地雷グリコ(青崎有吾さん)を読んだ。超面白い!4冠も納得!誰でも知っているゲームに新たなルールを加えることで手に汗握る論理&心理戦に。最後の勝負は読んでいる方も緊張するくらい。人は誰も死なないが確かにミステリだ。射守矢真兎、裏染天馬と並ぶ主人公になりそう。
今一番注目している作家の青崎有吾さんが、
第24回本格ミステリ大賞〈小説部門〉
第77回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉
第37回山本周五郎賞
2023年SRの会ミステリーベスト10 【国内部門】第1位
と4冠を獲ったということで遅ればせながら読んでみた。めちゃくちゃ面白かった。
あらすじは
「射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。 」
というもの。
表題作は、論理的に考えて自分も椚先輩の作戦をとるかな、と思っていたら…真兎のそれを上回る論理と心理戦で決着がつくときは、うわっ!と叫びそうになった。
坊主衰弱は実際にそれをやっているところを想像するとかなりシュール。
自由律ジャンケンは、あっと驚く驚愕の結末。読み返したら確かにそう描いてあった。
だるまさんがかぞえた、も驚愕だな…よくこんなことを考えるもの。
そして最終は、フォールーム・ポーカー。真兎の中学の同級生で真兎以上かもしれない美空との勝負。
まさにトリックの応戦で、ミステリの賞をとるのも納得。これが一番手に汗握った。
この本の最大の功労者は塗辺君かもしれないなと思ったり。
ものすごくお勧めです。誰も人が死なないし。○○館の殺人の探偵役、裏染天馬と並ぶ主人公が誕生したと思う。
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