三体III死神永生(文庫版上下)を一気に読む。I,IIに負けず面白い!前作で休戦したはずの三体世界の恐ろしい企み、智子に制御されるアンドロイド智子、階梯計画、二代目の執剣者、カモフラージュされた3つの物語、掩体計画、光速宇宙船そして高次元・低次元と全く飽きさせない。
I,IIがめちゃくちゃ面白かったのでもちろんIIIも読んだ。
あらすじは、「圧倒的な技術力を持つ異星文明・三体世界の太陽系侵略に対抗すべく立案された地球文明の切り札「面壁計画」。その背後で、極秘の仰天プランが進んでいた。侵略艦隊の懐に、人類のスパイをひとり送る――奇想天外なこの「階梯計画」を実現に導いたのは、若き航空宇宙エンジニアの程心(チェン・シン)。計画の鍵を握るのは、学生時代、彼女の友人だった孤独な男・雲天明(ユン・ティエンミン)。この二人の関係が人類文明の――いや、宇宙全体の――運命を動かすとは、まだ誰も知らなかった……。
一方、三体文明が太陽系に送り込んだ極微スーパーコンピュータ・智子(ソフォン)は、たえず人類の監視を続けていた。面壁者・羅輯(ルオ・ジー)の秘策により三体文明の地球侵略が抑止されたあとも、智子は女性型ロボットに姿を変え、二つの世界の橋渡し的な存在となっていたが……。
帰還命令にそむいて逃亡した地球連邦艦隊の宇宙戦艦〈藍色空間〉は、それを追う新造艦の〈万有引力〉とともに太陽系から離脱。茫漠たる宇宙空間で、高次元空間の名残りとおぼしき“四次元のかけら"に遭遇する。〈万有引力〉に乗り組む宇宙論研究者の関一帆は、その体験から、この宇宙の“巨大で暗い秘密"を看破する……。 一方、程心(チェン・シン)は、雲天明(ユン・ティエンミン)にプレゼントされた星から巨額の資産を得ることに。補佐役に志願した艾AA(アイ・エイエイ)のすすめで設立した新会社は、数年のうちに宇宙建設業界の巨大企業に成長。人工冬眠から目覚めた程心は、羅輯(ルオ・ジー)にかわる二代目の執剣者(ソードホルダー)に選出される。それは、地球文明と三体文明、二つの世界の命運をその手に握る立場だった……。」
今回の主人公は二代目の執剣者、程心。前作で休戦したはずで地球の文化にも興味を持っていた三体世界の恐ろしい企てに巻き込まれる。
その程心に星をプレゼントする雲天明が気の毒でならなかった。しかし驚きの結果に。3つの物語に隠されたものも想像を超えていた。
そして智子の豹変ぶりにその絵を想像すると逆に笑える。
曲率推進ドライヴや次元兵器、マイクロブラックホールなどSF的要素も満載。最後は壮大なお話になって、語り部が誰だったのかそこでわかる。
とにかく読んでない方はI,II,III読んだ方がいいです。
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