三体0 球状閃電を読んだ。 面白かった。球電に両親を殺された陳はその正体の解明にのめり込む。数理モデルを作ってシミュレーション繰り返すとか膨大な条件を振って実験繰り返すとか身につまされることをしても分からない球電の意外な正体に驚く…量子力学の観測問題が出て来たり。
倉吉に行ったときのスーパーはくとの中で一機に読んだ。面白かった!
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「激しい雷が鳴り響く、14歳の誕生日。その夜、ぼくは別人に生まれ変わった――両親と食卓を囲んでいた少年・陳(チェン)の前に、それは突然現れた。壁を通り抜けてきた球状の雷(ボール・ライトニング)が、陳の父と母を一瞬で灰に変えてしまったのだ。自分の人生を一変させたこの奇怪な自然現象に魅せられた陳は、憑かれたように球電の研究を始める。その過程で知り合った運命の人が林雲(リン・ユン)。軍高官を父に持つ彼女は、新概念兵器開発センターで雷兵器の開発に邁進する技術者にして若き少佐だった。やがて研究に行き詰まった二人は、世界的に有名な理論物理学者・丁儀(ディン・イー)に助力を求め、球電の真実を解き明かす……。 」
というものだがその正体が驚き。まあ三体本編でも智子でなかなかのことをやっていたので…
有名な物理学者(なんとガモフも含む)の名前が出てきたり、SETI@HOMEが出てきたり、量子力学の観測問題が出てきたりおおっと思うところと、Pentium4とかAlphaとか、まあ時代的にいうとそうか、みたいなところも面白い。
あと三体本編のように割と簡単に大量に人が死んだりしますが、一応これはハッピーエンドなのかな。
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