数理科学 量子力学の軌跡 現代的視点で捉えなおす100年の歩みを買った。1969年の数理科学で山内恭彦、朝永振一郎らが座談会をしていたとか、湯川は最初、核力を電子起源として仁科からアドバイスもらったとか、マクロな状態の重ね合わせやFeynmannおそるべし、とか面白い。
数理科学2025年1月号 量子力学の軌跡 現代的視点で捉えなおす100年の歩みを買った。
アマゾンリンク:https://amzn.to/3BBFWA0
内容は
巻頭言 ~ 量子力学の建設から百年を迎えて ~ 筒井 泉
どこから数えて100年?と思ったらハイゼンベルクの行列力学が出てからだそうです。
量子論から量子力学へ 山本義隆
山本さんらしく歴史的なことがとても詳しいのと、最後のFeynmannおそるべしである、が面白い。
量子力学と素粒子論の成り立ち 米谷民明
湯川さんが中間子のもとになる発表をしたとき、電子を考えていたが仁科さんからボソンを考えた方がいいというアドバイスがあったのは知らなかった。また朝永さんは繰り込みのことを自己無撞着引算法と呼んでいたことも。
日本における量子力学の受容 伊藤憲二
1969年の数理科学で山内恭彦、朝永振一郎、山口嘉夫、西島和彦が量子力学についての座談会をしていたのはすごい。
量子力学のユニークさ ~ 量子力学は他の物理学理論とどう違うか ~ 谷村省吾
基礎から応用まで分かりやすく書かれていて面白かった。
量子と物理 ~ マクロ系における量子力学 ~ 清水 明
マクロな重ね合わせのことは初めて知った。
量子力学の基礎問題 ~ 現状と新たな展開 ~ 木村 元
ベル定理から情報因果律まで最新の状況まで含めて読めたのは初めて。
量子と情報 ~ 量子情報科学の創成期の人々とその後の発展 ~ 井元信之
量子マネー面白い。また量子コンピュータ、FTQCまで書かれていて参考になる。
« 高周波エンジニアのためのAI・機械学習入門(21)PythonとKeras3.0とscikit-rfを使ってディープラーニング(DNN)で同軸コネクタがついたマイクロストリップラインのSパラメータからTDRを使わずに特性インピーダンスを予測する。誘電率、L、C、線幅、厚みを振っても精度はよかった。 | トップページ | モアナと伝説の海2を観てきた。やっぱり海や肌の質感(おじいさんとか)のCGがすごい。しかしお約束だが島からの同行者たちの最初のつかえなさぶりがひどい…カカモラの戦士やマタンギ(ソニンさん)の歌、ココナッツディスプレイやマウイの刺青のあれが特によかった。 »
「学問・資格」カテゴリの記事
- 高周波・RFニュース 2026年6月17日 Ericsson Mobility Report June 2026発行・5G契約数は31億件、3GPPが最初の6G-RAN研究承認、Nordicが忘れ物タグのプロトタイプを発表、アンリツがソフトウェア無線ソリューション発表など(2026.06.17)
- 高周波・RFニュース 2026年6月16日 Microwave JournalにアンリツのTensor VNA解説記事、6G Worldで6GのRF設計の重要さ解説記事、3GPPのシンガポール総会の様子、GSAがプライベートモバイルネットワーク調査など(2026.06.16)
- RF Weekly Digest (Codexで作ったOllama経由のgemma4-26B-A4B QAT、DuckDuckGo Searchを使った高周波・RF情報の週刊まとめアプリ)2026/6/7-6/14(2026.06.14)
- FIFAワールドカップ2026で使われているボールTriondaにはカタールの時と同様にKinexonのUWBモジュール(ICはQorvo)と慣性センサが入っているが、カタールが中央につるされて入っている感じなのがボールの裏側に貼りつくかたちで入るようになった。FCCでチェック。(2026.06.14)
- 高周波・RFニュース 2026年6月12日 アンリツがAI対応のTensor VNA発表、Qualcommが5G NR NTN解説、iFixitがTrump phoneを分解・やっぱりHTC U24 Proとほぼ同じ、6G Worldの3GPPミーティング解説記事など(2026.06.12)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ゼロから作るDeep Learning 6 LLM編を買った。めちゃくちゃわかりやすい。事後学習がこんなに重要とは知らなかった。KVキャッシュって何やってるか等も。Interface誌の7月号特集が作りながら学ぶTransformer/LLMなので一緒に読みながらだとより理解が深まる。(2026.06.11)
- 「さよならジャバウォック」(伊坂幸太郎さん)を読んだ。面白かった!途中で感じた違和感、発言、伏線が終盤で怒涛の如く解決・回収されるのはお見事。確かにそう言ってた!の連続。そしてビートルズ、消防ベルで検索して曲名を知る。(2026.05.26)
- 「街角ハルシネーション─探偵AIのリアル・ディープラーニング─」を読んだ。生成AIがハルシネーションを起こしたとしか思えない風景写真が現実だと証明してほしいという依頼を受けた直後、輔が誘拐されるがその裏では…というもの。写真の謎とその最後の真相が面白い。(2026.05.07)
- 「仕掛島」(東川篤哉さん)を読んだ。面白かった!全く想像もしていなかった仕掛けだった。(子供のころ持ってたなあとか)プロローグの真相にも驚きだが、それらのヒントが東川さんらしいユーモアたっぷりの文章に仕込まれていたとは。(2026.05.08)
« 高周波エンジニアのためのAI・機械学習入門(21)PythonとKeras3.0とscikit-rfを使ってディープラーニング(DNN)で同軸コネクタがついたマイクロストリップラインのSパラメータからTDRを使わずに特性インピーダンスを予測する。誘電率、L、C、線幅、厚みを振っても精度はよかった。 | トップページ | モアナと伝説の海2を観てきた。やっぱり海や肌の質感(おじいさんとか)のCGがすごい。しかしお約束だが島からの同行者たちの最初のつかえなさぶりがひどい…カカモラの戦士やマタンギ(ソニンさん)の歌、ココナッツディスプレイやマウイの刺青のあれが特によかった。 »



コメント