Google Colab(Colaboratory)でPythonの高周波用ライブラリscikit-rfを使う(5) Keras3.0を使って畳み込みニューラルネットワーク(CNN)で3次のLCバンドパスフィルタのSパラメータから素子の値(L、C)を推定するのをCPU、GPU、TPUで速度比較。GPUが速かった。
以前こういうのをやってみた。
この時は自分のノートPCのCPUしか使えなかったのでCNNがとても遅い…Google Colabでは無償でもGPU、TPUが使えるので比較してみる。
ランタイムのタイプを変更で選べる。無償だと2つしか選べないが…
まずはおまじない。
!pip install scikit-rf
from google.colab import drive
drive.mount('/content/drive')
path = "/content/drive/MyDrive/Colab Notebooks/"
|
次に設定とモデルの構築。今回はjaxを使う。データは以前作ったもの(上のリンク参照)。
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
from sklearn.model_selection import train_test_split
import os
os.environ["KERAS_BACKEND"] = "jax"
import keras
data_label = np.load(path + "data_label.npz")
data = data_label["data"].reshape(-1,200,5,1)
label = data_label["label"]
x_train, x_test, y_train, y_test = train_test_split(data, label, test_size=0.3, random_state=0)
# Functional APIでCNNを設定
inputs = keras.Input(shape=(200, 5, 1))
x = keras.layers.Conv2D(64, kernel_size=(10, 2), activation="relu")(inputs)
x = keras.layers.Conv2D(64, kernel_size=(10, 4), activation="relu")(x)
x = keras.layers.Flatten()(x)
outputs = keras.layers.Dense(6)(x)
# モデルの設定
model = keras.Model(inputs=inputs, outputs=outputs)
model.compile(loss = 'mean_squared_error' ,optimizer=keras.optimizers.Adam())
model.summary()
|
ここで学習を10epochやってみると…
batch_size = 32
epochs = 300
keras.utils.set_random_seed(1)
history = model.fit(
x_train,
y_train,
batch_size=batch_size,
verbose=0,
epochs=epochs,
validation_split=0.15,
)
y_pred = model.predict(x_test)
metric = keras.metrics.R2Score()
metric.update_state(y_test, y_pred)
result = metric.result()
print(result)
error = np.abs((y_test - y_pred)/y_test*100)
print(error.mean(axis=0))
|
結果の比較。
| 種類 | かかった時間 |
| CPU | 6分38 秒 |
| GPU | 16 秒 |
| TPU | 25 秒 |
GPUが爆速だった!これは自分のPCでやるよりずっと速い。こういう検討する時はGoogle Colab使う方向で行こう。
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