「火星の女王」(小川哲さん)を読んだ。宇宙人の存在を信じる科学者、ありふれたと思われた物質、目の見えない少女、イーロンマスクを思わせる実業家、火星と地球の確執などSF(地球と火星の距離による通信の遅れ、重力、重さで費用が変わるなど)だけでなく人間ドラマが面白かった。
ドラマ化されたのでその前に読もうと思っていて間に合わなかった…
月は無慈悲な夜の女王を思わせるタイトルだけでもう読もうと思っていた。
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あらすじは
「地球外知的生命の探求のため、人生をかけて火星にやってきた生物学者のリキ・カワナベは、スピラミンという物質の結晶構造の変化を発見する。いっぽう火星生まれの学生、リリ―E1102は、地球に観光に行くことを夢みて遠心型人工重力施設に通っていた。地球で種子島在住の白石アオトは、ISDA職員として働きながらリリとの約束を思い出していた。カワナベの発見が世界を揺るがすとき、リリの身にも危機が迫り―― 」
というもの。
何の変哲もないと思われていたスピラミンの性質がキーになり、火星と地球の確執が増大していき…という流れが面白い。そしてその性質を最後に…というネタバレはやめておいて、
人工重力施設や、種子島からの打ち上げ、火星と地球の通信にはラグがある、宇宙船に乗るのは重量で値段が決まる、というSF要素と
火星に住む、特に底辺の人々(タグレス)やISDAの職員、自治警察たちの人間ドラマが重なって面白かった。
あえて性別とか最後の方にならないと分からないようにしてたり。
ドラマもNHK Oneで見ようかな。
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