高周波回路シミュレータQucsStudioがuSimmicsに名称変更し、バージョンも4.8.3から5.8にアップデートされた。Qucsと区別するためだそうだ。また、Pythonの高周波用ライブラリscikit-rfもv1.5.0にバージョンアップされていた
数日前に、QucsStudioの最新版が出た、と思ったらuSimmicsに名称変更されていた。
https://qucsstudio.de/download/
作者さんによると、
https://qucsstudio.de/forums/topic/version-5-8-released/」
”待望の新バージョンがダウンロード セクションで入手可能です。Qucs プロジェクトと明確に区別するために、アプリケーション名が uSimmics に変更されたことに注意してください。これは、非常に多くの改良、新機能、バグ修正を含むメジャー リリースです。 ”
ということでした。
画面の比較をすると、
QucsStudio
uSimmics
ということでアイコンがでかくなった以外はそこまで見た目は変わらない。ただ新機能が追加されているということなのでまた調べてみよう。
また、Pythonの高周波用ライブラリscikit-rfもv1.5.0にバージョンアップされていた。
https://github.com/scikit-rf/scikit-rf/releases/tag/v1.5.0
こちらもpipでアップデート済み。
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