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2024年12月 5日 (木)

MATLAB Onlineで高周波用のRF Toolboxを使ってみる。Touchstoneファイルの読み込み、dB表示グラフ、スミスチャートなど簡単にできるし、フィルタ合成やIEEE P370 De-embedding(ZC-2xThru)も使える(MATLABで書かれたものがオリジナル)。

Interface誌でMATLAB Onlineのライセンスがついてきたのでいろいろ試している。

今回は高周波用途で使われるRF Toolbox。

読み込みは s = sparameters("ファイル名")で簡単にできるし、dB表示の図示はrfplot(s)でOK。ポートを指定する時は下図のようにする。

Matlabrf001

スミスチャートはsmithplot(s, i, j)とこれも簡単に描ける。

Matlabrf002

フィルタ合成もできる。

Matlabrf004

IEEE P370 De-embedding(ZC-2xThru)も使える。

Matlabrf003

もともとこれはMATLABで書かれていたので当然といえばそう。

Pythonのscikit-rfよりずっと簡単な気がする。ただTDRがどうも一回有理関数近似して、とか制限あるっぽい(自分でFFTで作ればいいだけですが)。RF pcb toolboxというのもあって、それを使えば複雑な高周波の平面回路も簡単にできそうなのでそれも試したい。

 

 

 

 

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