歌の終わりは海 Song End Sea (森博嗣さん)を読んだ。早くに親を亡くし姉に育てられた有名作詞家。その姉は歩けなくなり車椅子だったが5mの位置にある鉄筋の梁にロープをかけ首を吊っていたというもの。これはミステリというより尊厳死や倫理観について考えさせられるものだった。
前作、馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bowを読んだ時の結末も驚いたが、こちらも驚く。なるほどこのシリーズはミステリというよりテーマを掘り下げるものなのか。
amazonリンク:https://amzn.to/438BV0g
あらすじは
「妻からの依頼は、浮気調査だった。
夫の大日向慎太郎は有名作詞家だが、人づき合いもせず、妻と息子と暮らしていた。
敷地内には実姉の家もあり、周辺では「姉が恋人」と噂されていた。
浮気の兆候が見えぬまま、調査は続き、
探偵の監視下に置かれた大日向邸で、不審な死体が発見される。」
というもの。探偵の小川さん、加部谷さんと鷹知さんが自殺、尊厳死、自殺幇助について語り、特に加部谷さんが過去の自分の経験について心の中で悩む姿にはとても考えさせられた。
西之園さんもちょっとだけ出てきてなるほどそれでこの結末なんだと思ったり。
謎解きものを期待するとあれ?なりますがこのXXシリーズはこういうのもありだと思わせられる。
« 高周波・RFニュース 2025年11月5日 NokiaとR&SがAI-powered 6Gレシーバーで協業、ESA, Eutelsat, Airbus, MediaTekらが5G-Advanced NTNを実証、Seeed StudioのモジュールのNordicのSoC採用、MathWorksのRF・アンテナ設計解説 | トップページ | 高周波・RFニュース 2025年11月6日 QualcommのWi-Fi 8解説記事続き、SEMCOと住友化学がグラスコア基板の合弁会社設立、KeysightとMediaTekがPre-6Gのセンシング・通信で協業、KYOCERA AVXがイリジウム用CAPアンテナ発表 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「5A73」(詠坂 雄二さん)を読んだ。連続して起こった自殺の遺体に貼られていた「暃」という幽霊文字のタトゥーシール。一体この意味は何なのかをいろいろな登場人物が考えるのが面白い…と思ったらもう術中にはまっている。前書もなぜこういう?と思っていたらなるほど…(2026.04.09)
- 「此の世の果ての殺人」を読んだ。小惑星が追突し世界が滅ぶことが確実な中、小春は大宰府の自動車学校で教習を受ける。その車内で惨殺体を発見する。もう滅ぶ世界でなぜ殺人を起こすのか。元刑事の教官とのバディものでもあり、意外だが納得できる真相もよかった。受賞も納得。(2026.04.01)
- 「探偵小石は恋しない」(森バジルさん)を読んだ。面白かった!ミステリオタクの探偵小石のもとには色恋調査の依頼しか来ないが、実はその裏側で起きている事件。真相もびっくりだし動機もびっくり!確かに変な表現だな…と思っていたがそういう…偏見はだめだな。(2026.03.10)
- Interface2026年4月号 シミュレーション開発入門[衝突/回転/摩擦/流体の物理で学ぶ]を買った。MATLAB/Simulink6か月ライセンス付き。Simulinkの使い方から微分方程式の数値解法まで高校物理(東大の問題とか)の範囲で書かれていてモデルベース開発に興味がある人にはぴったり。(2026.03.03)
- 「インサイト 戦闘妖精・雪風」を読んだ。面白かった!生成AIの時代になって?行動でしか示さなかった雪風が雑談の有用さに気付き会話をし始めるのが面白い。零と伊歩など2人の対話が多くそれもいいが、最後に大きな戦闘とそしてようやくジャムの正体が…というところで続く。(2026.03.18)
« 高周波・RFニュース 2025年11月5日 NokiaとR&SがAI-powered 6Gレシーバーで協業、ESA, Eutelsat, Airbus, MediaTekらが5G-Advanced NTNを実証、Seeed StudioのモジュールのNordicのSoC採用、MathWorksのRF・アンテナ設計解説 | トップページ | 高周波・RFニュース 2025年11月6日 QualcommのWi-Fi 8解説記事続き、SEMCOと住友化学がグラスコア基板の合弁会社設立、KeysightとMediaTekがPre-6Gのセンシング・通信で協業、KYOCERA AVXがイリジウム用CAPアンテナ発表 »



コメント