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2024年12月19日 (木)

数理科学 量子力学の軌跡 現代的視点で捉えなおす100年の歩みを買った。1969年の数理科学で山内恭彦、朝永振一郎らが座談会をしていたとか、湯川は最初、核力を電子起源として仁科からアドバイスもらったとか、マクロな状態の重ね合わせやFeynmannおそるべし、とか面白い。

数理科学2025年1月号 量子力学の軌跡 現代的視点で捉えなおす100年の歩みを買った。

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内容は

巻頭言 ~ 量子力学の建設から百年を迎えて ~ 筒井 泉

 どこから数えて100年?と思ったらハイゼンベルクの行列力学が出てからだそうです。


量子論から量子力学へ 山本義隆

 山本さんらしく歴史的なことがとても詳しいのと、最後のFeynmannおそるべしである、が面白い。


量子力学と素粒子論の成り立ち 米谷民明

 湯川さんが中間子のもとになる発表をしたとき、電子を考えていたが仁科さんからボソンを考えた方がいいというアドバイスがあったのは知らなかった。また朝永さんは繰り込みのことを自己無撞着引算法と呼んでいたことも。


日本における量子力学の受容 伊藤憲二

 1969年の数理科学で山内恭彦、朝永振一郎、山口嘉夫、西島和彦が量子力学についての座談会をしていたのはすごい。


量子力学のユニークさ ~ 量子力学は他の物理学理論とどう違うか ~ 谷村省吾

 基礎から応用まで分かりやすく書かれていて面白かった。


量子と物理 ~ マクロ系における量子力学 ~ 清水 明

 マクロな重ね合わせのことは初めて知った。

量子力学の基礎問題 ~ 現状と新たな展開 ~ 木村 元

 ベル定理から情報因果律まで最新の状況まで含めて読めたのは初めて。

量子と情報 ~ 量子情報科学の創成期の人々とその後の発展 ~ 井元信之

 量子マネー面白い。また量子コンピュータ、FTQCまで書かれていて参考になる。

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