
第77回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉
第37回山本周五郎賞
2023年SRの会ミステリーベスト10 【国内部門】第1位
と4冠を獲ったということで遅ればせながら読んでみた。めちゃくちゃ面白かった。
あらすじは
「射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。 」
というもの。
表題作は、論理的に考えて自分も椚先輩の作戦をとるかな、と思っていたら…真兎のそれを上回る論理と心理戦で決着がつくときは、うわっ!と叫びそうになった。
坊主衰弱は実際にそれをやっているところを想像するとかなりシュール。
自由律ジャンケンは、あっと驚く驚愕の結末。読み返したら確かにそう描いてあった。
だるまさんがかぞえた、も驚愕だな…よくこんなことを考えるもの。
そして最終は、フォールーム・ポーカー。真兎の中学の同級生で真兎以上かもしれない美空との勝負。
まさにトリックの応戦で、ミステリの賞をとるのも納得。これが一番手に汗握った。
この本の最大の功労者は塗辺君かもしれないなと思ったり。
ものすごくお勧めです。誰も人が死なないし。○○館の殺人の探偵役、裏染天馬と並ぶ主人公が誕生したと思う。
このニュース見た。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240516/k10014451051000.html
どうやらRay-Ban Meta Smart Glassesだな…
FCCでも最新版はまだ内部写真出てないが、旧タイプは出ている。
スマホのカメラとまるっきり同じ構成ですね。中どうなってる?と思ったら
TechInsightsが解析していた。
https://www.techinsights.com/ja/node/37199
6枚レンズ使っているのか。このサイズですごいな。
これは5MPだが、最新モデルは12MPだそうだ。
https://www.ray-ban.com/usa/discover-ray-ban-meta-smart-glasses/clp
さらに不正が容易になりそう…試験官は大変だ…
今月のMicrowave Magazine。学生コンペティションの結果も興味深いが、ミリ波通信について基礎から考える記事が面白かった。
Microwave Journalでローデ&シュワルツが全車両のOTAの話が出ていた。
車がポールに乗ってる…恐ろしいシステム使うんだな。
https://www.microwavejournal.com/publications/1/editions/333
BAW(XBAW)のAkoustis、24Q3は粗利益はちょっと黒字にはなってるよう(純損失は減っているとはいえまだ大きい)。
TDKのプレスリリース:面白い形のコイルですね。
I-PEXがたくさんの開発品をプレスリリース。全部車載なのか。
QorvoがDOCSIS向けに可変イコライザICを発表。
Qualcommの6G解説。
6G foundry: Make the migration from 5G to 6G a rewarding experience
TechInsightsのウェビナー:
IMAXで見るとポスターもらえる。
ゴジラxコング 新たなる帝国を見たときも猿軍団の動きがすごいな、と思ったが猿の惑星では表情がものすごくいい。
完全に生きていて感情を持っているとしか思えない表情。泣いたり笑ったり怒ったり。
しかも一匹一匹の顔も違って判別できる。これはすごい。
内容は、イーグル族(猿がイーグルを操り、魚を取ったりする)の3人の若者が、そのイーグルの卵を入手するために崖をよじ登ったりするところから始まる。最初、卵は食べるため?と思ったら違った。そこにエコー(この部族での人間の呼び方)が姿を見せる。この時代の人間は退化しており言葉も話せないと認識されている。
そこにキングダムの兵士たちが現れ、村を壊滅させ村民(猿)を連れ去ってしまう…父親を殺されたノアは後を追う…そこで出会うオランウータンのラカから過去のシーザーの話を聞き、人間とサルは昔共存していたと聞く。しかし村を襲ったものたちもシーザーのためにと言っていた…
ついてきた人間の女性をノヴァと名付け、一緒に後を追うノアとラカ。
というもの。もうネタバレしないようにこれくらい。
面白かったのは
・Shit!は猿は言わないが人間は言う。
・Oopsは猿も言う。
・ビリビリ棒のテクノロジーはどうなってるの?なぜ○○は直せる?
・ヴォネガットっていった?
・ノアとイーグルのあのシーン、涙ぐんだ。
・サイトで見つけたものにSATCOMって書かれていてにやっとした。ああラストはこうなるなと。
・現代の方のシーザー、悪者感が半端なくてよかった。
続編はたぶんでるんじゃないだろうか。楽しみ。
引っ越しの準備を進めている中の学び。
①もうプリンタインクのリサイクルボックスは家電量販店になく郵便局などに
昔は家電量販店にあったので捨てようと思って持っていくと、ない!
調べると…
https://www.inksatogaeri.jp/~map/contents/?p=44
もう京都では郵便局や市役所にしかなくなってるのか!郵便局で捨ててきました。
②ブックオフの宅配買取は一度に19箱まで
この前も書いたけど大量に本がある。専門書は持っていこうと思うが、文庫やDVD、コミックはこの機会に売ろう(2000点くらい?)ということで宅配買取をお願いしたが一度に19箱までという制限があった。一日に19箱ということでした。
https://support-online.bookoff.co.jp/answer/61f23d71e7127500190cf0de/
なので宅配便の方には何度も家に来てもらって申し訳ない…その方も、個数で値段変わらないのになんでそんな制限を???と不思議がっていた。
③段ボール回収の縛り方はキの字結び。
十字結びをずっとやってたのですが、なんか大きさが違う段ボールがいっぱいあっていまいち緩む。
キの字結びにするとよさげ。初めてやってみたがなんとかできた。
以前、FCCでHumane AIピンの内部写真が出ていたので乗っている部品を推定してみた。
https://sci.tea-nifty.com/blog/2024/04/post-a68b73.html
今回、iFixitがこの分解記事を出した。
あれ?前回の分析結構間違っているな、ということでもう一回やってみた。
まずはRabbit R1から。
全部MediaTekのチップセットだ!しかもRFモジュールは中国のOnMicro社のもの。で値段は199ドル。安い!
https://wired.jp/article/rabbit-r1/
一方、Humane AI Pinは?
全部Qualcommのチップセット。そしてRFモジュールはSkyworks。前回はWiFiモジュールとSky5を間違えていた…
こりゃ高そうということで見ると699ドルか…
https://wired.jp/article/humane-ai-pin-700-dollar-smartphone-alternative-wearable/
まあ目指しているものが違うので仕方ないが、ちょっとAI Pin今の機能だと高過ぎかな…
ちょっとRabbit R1欲しくなった。ただ日本語対応はまだっぽい。
ChatGPTや最近の生成AIはすごいとは思うが、最新のスマホに使われる高周波部品のエンジニアの役に立つのかというとまあまあ疑問で、ちょっとしたサポートくらいならできるけど…という感じだった。その中でもいろいろ試してみていてSPICEのネットリストを作ってもらったり、論文の要約、特許の要約、データ分析のためのコードを作ってもらったりした。しかし正直、自分でやった方が圧倒的に速い…
なんかヒントないかな?ということで買ってみた。
うーん、だいたい自分でもやってみたことが多いな、感。RAG活用してもっと分野に特化してやるしかないのかな…
それより付録はやりなおしのためのコンピュータ技術 高校[情報I]深堀解説+問題で人工知能の基礎。
ニューラルネットワークの基礎までやってる。もう高校でもディープラーニングが当たり前になるのかな…
アマゾンリンク:
今回はDolby cinemaで観てきた。
予告でもあったこのシーンのゴジラの走り方軽すぎないか?というのは一応説明があったり。
まあお話としてはそんな都合のいいことが…の連続なのだが、とにかく怪獣バトルが多い!
あまり内容に触れずにツボを。
・歯を笑うものは歯に泣く
・コングたちが食べる食べ物(生きもの)が非常にまずそう…
・ジア大きくなってる!
・猿軍団が人間ぽすぎてもう猿の惑星化と…
・と思ったらマッドマックスになった。
・ゴジラマイナスワンを見たのが最近なので今回のゴジラの悪さぷりはちょっと少なめに見えた。
でも熱線シーンはなかなかかっこいい(連発タイプ)
・そんなところをねぐらに…
・文化遺産が…
・ラスボスがいまいち迫力に欠ける…メカゴジラとかすごかったからなあ。でもその分味方側が豪華。
まずまず面白かったです。
久々に重厚な東野さんのミステリを読んだ。これは読みごたえがあり、面白かった。
あらすじは
「二〇一七年、東京竹芝で善良な弁護士、白石健介の遺体が発見された。
捜査線上に浮かんだ倉木達郎は、一九八四年に愛知で起きた金融業者殺害事件と繋がりがある人物だった。
そんな中、突然倉木が二つの事件の犯人と自供。事件は解決したと思えたが。
「あなたのお父さんは嘘をついています」。
被害者の娘と加害者の息子は、互いの父の言動に違和感を抱く。
父の死に疑問を持つ美令と父の自供に納得できない和真。
事件の蚊帳の外の二人は‶父の真実″を調べるため、捜査一課の五代の知恵を借り禁断の逢瀬を重ねる。
過去と現在、東京と愛知、健介と達郎を繋ぐものは何か。
やがて美令と和真は、ふたり愛知へ向かうが、待ち受けていた真実は――。
光と影、昼と夜。果たして彼等は手を繋いで、同じ空を飛べるのか。」
というもの。真相は意外なものだがしかしまだその先にあるものに驚く…現代的というかなんというか。
ただ最後に救いがあるので読後はさわやかな感もある。お勧めです。
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