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2026年3月

2026年3月31日 (火)

高周波・RFニュース 2026年3月31日 韓国が6GとAIの3か年ロードマップ発表、Siversが6G/5G FR3向けビームフォーミングIC発表、MIPI Allianceが2025年振り返りと2026年展望発表、MtronがチューナブルRFフィルタ解説、NordicのSoC使用のIDカードなど

・韓国が6GとAIの3か年ロードマップ発表

South Korea puts 6G inside its national AI push

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・Siversが6G/5G FR3向けビームフォーミングIC発表

Sivers Semiconductors Announces Availability of DaybreakTM 5G/6G Advanced ICs For Emerging FR3 Applications

・MIPI Allianceが2025年振り返りと2026年展望発表

Innovation, Collaboration Key to MIPI Momentum

202603312

・MtronがチューナブルRFフィルタ解説

Tunable RF Filters: Advantages, Disadvantages And Market Applications

202603313

・NordicのSoC使用のIDカード

Nordic’s nRF54L15 SoC transforms workplace access and identity cards into intelligent wireless terminals

202603314

その他

6G and integrated sensing: What comes next for ISAC

The Wi-Fi gateway as an edge AI system

夙川河川敷緑地・夙川公園の桜(2026年3月30日時点)

5~7分咲きくらいかな。

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2026年3月30日 (月)

Microsoft 365 Copilot ChatでGPT-5.4 Think Deeperを使う(2) Excel VBAで数学ライブラリを作ったので、それを使ってポート数が多いとデータが変な並びになる高周波SパラメータのTouchstoneフォーマットを扱うライブラリを作る。仕様書pdf読んでもらってすぐにできた。

前回は数学ライブラリを作ってもらった。

 Microsoft 365 Copilot ChatでGPT-5.4 Think Deeperを使う(1) Excel VBAで数学ライブラリ(クラスを使った複素数含む行列の演算・一次方程式計算、1次元と2次元のFFT計算など)を作ってもらう。大昔に自分で作ったものよりも圧倒的にいい感じで作ってくれた。

これを使えば高周波で使うSパラメータが容易に扱える。が、その保存フォーマットのTouchstoneフォーマットが並びが変で、プログラムが結構めんどくさい。そこでこれもCopilot Chatにやってもらおう。モデルはGPT-5.4 Think Deeperで。

まずは仕様書のpdfを読んでもらう。

Copilotchattouchstone1

完璧な理解。そこでExcel VBAでコードをかいてもらうが、前回作った数学ライブラリも添付して使ってもらう。

Copilotchattouchstone2

ですぐできた。

今回はクラスライブラリ

CTouchstoneData.cls

と標準モジュール

modTouchstone.bas

を作ってくれた。

マニュアル。

Copilotchattouchstone3

VBEで見ているところ。

Copilotchattouchstone4

5ポートのSパラメータを読んでみる。完璧。

Copilotchattouchstone5

一応ライブラリのファイルも添付しておこう。

ダウンロード - touchstonevba.zip

- CComplex.cls
- CMatrixR.cls
- CMatrixC.cls
- modMathFactory.bas
- CTouchstoneData.cls
- modTouchstone.bas

とマニュアルが入っている。

ライブラリごとに細かく作っていくとなんでもVBAでできそうな気がしてきた。次は何をやろうか。

2026年3月29日 (日)

RF Weekly Digest (Gemini 3.1 Pro・Google AI Studio BuildによるAIで高周波・RF情報の週刊まとめアプリ)2026/3/22-3/29

RF WeeklyDigest

Weekly Intelligence Briefing

UPDATED: 18:21:54
INDUSTRY UPDATE

本エグゼクティブ・サマリーは、2026年3月22日から2026年3月29日までの期間における無線周波数(RF)技術開発および市場動向に関するハイレベルなテクニカル分析を提供します。

NETWORK STD

5G/6Gの進展と標準化

  • 3GPP リリース19および20の状況: 2026年3月下旬現在、3GPPリリース19(5G-Advanced)の機能凍結(Functional Freeze)から、6G仕様の基礎となる「ファースト・ドロップ」であるリリース20の初期スタディフェーズへと正常に移行しました。主な重点分野には、センシング・通信統合(ISAC)、およびビーム管理と測位を最適化するためのAIネイティブな無線インターフェースの導入が含まれます。
  • 周波数の進化: 今週の業界内での議論は、**サブテラヘルツ(Sub-THz)**帯(100 GHz〜300 GHz)に集中しました。新たなホワイトペーパーでは、リリース20においてこれらの帯域を「シックス・センス(第六感)」機能のために優先することが示唆されており、反射電波を利用して物理的環境をセンチメートル単位の精度でマッピングできる6Gネットワークの実現を目指しています。
INDUSTRY UPDATE

新型ハードウェア(チップ、アンテナ、モデム)

  • SkyworksとQorvoの合併に関する最新情報: 計画されているスカイワークス(Skyworks)とコーボ(Qorvo)による220億ドルの合併は、引き続き市場インテリジェンスの主要なトピックとなっています。2026年3月14日から25日にかけての分析によると、統合新会社はAIデータセンターの電力絶縁およびWi-Fi 7モジュールを積極的にターゲットとしています。Qorvoは特に防衛および航空宇宙向けの高性能アナログ(HPA)へと軸足を移しており、一方でSkyworksGaN(窒化ガリウム)ベースのインフラストラクチャ・コンポーネントで主要な受注を獲得しました。
  • u-bloxのトライバンドIoTモジュール: ユーブロックス(u-blox)は最近、産業用IoTアプリケーション向けに設計された高性能トライバンドWi-Fi 6E接続モジュールを発表しました。このハードウェアは、低遅延のロボティクスにおいて信頼性の高い6 GHz帯の運用が極めて重要となる高密度環境に焦点を当てています。
  • Guerrilla RFのSATCOMイニシアチブ: ゲリラRF(Guerrilla RF)は今週、新たなSATCOMイニシアチブによってポートフォリオを拡大し、需要が高まっているLEO(低軌道)衛星地上端末向けに特別に設計された高リニアリティ・パワーアンプを発表しました。
NETWORK STD

スマートフォン分解調査:RFコンテンツ分析

  • Xiaomi 17 Pro Max vs. Apple iPhone 17 Pro Max: TechInsightsは、これら2026年のフラッグシップ・デバイス2機種を比較した包括的な「ディープダイブ」分解調査レポートを公開しました。
    • RFフロントエンド(RFFE): Xiaomi 17 Pro Max(製品コード:FCT-2602-806)は、高度に統合されたRFFEを採用しており、VanchipSmarter Microといった企業による高度な音響波フィルタPAモジュールなど、中国製のコンポーネントが大きな割合を占めています。
    • トランシーバー/モデム: iPhone 17 Pro Maxが引き続きQualcommの最新のディスクリート・モデムRFFEソリューションを活用しているのに対し、Xiaomiのデバイスは、5G FR1 XCVRを直接統合したHiSiliconの次世代Kirin 9030プラットフォーム(Huawei Mate 80シリーズに搭載)への移行を提示しており、これによりPCBの実装面積を約15%削減しています。
    • アンテナ設計: 両デバイスとも、デバイスの厚みを増すことなく、グローバルな5.5Gローミングに必要なバンド数の増加に対応するため、フラクタルアンテナ形状を採用しています。
CONNECTIVITY

IoT & コネクティビティ(Wi-Fi 7、Bluetooth)

  • Wi-Fi 7の普及: 今四半期、Wi-Fi 7が「主流(メインストリーム)」のステータスに達したことが確認されました。今週出荷された中高価格帯の家庭用ルーターのほとんどは、デフォルト設定で**マルチリンク・オペレーション(MLO)**が有効になっており、2.4/5/6 GHz帯の混雑を大幅に緩和しています。
  • RFベースの車両安全: SaverOneは、同社のRFベース車両安全技術に関する新たな欧州特許を発表しました。このシステムは、ローカライズされたRFセンシングを使用して、車両のコアとなるテレマティクスに干渉することなく、運転者の周囲に「サイレントゾーン」を作り出し、モバイル機器による運転者の注意散漫を検出・軽減します。
HARDWARE ANALYSIS

図表・ダイアグラム

  • Xiaomi 17 Pro Max RFFE ブロック図: アンテナからLNA/PAモジュールを経てKirin 9030チップセットに至る信号経路を示す詳細なアーキテクチャ図がTechInsightsより公開されました。
  • 3GPP 6G タイムライン・チャート: **エリクソン(Ericsson)**は6G標準化ロードマップを更新し、**5G-Advanced(Rel-19)6Gスタディアイテム(Rel-20)**のオーバーラップを視覚的に示しました。
  • 高出力 170 GHz ロータリージョイント: Eravant(旧Sage Millimeter)は、ミリ波テスト用の最新導波管コンポーネントの製品写真を公開しました。

カプリチョーザで辛トマトとニンニクのスパゲティ(2辛)をいただく。ちょうどいい辛さで美味しかった。丸亀製麵でこく旨 豚玉ぶっかけをいただく。名前の通り辛味噌とマヨを混ぜるとコクが深く、そこにシビ辛ラー油追加でこれもちょうどいい辛さに。

通常のトマトとニンニクのスパゲティは食べたことがあるが、辛いのは初めて。3辛まであるが様子見で2辛で。

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2辛でも結構辛さが際立っていて美味しい。これなら3辛も行けるな。

また別の日、丸亀製麵でこく旨 豚玉ぶっかけ(大)をいただいた。
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想像以上に辛味噌とマヨとうどんが合ってコクがある。無料トッピングのシビ辛ラー油をたっぷりかけてさらに辛くていい感じに。これはかなり美味しかった。

 

2026年3月28日 (土)

西宮の浜戎公園の桜はまだぽつぽつしか咲いてない(2026年3月28日)

西宮に用事があったので桜で有名らしい浜戎公園へ。

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でもまだだった。1本だけちょっと咲き始めている。

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ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編を観てきた。面白かった。火薬の量とアクション(山崎賢人さんの身体能力がすごいし、舘ひろしさんと北村一輝さんの戦いがいい)がいいのはもちろん、タイトルのシーンで騒然としたり、プロジェクト・ヘイル・メアリーのロッキーのあれも。

ちょっと出遅れたがゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編を観てきた。かなり面白かった。

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もらったこれの裏側に野田サトルさんのイラストがある。

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もう完結している作品なのでネタバレも何もないですが、一応つらつらとツボを。

・ラッコ…

・タイトルが出てくるシーンが無茶苦茶。

・もう誰を信じていいか全く分からない。

・アクションはすごすぎる。山崎賢人さんはもちろん、舘ひろしさんと北村一輝さんや、狭い通路であんなにたくさんの人間との戦闘とか殺陣が大変だったろう。

・火薬の量はもう昔の仮面ライダーなみ。

・一番驚いたのは先週見たプロジェクト・ヘイル・メアリーのロッキーが見ている風景が同じようにでてきたこと。まあどうしてもああいう感じになるか。

・そして一番いいところで次回に続く。

 

高周波・RFニュース 2026年3月28日 Appleの米国製造プログラムにTDK,Qnityなどが参加、アンリツ、SK TelecomなどがAIを活用したアンテナ最適化検証、ローデ・シュワルツがフォームファクター者のMeasureOneパートナープログラムに参加、VectorWaveのニューロモルフィックチップ

・Appleの米国製造プログラムにTDK,Qnityなどが参加

Apple adds new partners to its American Manufacturing Program

・アンリツ、SK TelecomなどがAIを活用したアンテナ最適化検証

アンリツ、SK Telecom、POSTECH、BluetestがAIを活用したアンテナ最適化を共同検証

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・ローデ・シュワルツがフォームファクター者のMeasureOneパートナープログラムに参加

Rohde & Schwarz joins FormFactor’s MeasureOne partner program

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・VectorWaveのニューロモルフィックチップ

VectorWave Emerges from Stealth with Breakthrough Neuromorphic Analog Platform

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その他

Wi-Fi 7 Phase 2 Trials by WBA Validate Wi-Fi 7 MLO for Enterprise Wi-Fi Reliability, Bandwidth and Performance

3GPP

First study, new generation

Rohm

東芝デバイス&ストレージ株式会社の半導体事業と三菱電機株式会社のパワーデバイス事業との事業・経営統合に関する協議開始に向けた基本合意書の締結

 

2026年3月27日 (金)

園田西武庫線が開通したということで新藻川橋を歩いて渡る。

工事をしていた園田西武庫線が開通したというのを聞いた。
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/tosi_seibi/douro/1042813.html

ちょうど近くを通りかかったので行ってみよう。

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なるほどまっすぐだ。

 

富松神社でお参り。

富松城址の後はこちらでお参り。

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高周波・RFニュース 2026年3月27日 Skyworksが7GHz帯BAWフィルタを発表、Samsung Galaxy A57 5G 分解動画、ロームが10Gbpsで使えるESD保護ダイオード発表、NXPがUWB技術で産業用測位製品発表など

・Skyworksが7GHz帯BAWフィルタを発表

Skyworks Introduces New Bulk Acoustic Wave (BAW) Filters up to 7 GHz

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・Samsung Galaxy A57 5G 分解動画

この価格帯もRFは同軸ケーブルじゃなくてフレキつかってるな。

Samsung Galaxy A57 5G Teardown Disassembly Phone Repair Video Review

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・ロームが10Gbpsで使えるESD保護ダイオード発表

10Gbps超の高速I/Fに対応するESD保護ダイオードを開発

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・NXPがUWB技術で産業用測位製品発表

NXP Advances Real-Time Industrial Positioning with New Omlox Starter Kit

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その他

The Quiet Convergence of Power and RF

Ericsson to expand and modernize SoftBank Corp.’s core network in Japan

2026年3月26日 (木)

Rakuten AIが使えるようになっていたので、いつもやっている電子レンジの動作原理(2.45GHzは水分子の共振周波数でない)と隕石が大気圏突入で燃える原理(摩擦熱ではない)を聞くと、高速応答でも誘電緩和と断熱圧縮について正しく答えられた。

Rakuten AIが使えるようになっていたが、登録必要なら面倒だなと思っていた。しかし楽天のIDとパスワードでサインインできるので試してみた。高速応答、思考モード、ディープリサーチがあるが、とりあえず高速応答で。

ではいつもやっているものその1。

Rakutenaimicrowave01

電子レンジの動作原理となぜ2.45GHzが使われているかを教えてください。特に水分子の共振周波数とも関連づけて説明してください。

電子レンジは大きく言うと、マイクロ波(電磁波)を食品中に入れて、食品内部で熱に変える装置です。ポイントは「金属で直接加熱する」のではなく、食品の中で電磁エネルギーが“損失(ロス)”として熱になるところにあります。


 

1) 電子レンジの動作原理(何が熱を生むのか)

家庭用電子レンジの多くは、内部のマグネトロン 2.45GHz 付近のマイクロ波を発生させます。庫内に反射させながら食品に当てると、食品中の主に水分(+塩分などのイオン)に作用して温まります。

加熱の主役は主に2つです。

  • 双極子回転(誘電加熱)
    水分子は酸素側がわずかにマイナス、水素側がわずかにプラスの極性(双極子)を持ちます。
    そこに交流電場(マイクロ波)がかかると、水分子は電場の向きに合わせて向きを変えようと回転
    します。
    ただし水分子は周囲の分子とぶつかり、粘性抵抗もあるので、回転運動がスムーズに追従できず、その“追従の遅れ”や摩擦的な損失が熱になります。

  • イオン伝導(導電損)
    食品中の塩分などのイオンも電場で揺さぶられて動き、周囲との衝突で熱になります。
    (塩水が温まりやすいのはこの寄与もあります。)

この「電場に対する応答が完全には追従できず、エネルギーが散逸して熱になる」ことを、物性としては複素誘電率(特に損失成分)で表します。


 

2) なぜ 2.45GHz が使われるのか(実用上の理由が中心)

結論から言うと、2.45GHzは“水分子の鋭い共振(共鳴)点だから”というより、加熱のしやすさ・浸透性・装置の作りやすさ・電波利用の制度(ISMバンド)などの折衷で選ばれた周波数です。

主な理由は次の通りです。

  • ISMバンド(産業・科学・医療用)として世界的に使える帯域
    2.45GHz(正確には2.4GHz帯)は、加熱装置などが使ってよい周波数帯として広く割り当てられており、通信などへの干渉を制度的に整理しやすい。

  • 食品への“浸透深さ”がちょうど良い
    周波数が高いほど一般に吸収が強くなり、表面で減衰しやすく(浅くしか入らない)、低いほど奥まで入りやすい一方で装置が大きくなったり効率が落ちたりします。
    2.45GHzは、家庭用のサイズ・出力・加熱ムラ対策(ターンテーブルや攪拌)と合わせて、現実的に扱いやすい浸透性になりやすい。

  • マグネトロンで安価・高出力を出しやすい
    家庭用として普及する上で、発振器(マグネトロン)のコストと信頼性は非常に大きい要因です。


 

3) 「水分子の共振周波数」との関係:よくある誤解の整理

ここが一番大事な点です。

「2.45GHz=水分子の共振周波数」ではありません。
水分子には確かに“固有の共鳴”がありますが、種類が違います。

  • 回転の“線スペクトル”としての共鳴(気体の水蒸気など)
    孤立した分子(気体)だと、分子回転は量子化され、特定周波数で鋭い吸収線(共鳴)を持ちます。
    しかし電子レンジで温める対象はほぼ液体の水や食品中の水(凝縮相)で、分子同士が強く相互作用し、衝突・水素結合で運動が乱されます。
    その結果、鋭い共鳴線というより、広い周波数帯にわたる“緩和(relaxation)”型の吸収になります。

  • 液体水で支配的なのは「誘電緩和」
    液体水では、水分子の向きが電場に追従して揃うまでに有限の時間がかかります(緩和時間)。
    周波数が低すぎると分子がほぼ追従できて損失が小さくなり、逆に高すぎるとほとんど追従できず、やはり損失の出方が変わります。
    損失が大きくなる周波数帯は“共鳴”というより“緩和に由来する広い山”として現れます。

つまり、電子レンジ加熱は「共鳴で一気に吸い上げる」というより、水の誘電損失がそこそこ大きく、かつ食品内部にもある程度入っていく周波数帯を使っている、という理解が実態に近いです。


 

4) それでも「2.45GHzが水と相性が良い」と言える理由

「共振周波数そのもの」ではないにせよ、2.45GHz付近は

  • 水の誘電損失が十分にあり(熱に変わりやすい)
  • かつ吸収が強すぎて表面だけ焦げるほどでもなく(ある程度入る)
  • 装置として作りやすく、制度的にも使いやすい

という意味で、“水を含む食品を温めるのに都合が良い帯域”になっています。


 

最後に確認したいのですが、あなたが知りたい「共振周波数」は、気体の水分子の回転遷移のような“鋭い共鳴”の話を深掘りしたいですか?それとも、電子レンジ加熱で本質的な 液体水の誘電緩和(損失ピーク)の周波数依存を、式(複素誘電率や緩和時間)と一緒に整理する方向が良いですか?

Rakutenaimicrowave02

 

その2.

隕石が大気圏に突入すると燃えてしまいますが、その原理を教えてください。

Rakutenaimeteo

隕石(正確には大気圏に入って光っている間は「流星」)が燃えて見える主な理由は、空気との衝突で生じる強烈な加熱です。ポイントは「摩擦で熱くなる」という一言だけだと少し誤解が出やすくて、実際には次の仕組みが重なっています。

1) 超高速で突っ込む → 空気を一気に押しつぶす(断熱圧縮)

隕石は地球に対してだいたい 秒速11〜72 km くらいの非常に速い速度で突入します。
この速度だと、隕石の前方の空気は逃げる暇がなく、前面で急激に圧縮されます。

  • 空気が急に圧縮されると、外へ熱が逃げる前に温度が上がります(断熱圧縮)。
  • その結果、隕石の前方には高温の衝撃波(ショック)ができ、周囲の気体が数千℃級まで加熱されます。

この「前方の空気が高温になる」ことが、隕石を加熱する最大の要因です。

2) 高温の気体が隕石表面を加熱 → 表面が溶けて削れる(アブレーション)

前方で高温になった空気(さらに電離してプラズマっぽくなった気体)が、隕石表面に熱をどんどん渡します。すると表面は

  • 溶ける
  • 蒸発する
  • 熱で割れて剥がれる

といった形で失われます。これを アブレーション(焼失・削剥) と呼びます。
「燃える」というより、実態は 表面が加熱されて溶融・蒸発し、削り取られていくイメージに近いです。

3) 光って見えるのは「隕石そのもの」+「周りの空気」

流星が明るいのは、隕石の表面だけでなく、

  • 高温になった空気(衝撃波の領域)
  • 蒸発した隕石成分(鉄・マグネシウム・ナトリウムなど)が混ざった気体

が発光するからです。花火の色みたいに、成分によって色が変わることもあります。

4) それでも地面に落ちるものがある理由

大きめの隕石だと、途中で速度が落ちて(空気抵抗で減速して)加熱が弱まり、全部は削れずに一部が残って落下します。
地上で見つかる隕石の表面が黒っぽいのは、最後に表面が溶けて固まった薄い溶融皮膜(フュージョン・クラスト)ができるためです。



同じ「燃える」でも、知りたいのはどちら寄りですか? 空気が熱くなる(断熱圧縮・衝撃波)の話をもう少し詳しく聞きたいですか、それとも 隕石が削れていく(アブレーション)の話を詳しく知りたいですか?

どちらも正しく答えられた。結構賢いな。DeepSeekが答えられなかったのに比べると知識が増えている。

富松城跡を見てきた。

とまつじょうと読むそうです。中には入れなさそう。

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高周波・RFニュース 2026年3月26日 iFixitがSamsung Galaxy S26 Ultra分解・5Gミリ波AiPは1個のみ、Ericssonとユーリッヒ研究センターが6G向けAI開発、QualcommがRF被ばく管理について解説、Mini-Circuitsがリミッター回路について解説など

・iFixitがSamsung Galaxy S26 Ultra分解・5Gミリ波AiPは1個のみ

Samsung’s Galaxy S26 Ultra Has a Brilliant Display with a Brutal Repair

202603261

・Ericssonとユーリッヒ研究センターが6G向けAI開発

Ericsson and Forschungszentrum Jülich to develop advanced AI for 6G

202603262

・QualcommがRF被ばく管理について解説

Modernizing RF exposure management

202603263

・Mini-Circuitsがリミッター回路について解説

The Anti-Parallel Series Pair Limiter Topology

202603264

その他

Rohde & Schwarz amplifiers enable high-field immunity testing expansion at IB Lenhardt Lab

Keysight Introduces Hands-On Semiconductor Teaching Labs for Universities

2026年3月25日 (水)

高周波エンジニアのためのAI・機械学習入門(GPU編17)PythonとKeras3.0とscikit-rfを使ってディープラーニング(DNN)で同軸コネクタがついたマイクロストリップライン(誘電率、L、C、線幅、厚みを振った)のSパラメータからTDRでは出せない複素特性インピーダンスを推定する。

以前、DNNを使って伝送線路の特性インピーダンスをSパラメータの値からTDRを使わずに出してみて精度が非常によかった。

今度は複素特性インピーダンスを予測してみよう。TDRでは実部しかわからないが、scikit-rfでは伝送線路の複素特性インピーダンスを出す機能があるのでそれを学習させる。

一個のデータ作る関数はこれ。


def mesurement_jig(fstart, fstop, n, coaxial_length, cap, ind, width, length, height, er):
    """
    測定治具を模したSパラメータ及び基板の特性インピーダンスを返す関数

    測定治具は
    同軸コネクタ→シャントC→シリーズL
    →基板に形成されたマイクロストリップライン
    →シリーズL→シャントC→同軸コネクタの構成
    導体損・tanδは今回は固定されている。

    Parameters
    ----------
    fstart : float
        最低周波数[GHz]
    fstop :  float
        最高周波数[GHz]
    n : int
        周波数分割数
    coaxial_length : float
        同軸コネクタ部分の長さ[mm]
    cap : float
        同軸コネクタ・基板接続部キャパシタンス[pF]
    ind : float
        同軸コネクタ・基板接続部インダクタンス[nH]
    width : float
        線路幅[mm]
    length : float
        線路長さ[mm]
    height : float
        基板厚み[mm]
    er : float
        基板比誘電率

    Returns
    -------
    Stl : scikit-rfのNetwork
        測定治具のSパラメータ
    z0 : float
        中央周波数の特性インピーダンス
    """
    #周波数範囲設定
    freq = rf.Frequency(fstart, fstop, n, "GHz")

    #同軸コネクタのパラメータ(SMA相当)
    coax = Coaxial(frequency=freq, Dint=1.3e-3, Dout = 4.59e-3, epsilon_r=2.29, tan_delta=4e-4, sigma=1/0.022e-6, z0_port=50)

    #マイクロストリップラインのパラメータ
    msl = MLine(frequency=freq, z0_port=50, w=width*1e-3, h=height*1e-3, t=35e-6, ep_r=er, tand=0.01, rho=1e-8, rough=0.127e-6)

    #同軸コネクタの長さ決定
    coax_line = coax.line(coaxial_length, unit="mm", name="coax_line")

    #マイクロストリップラインの長さ決定
    msl_line = msl.line(length,  unit="mm", name = "msl_line")

    #同軸コネクタと基板の接続部のLC
    C = msl.shunt_capacitor(cap * 1e-12)
    L = msl.inductor(ind * 1e-9)

    #Casccade接続する
    Stl = coax_line ** C ** L ** msl_line ** L ** C ** coax_line

    #中心周波数の基板の特性インピーダンスを求める。
    z0r = msl.z0[n // 2].real
    z0i = msl.z0[n // 2].imag  
    return Stl, z0r, z0i

これで誘電率、L、C、線幅、厚みを振ったデータを10000個作り、DNNで学習して予測する。


import os
os.environ["KERAS_BACKEND"] = "jax"
import keras
import jax
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
from sklearn.model_selection import train_test_split
from sklearn.preprocessing import StandardScaler
plt.rcParams['font.family'] = 'Noto Sans CJK JP'
from jax import config
config.update("jax_enable_x64", False)

data_label = np.load("complex_tl_data.npz")
data = data_label["data"]
label = data_label["label"]
x_train, x_test, y_train, y_test = train_test_split(data, label, test_size=0.3, random_state=0)

#正規化
scaler_y = StandardScaler()
y_train_f = scaler_y.fit_transform(y_train)
y_test_f  = scaler_y.transform(y_test)

# Functional APIでDense層を3層にしたDNNを設定
hidden_dim = 200
inputs = keras.Input(shape=(200, 5))
x = keras.layers.Flatten()(inputs)
x = keras.layers.Dense(hidden_dim, activation="relu")(x)
x = keras.layers.LayerNormalization(epsilon=1.0e-6)(x)
x = keras.layers.Dense(hidden_dim, activation="relu")(x)
x = keras.layers.LayerNormalization(epsilon=1.0e-6)(x)
x = keras.layers.Dense(hidden_dim, activation="relu")(x)
x = keras.layers.LayerNormalization(epsilon=1.0e-6)(x)
x = keras.layers.Dense(hidden_dim, activation="relu")(x)
x = keras.layers.LayerNormalization(epsilon=1.0e-6)(x)
outputs = keras.layers.Dense(2)(x)

# モデルの設定
model = keras.Model(inputs=inputs, outputs=outputs)
model.compile(loss = 'mean_squared_error' ,optimizer=keras.optimizers.Adam())

batch_size = 128
epochs = 500

keras.utils.set_random_seed(1)
history = model.fit(
    x_train,
    y_train_f,
    batch_size=batch_size,
    epochs=epochs,
    validation_split=0.15,
)

y_pred_f = model.predict(x_test)
y_pred = scaler_y.inverse_transform(y_pred_f)

metric = keras.metrics.R2Score()
metric.update_state(y_test, y_pred)
result = metric.result()
print(result)
error = np.abs((y_test - y_pred)/y_test*100)
print(error.mean(axis=0))

legend = ["Z0"]
fig, ax = plt.subplots(2, 2, figsize=(12,12))

maxrvalue = y_pred[:,0].max()
minrvalue = y_pred[:,0].min()
maxivalue = y_pred[:,1].max()
minivalue = y_pred[:,1].min()
ax[0, 0].scatter(y_pred[:,0], y_test[:,0], c="r", s=5)
ax[0, 0].plot([0,maxrvalue], [0,maxrvalue], "--", c="black")
ax[0, 0].set_xlabel("推定した値(実部)")
ax[0, 0].set_ylabel("実際の値(実部)")
ax[0, 0].set_xlim(minrvalue, maxrvalue)
ax[0, 0].set_ylim(minrvalue, maxrvalue)
ax[0, 0].grid()
ax[0, 0].legend([legend[0] + f" 平均誤差(実部){error.mean(axis=0)[0]:.2f}%"])
ax[1, 0].hist(error[:, 0], bins = 100)
ax[1, 0].set_xlabel("誤差[%](実部)")
ax[1, 0].set_ylabel("頻度")
ax[1, 0].grid()
ax[0, 1].scatter(y_pred[:,1], y_test[:,1], c="r", s=5)
ax[0, 1].plot([0,maxivalue], [0,maxivalue], "--", c="black")
ax[0, 1].set_xlabel("推定した値(虚部)")
ax[0, 1].set_ylabel("実際の値(虚部)")
ax[0, 1].set_xlim(minivalue, maxivalue)
ax[0, 1].set_ylim(minivalue, maxivalue)
ax[0, 1].grid()
ax[0, 1].legend([legend[0] + f" 平均誤差(虚部){error.mean(axis=0)[1]:.2f}%"])
ax[1, 1].hist(error[:, 1], bins = 100)
ax[1, 1].set_xlabel("誤差[%](虚部)")
ax[1, 1].set_ylabel("頻度")
ax[1, 1].grid()
fig.tight_layout()
plt.show()

結果はこちら。

Gpucomplexz0dnn01

まずまずの結果だが、もうちょっと良くならないかということでCNNを試す(続く)。

 

 

高周波・RFニュース 2026年3月25日 Kymetaが衛星通信端末Kestrel u5発表、VIAVIとRCRwirelessがテストにおけるAIのレポート発行、TIがデータセンター向けに絶縁型電源モジュール発表、APEC2026に各社が出展

・Kymetaが衛星通信端末Kestrel u5発表

Kymeta Unveils Kestrel u5: First-of-Its-Kind Satellite Terminal Delivering Unmatched Compact Performance

202603251

・VIAVIとRCRwirelessがテストにおけるAIのレポート発行

https://content.rcrwireless.com/ai-in-testing-report

202603252

・TIがデータセンター向けに絶縁型電源モジュール発表

TI unveils high-performance isolated power modules to advance power density in data centers and EVs

202603253

・APEC2026に各社が出展
https://investors.maxlinear.com/press-releases/detail/604/maxlinear-debuts-intelligent-power-management-solution-for

https://www.kyocera-avx.com/news/apec-2026/

202603254

その他

Nordic Bluetooth LE Audio-powered Doppler device delivers dependable wireless connectivity in surgical and clinical applications

Ultrahuman – future-proofing its connected health fleet with nRF Cloud technology – reducing device returns by 10x

2026年3月24日 (火)

猪名野神社(伊丹)でお参り。有岡城の岸の砦跡があった。土俵も。

阪急伊丹駅から歩いてすぐです。

20251215-133521

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20251215-133411

20251215-133502 

20251215-133221

 

高周波・RFニュース 2026年3月24日 SoftbankとAGCが6Gに向け機能性ビーム成形レンズアンテナを開発、NECが光通信衛星コンステレーション用機器開発、SEMCOがフライングキャパシタ用35V MLCC発表、Samsung Galaxy S26分解動画など

・SoftbankとAGCが6Gに向け機能性ビーム成形レンズアンテナを開発

6Gに向けて基地局アンテナの簡素化・省電力化技術を開発

202603241

・NECが光通信衛星コンステレーション用機器開発

NEC、日本初の光通信衛星コンステレーションの実現に向けた技術実証衛星に搭載する機器の設計を完了

202603242

・SEMCOがフライングキャパシタ用35V MLCC発表

Introducing MLCCs for 35V Class Medium-Voltage and Flying Capacitors

202603243

・Samsung Galaxy S26分解動画

Samsung Galaxy S26 Teardown Disassembly Phone Repair Video Review

202603244

その他

太陽光発電インバータ、AIデータセンターなどの用途向けに、ルネサス初の650V耐圧GaN双方向スイッチを発売

フジクラ

新型多心光ファイバ融着接続機の販売開始
~より早く、より確実に~

 

2026年3月23日 (月)

Microsoft 365 Copilot ChatでGPT-5.4 Think Deeperを使う(1) Excel VBAで数学ライブラリ(クラスを使った複素数含む行列の演算・一次方程式計算、1次元と2次元のFFT計算など)を作ってもらう。大昔に自分で作ったものよりも圧倒的にいい感じで作ってくれた。

いつの間にかMicrosoft 365 Copilot ChatでGPT-5.4 Think Deeperが使えるようになっていた。

Copilotchatmathlib01

何か例をやってみよう。MicrosoftなんだからExcel VBAなどはさらに取り込んでいるのかな?と思って大昔作ったこれ↓

Excel VBAで複素数/FFTが使えるライブラリ

の機能が貧弱でコードが無茶苦茶なので、1からスクラッチで書き直してもらう。

Copilotchatmathlib02

すると結構考えて、

Copilotchatmathlib03

できた。ただいろいろバグがあり、なんでだろうと思ったらVBAが大文字小文字区別しないとか予約語を使うとだめ、に引っかかっていた。

指摘して直ったが、一応新しいチャットを立ち上げてレビューと改善をお願いしたらさらによくなった。

貼っておこう。

ダウンロード - vba_math_lib.zip

解凍すると以下のクラスライブラリ、モジュール、そしてマニュアルなどが入っている。

- CComplex.cls
複素数クラス

- CMatrixR.cls
実数行列クラス

- CMatrixC.cls
複素数行列クラス

- modMathFactory.bas
生成関数・補助関数

- modFFT.bas
FFT / IFFT / Shift 関連

- modExamples.bas
使用例

 

マニュアルの冒頭

Copilotchatmathlib04

実行しているところ。かなり使い勝手がよさそう。

Copilotchatmathlib05

 

さて次は何をさせるか(続く)

2026年3月22日 (日)

RF Weekly Digest (Gemini 3.1 Pro・Google AI Studio BuildによるAIで高周波・RF情報の週刊まとめアプリ)2026/3/15-3/22


RF WeeklyDigest





Weekly Intelligence Briefing

UPDATED: 16:44:47




INDUSTRY UPDATE

RF技術インテリジェンス・エグゼクティブ・サマリー

対象期間: 2026年3月15日 – 2026年3月22日 レポートステータス: ハイレベル・エグゼクティブ・サマリー




NETWORK STD

5G/6Gの進展と標準化

  • 3GPP Release 19 (R19) が正式にフリーズ(仕様確定): 2026年3月20日3GPPRelease 19の仕様を正式にフリーズした。このマイルストーンにより、業界は5G-Advancedの開発から、6G(Release 20)の初期スタディフェーズへと移行する。
  • R19の主な特徴: 最終仕様には、公共安全通信を強化するNRサイドリンク・マルチホップ・リレーや、同一のRF信号を高速データ通信と環境センシングの両方に利用可能にする**ISAC(通信とセンシングの統合)**における画期的な成果が含まれている。
  • 6Gロードマップ: 「第1次6Gリリース」となるRelease 20に向けた予備調査が現在進行中であり、200以上の異なる6Gユースケースが現在検討されている。
  • センシングとAI: 標準化においては、信号の完全性とエネルギー効率を最適化するため、エアインターフェース内での耐量子計算機暗号 (PQC) および AI/MLの強化が現在強く重視されている。



NETWORK STD

新型ハードウェア(チップ、アンテナ、モデム)

  • Qualcomm Snapdragon X105 5G Modem-RF: 今週発表されたSnapdragon X105は、世界初の3GPP Release 19対応モデムである。最大14.8 Gbpsのダウンロード速度を誇り、マルチSIM構成においてスループットを60%向上させる新しいTurbo DSDA (Dual SIM Dual Active) アーキテクチャを特徴としている。
  • FastConnect 8800システム: Qualcommはまた、モバイル接続システムであるFastConnect 8800を発表した。この6nmプロセスによるシングルチップ・ソリューションは、Wi-Fi 8Bluetooth 7、およびUltra Wideband (UWB) を単一のアーキテクチャに統合した業界初の製品であり、10 Gbpsを超えるピーク速度を謳っている。
  • Skyworks AI対応RFソリューション: 3月中旬に開催されたEmbedded World 2026において、Skyworks6G FR3帯域向けに特別設計された新しい高性能フロントエンド・モジュール (FEM) を披露した。これらのモジュールは、AI駆動のエッジデバイスや高度なEV(電気自動車)アーキテクチャに最適化されている。



HARDWARE ANALYSIS

スマートフォン分解調査とRFフロントエンド分析

  • iPhone 16 Pro「RFの謎」を分析: TechInsightsiFixitによる最近の回顧的な分解分析により、RFアーキテクチャの大きな変化が浮き彫りになった。新しいカメラコントロールボタンを配置するため、Appleはセカンダリの5G ミリ波アンテナの1つを削除した。
    • モデムの判明: 分解調査により、同デバイスにはQualcomm SDX71Mモデムが搭載されていることが確認された。
    • コンポーネント供給元: RFボードにはUSI製のWi-Fi 7/Bluetooth 5.3モジュールが搭載され、メインロジックボードにはA18 Proプロセッサが採用されている。
    • 図解ソース: Main Board and RF Board Layout - TechInsights/GlobalSpec
  • Samsung Galaxy S26 プレビュー: Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載するS26シリーズに関するレポートによると、リアルタイムのビーム管理と干渉除去を実行するために、RFチェーン内にカスタムのHexagon NPUが統合される見込みである。
  • Galaxy S24+ コンポーネント監査: SM-S926Nモデルの最近の深掘調査により、複雑な12アンテナアレイが明らかになった。注目すべきは、Qorvo製 QM5725S UWBモジュールと、Wi-Fi 7および5G-Advanced信号の高い消費電力を管理するために設計されたSamsung製の専用エンベロープ・パワー・トラッカー (S5M5820) の採用である。



CONNECTIVITY

IoTとコネクティビティ(Wi-Fi 8 & Bluetooth 7)

  • Wi-Fi 8 (802.11bn) サンプリング開始: QualcommBroadcomを含む主要ベンダーは、初のWi-Fi 8プラットフォームのサンプリングを開始している。この規格はAIネイティブ・ネットワーキングに焦点を当てており、4x4無線構成センチメートル精度の近接センシングを活用する。
  • Bluetooth 7 仕様: 初期の詳細情報によると、Bluetooth 7は空間認識機能と超低遅延オーディオにおいて大幅な改善をもたらし、主に次世代のAR/VRヘッドセットをターゲットとしている。
  • MediaTek Filogic 8000: Qualcommの直接の競合として発表されたこのチップファミリーは、クラウドに依存せずにAI駆動のワークロードを処理するための専用パケット処理エンジンを備え、Wi-Fi 8をサポートしている。



NETWORK STD

業界の合併と戦略的シフト

  • Skyworks-Qorvo 合併の状況: Skyworks SolutionsQorvoの間で提案されている220億ドルの合併は、2月に株主の承認を得ており、2027年初頭の完了に向けて順調に進んでいる。
    • 戦略的焦点: 合併後の新会社は、FEMにおけるSkyworksの強みと、GaN(窒化ガリウム)パワーアンプおよびフィルタにおけるQorvoの専門知識を統合し、RFの「ワンストップショップ」を目指す。
    • 市場への影響: この合併は、特に防衛航空宇宙、および6Gインフラストラクチャの高性能アナログ (HPA) セグメントをターゲットとしている。



HARDWARE ANALYSIS

ソースおよび図解:

陳麻婆豆腐 ルクアイーレ大阪店で陳麻婆豆腐ランチをいただく。ちょうどいい辛さと痺れで、卓上に山椒もあって痺れ追加できる。ご飯大盛無料。

前回は正宗陳麻婆豆腐ランチをいただいたが、私にはちょっと痺れが強すぎた。

今回はノーマルの陳麻婆豆腐ランチで。

20251210-133930

ちょうどいい感じの辛さと痺れでとても美味しい。痺れはちょっと弱めなので卓上の山椒をガリガリしてかけてさらに美味しく。

20251210-133934

 

2026年3月21日 (土)

「プロジェクト・ヘイル・メアリー」をIMAXで観てきた。原作読んで最高に面白かったが映画も最高だった!映像がまずすごすぎるのと、話を知っているのにピンチの連続にハラハラ。泣けるバディものでもあり、笑いもふんだん。エンジニアはダクトテープでなんでも解決の話も。

原作を読んで最高に面白かった。

「プロジェクト・ヘイル・メアリー」上下巻読んだ。超面白かった!さすがに「火星の人」(映画はオデッセイ)の作者さん。ネタバレするようなことは何も書かないがただ一つ、エンジニアはすべてをダクトテープで解決するというMEMEを思い出す。あと2e^2πi=2です。 

なので期待してIMAXで観に行った。想像を超えて面白かった!劇場も満杯でした。

20260320-143824

ワッペンもらった。

20260320-191323

基本、技術的な話はすっ飛ばして、たるくなるので早い段階でファーストコンタクトさせている以外は原作に準じていたと思う。

科学者とエンジニアがどうやって問題を解決するかとかも。

エンジニアはダクトテープかクレ556(アメリカ版はWD-40)ですべてを解決するという話もぶち込む。

https://www.pinterest.jp/pin/501025527295696990/

Ducttape

一体どうやって撮影しているんだと思うすごい映像が次々出てきて圧倒される。

そして想像以上に笑うポイントが多し。メリルストリープは本人?

だが何と言ってもロッキーとの出会い。ファーストコンタクトから言葉を翻訳し(だいぶすっとばしてるが。一番すっ飛ばしたのが周期律というか原子、遠心分離機、キセノン金属か)、軽口を言い合うバディになるがピンチの連続。その中でものすごく泣けるお話になってる。科学者と技術者なのもお互いの得手不得手を補い合っていい。

ロッキーが仔犬のようで可愛すぎるのもある。本読んで想像していた以上に可愛い。

これはライアン・ゴズリングの代表作になると思う。たぶん、ものすごいヒットになるのでは。

あとライアン・ゴズリングが着ていた周期表Tシャツ、欲しい。

2026年3月20日 (金)

本住吉神社でお参り。イニエスタ来日の碑があった。

JR住吉駅からすぐです。

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20260112-125931

イニエスタ来日の碑があった。現存する人物の碑ってあまりないのでびっくり。

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2026年3月19日 (木)

高周波・RFニュース 2026年3月19日 NXPが第三世代車載レーダトランシーバー発表、u-bloxが産業IoT向けトリバンドWi-Fi 6Eモジュール発表、Telitが5G rel.18対応モジュール発表、IEEE Journal of Microwaves3月号発行、QnityがNVIDIAと材料AIで協業など

・NXPが第三世代車載レーダトランシーバー発表

NXP's Third-Generation Radar Transceiver Delivers High-Performance Imaging Radar in Mass Production For Level 2+ to Level 4 Autonomous Driving

202603191

・u-bloxが産業IoT向けトリバンドWi-Fi 6Eモジュール発表

With JODY-W6, u-blox brings secure tri-band Wi-Fi™6E for industrial IoT

202603192

・Telitが5G rel.18対応モジュール発表

Telit Cinterion Expands 5G Leadership with New 3GPP Release 18 Modules and FRMCS-Ready Variant

202603193

・IEEE Journal of Microwaves3月号発行、
https://ieeexplore.ieee.org/xpl/mostRecentIssue.jsp?punumber=9171629

202603194

 

・QnityがNVIDIAと材料AIで協業

Qnity Collaborates with NVIDIA to Accelerate Innovation for Semiconductor and Advanced Electronics Materials

その他

I-PEX

NOVASTACK® 35-HDH / 優れた嵌合操作性、フルシールド、高速伝送対応

Ericsson and SK Telecom sign MoU to strengthen AI-RAN and network innovation from 5G to 6G

Ollama 0.18.1でOpenClawが使えるようになっていたので、AIモデルはお勧めのkimi-k2.5を使っていつもやっている高周波・RF情報のリンクから要約と日本語訳をやってもらった。かなりのページ数のmdファイルにものすごく速くまとめてくれたが途中で止めても止まらない。

OllamaでOpenClawが使えるようになっていた。

https://docs.ollama.com/integrations/openclaw

kimi-k2.5の速度も速くなったということでこれを使って早速立ち上げてみる。

これかー。

Openclaw01

そしていつもやっている高周波・RF情報のリンクから要約と日本語訳をやってもらった。

アプリじゃなくてAIアシスタント的にも使えるということでそのままOpenClawにやってもらう。
Ollama searchも使えるので自分で読んで自分でまとめるのもできるだろうと。

そして見ている間に終わった。

Openclaw02

かなりのページ数の.mdファイルができていた。これ、古い情報と新しい情報が混在している問題もあるが、

まあまあいい感じでまとめてくれている。

Openclaw03

ただこの前にwebアプリを作ろうとして、間違えたので止まってもらおうとしても全然止まらないで勝手にフォルダ作って保存した。セッションをdeleteしてもダメ。

なるほど噂通りの暴走だ。

 

2026年3月18日 (水)

NHK笑わない数学 ヤン-ミルズ理論と質量ギャップ問題を見てリアルタイムでXでポストしてました。リンク貼っておきます。

 

高周波・RFニュース 2026年3月18日 iFixitがiPhone 17eを分解、BroadcomがVCSELベースのNear-Package Optics 解説、TDKがパワーインダクタSPMシリーズ解説、Qorvoが産業向けUWBを解説、QualcommがWi-Fi 8解説、 Optical Compute Interconnect発足

・ iFixitがiPhone 17eを分解

iPhone 17e Teardown Reveals an Upgrade 16e Owners Can Actually Use

202603181

・BroadcomがVCSELベースのNear-Package Optics 解説

Beyond the Copper Wall: Scaling AI Clusters with VCSEL-Based Near-Package Optics (NPO)

202603182

 

・TDKがパワーインダクタSPMシリーズ解説

パワーインダクタ SPMシリーズ

202603183

・Qorvoが産業向けUWBを解説

Redefining Industrial Safety and Efficiency with Ultra Wideband Technology

202603184

・QualcommがWi-Fi 8解説

Wi-Fi 8 will support future networks as traffic shifts from human-initiated applications to machine-driven, agentic AI applications

Optical Scale-up Consortium Established to Create an Open Specification for AI Infrastructure Led by Founding Members AMD, Broadcom, Meta, Microsoft, NVIDIA and OpenAI

「インサイト 戦闘妖精・雪風」を読んだ。面白かった!生成AIの時代になって?行動でしか示さなかった雪風が雑談の有用さに気付き会話をし始めるのが面白い。零と伊歩など2人の対話が多くそれもいいが、最後に大きな戦闘とそしてようやくジャムの正体が…というところで続く。

前作を読んだのが4年近く前だが前々作がその13年前なのでそれよりは全然内容覚えていた。

やはりこのシリーズ面白い。

20260228-154610

あらすじは

“ジャムを演じる”アグレッサー部隊に配属された深井零と雪風はレイフとともに、日本空軍の田村伊歩大尉が駆る飛燕ほか地球連合軍との模擬戦に臨んだ。伊歩のジャム探知能力を高く評価するクーリィ准将は、彼女に雪風を操縦させる思惑を秘めていたが──。

というもの。

生成AI全盛の時代、今まで寡黙で行動でしか示さなかった雪風がその影響か(?)人間の会話に注意を向け、雑談が重要だと認識し会話をし始める。

でもそれは人間に興味があるわけでなくあくまでジャムを倒すため。伊歩もジャム索敵装置として自分に組み込む。回路も独自に追加する。

今回は2人に対話が多く、それも面白いがやはり戦闘が最後にあってそれがさらに面白い。そしてタイトル通りのインサイト、によってようやくジャムの正体が…というところで続く。今度は3年くらいで…

2026年3月17日 (火)

妙心寺 禅の継承@大阪市立美術館を観てきた。重要文化財や重要美術の品のすごい屏風や絵がたくさんで圧倒される。白隠の達磨や猿がよかった。豊臣棄丸の像や武具もあったし、妙心寺派の寺の展示も。最後には凝った雲龍図ARがあった。

大阪市立美術館へ妙心寺 禅の継承を観に来た。

20260311-130809

いくつかの作品は写真OKでした。とにかくすごい迫力の絵や屏風が次々展示されていて圧倒される。

これが妙心寺に全部あるというのがすごすぎる。

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特に白隠の作品がとてもよかった。猿がいい。

フォトスポット。

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雲龍図ARが最後にある。すぐ龍がいなくなると思ったら…

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後にいた。

20260311-140954

 

2026年3月16日 (月)

Google Antigravity(modelはOpus4.5)でRF情報サイトMicrowaves101とRF CafeをRAGにして質問に答えてくれるRF/Microwave Expert Chatbotを作った。今回はDoclingを使うのが目的。あとはPythonとLangChainとChromaDB、OllamaのAIモデルはgemma3:4bとembeddinggemma。

以前、Microwaves101の情報をRAGにして答えてくれるAIチャットボットを作ったけど実際いまいちだった。これはデータを落としてくるところから精度上げないとダメかな、ということでDoclingを使ってもらうことにした。

https://github.com/docling-project/docling

すぐにImplementation Planを作ってくれて、

Rfexpert02

Walkthrough。

Rfexpert03

実行。TRLを聞いたが正しく答えてくれている。

Rfexpert01

2026年3月15日 (日)

RF Weekly Digest (Gemini 3.1 Pro・Google AI Studio BuildによるAIで高周波・RF情報の週刊まとめアプリ)2026/3/8-3/15

RF WeeklyDigest

Weekly Intelligence Briefing

UPDATED: 18:42:06
INDUSTRY UPDATE

このエグゼクティブサマリーは、2026年3月8日から3月15日にかけての無線周波数(RF)技術の進展およびハードウェアの画期的な成果に関するハイレベルな技術概要を提供します。

NETWORK STD

1. 5G/6Gの進歩と標準化

  • AIネイティブ6Gインフラ: Mobile World Congress (MWC) 2026に続き、Qualcommが提唱するAIネイティブ6Gシステムに関するレポートが具体化しました。NvidiaT-MobileEricssonを含む主要なステークホルダーは、2029年までの商用6Gプロジェクトのロードマップを支持しています。アーキテクチャは、5Gの「応用AI(Applied AI)」から、広域センシングと高性能計算を無線レイヤーに直接統合する「ネイティブAI」へと移行します。
  • スペクトルのマイルストーン (FR3 & n104): BroadcomSkyworksの両社は、n104バンド(6.425–7.125 GHz)をサポートするハードウェアを発表しました。この「アッパーミッドバンド」は、現在、5G-Advancedおよび初期の6G検証における主要な主戦場となっています。
  • 衛星NTNの統合: Rohde & Schwarzは、2026年3月14日に**Software Radio Systems (SRS)**の買収を完了しました。これにより、**非地上系ネットワーク (NTN)および衛星対セル(Satellite-to-Cell)試験向けのソフトウェア無線 (SDR)**ポートフォリオを強化します。
  • 国家規模の6Gロードマップ: インド政府は、6G THzテストベッドおよび**再構成可能な知能的表面 (RIS)**ハードウェアに焦点を当てた104の研究プロジェクトに対し、2,710億ルピーの資金提供を発表しました。2026年末までの短期的な導入フェーズを目指しています。
NETWORK STD

2. スマートフォン分解分析:Samsung Galaxy S26 Ultra

Samsung Galaxy S26 Ultraの高解像度分解分析が、2026年3月10日〜13日にかけて実施されました(JerryRigEverythingおよびiFixitによる)。

  • モデムRFフロントエンド: 本デバイスは、業界初の3GPP Release 19対応システムであるQualcomm X105 5G Modem-RFを採用していることが確認されました。新しい6nm RFトランシーバーを搭載し、基板(PCB)面積を**15%削減、消費電力を30%**低減しています。
  • 熱管理: 15%大型化されたベイパーチャンバーが確認され、熱性能が21%向上しました。これにより、Gen-AIワークロード実行時のSnapdragon 8 Elite Gen 5の高熱に対応します。
  • バッテリーと電力の完全性: 初めてバッテリーにデュアル電力コネクタが採用されました。これにより、新しい60W有線 / 25Wワイヤレス充電システムの電流増加を管理し、マザーボードへの局所的な熱ストレスを軽減しています。
  • RF連携センサー: Sペンの収納部は内部電子機器から完全に密閉されており、防水バリアで隔離された専用の検出コイルワイヤレス充電キャパシタを利用しています。
  • プライバシーディスプレイ・ハードウェア: 新しい「プライバシーディスプレイ」は、広角ピクセル狭角ピクセルの両方を備えたハイブリッドピクセルアーキテクチャを採用しています。これにより、RF制御のディスプレイ・ドライバーがピクセルレベルで側面の視野角を「遮断」することが可能です。
NETWORK STD

3. 新規ハードウェア:チップ、アンテナ、モデム

  • Qualcomm X105 5G Modem-RF:
    • ピークスループット: ダウンロード 14.8 Gbps / アップロード 4.2 Gbps。
    • 主な特徴: モデム内に**エージェンティックAI(Agentic AI)**を搭載し、MIMOレイヤーとビームフォーミングをリアルタイムで動的に最適化。
    • グローバルナビゲーション: 都市部のビル街(アーバンキャニオン)でセンチメートル級の精度を実現するため、初めて4周波数GNSS(L1, L2, L5, L6)を統合。
  • Broadcom BroadPeak (BCM85021):
    • Massive MIMO向けの初の5nm 無線デジタルフロントエンド (DFE) SoCとして発表。
    • 400 MHzから8.5 GHzまでの幅広いRF帯域をサポート。
    • 図解ソース: Broadcom Product Highlights
  • Skyworks SKYR60002:
    • 6G FR3 L-PAMiF(フィルタ統合型ローノイズアンプ・パワーアンプモジュール)。
    • 6.425から7.125 GHz帯向けに設計され、400 MHz帯域幅をサポート。
    • ブロック図/回路図: Mouser/Skyworks Datasheetより入手可能。
CONNECTIVITY

4. IoT & コネクティビティ(Wi-Fi 8、Bluetooth 7)

  • Qualcomm FastConnect 8800:
    • Wi-Fi 8 (802.11bn): 4x4無線構成を備え、ピーク速度は10 Gbpsを超えます。
    • Bluetooth 7: 最大7.5 Mbpsの速度をサポートし、高度な空間認識のためのUWB 802.15.4abを導入。
  • Broadcom Wi-Fi 8 エコシステム:
    • BCM4918アクセラレーテッド・プロセッシング・ユニットとともに、デュアルバンドWi-Fi 8デバイスであるBCM6714およびBCM6719をローンチ。
  • Infineon ACW741x (IoT向け):
    • 業界初の20 MHz限定 Wi-Fi 7トライラジオ(Wi-Fi 7、BT 6.0、Thread)。
    • カメラやスマートロックなどのバッテリー制約のあるIoTデバイスをターゲットとしており、従来のWi-Fi 6モジュールと比較して待機電力を15分の1に抑えています。
NETWORK STD

5. 主要な図解およびソースリンク

  • Qualcomm X105 ブロック図: 統合された第5世代AIプロセッサ6nmトランシーバーを示す詳細なアーキテクチャ。ソース: All About Circuits
  • Skyworks 6G FR3 モジュール写真: シールドされたLGAパッケージのSKYR60002の外観。ソース: everything RF
  • Samsung S26 Ultra 分解ビジュアル: 再設計されたSペンドックデュアルバッテリーコネクタを示す内部レイアウト。ソース: JerryRigEverything YouTube

京都北白川 ラーメン 魁力屋で京都背脂醤油全部のせラーメンをいただく。京都から引っ越してから食べてなかったので懐かしい。麺や虎鉄(京都拉麺小路)で特製肉盛り札幌熟成味噌 鶏ザンギVer.をいただく。ものすごい大きさのザンギが乗っていて、味噌も濃厚で美味しかった。

京都にいるときはたまに行っていた 魁力屋だが最近は周りに店が少ないのでなかなか行く機会がない。

たまたまフードコートに入っていたので食べた。懐かしー。

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そして別の日、麺や虎鉄へ行ってきた。

いつ行っても人が多かったので実は京都拉麺小路に行くのは初めて。
今回はかなりすいていたので訪問。特製肉盛り札幌熟成味噌 鶏ザンギVer.にした。

丼の半分を覆う大きな鶏ザンギが乗っていて箸で持ち上げるのも大変。でもかなり美味しい。

味噌も濃厚で、チャーシューもたっぷり、きくらげもたっぷりで美味しかった。

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2026年3月14日 (土)

京都市京セラ美術館の帰りは平安神宮でお参り、そして近くのポケモンマンホール、ポケふた(ヒノアラシとヒヒダルマ)を見てきた。

京都市京セラ美術館を出た後、なぜかポケストップに奇妙な図がついていたので、そちらの方向の平安神宮まで。

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とりあえずお参りして、

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そのポケストップの方に行ってみると人だかりが。

ポケモンマンホール、ポケふた(ヒノアラシとヒヒダルマ)だった。

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2026年3月13日 (金)

日本画アヴァンギャルド KYOTO 1948-1970@京都市京セラ美術館を観てきた。創造美術、パンリアル美術協会、ケラ美術協会という3つの異なる団体の作品が並び面白かった。パンリアルの異種材料貼り付けもいいが、ケラの若い感じが特によかった。

日本画アヴァンギャルド KYOTO 1948-197を観に京都市京セラ美術館へ。

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写真は全部OKでした。

創造美術

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パンリアル美術協会

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ケラ美術協会

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などなど。パンリアルの立体に貼り付けるのをさらにケラが進めているのが面白かった。若い感じがした。

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高周波・RFニュース 2026年3月13日 Microwave Magazineの特集はテスト&測定・スペシャルフォーカスはケーブル&コネクタ、Broadcomが400G/レーンの光DSP発表、Infinionが60GHzレーダのウェビナー開催、Rohmが超小型ワイヤレス給電チップ発表など

・Microwave Magazineの特集はテスト&測定・スペシャルフォーカスはケーブル&コネクタ

https://www.microwavejournal.com/publications/1
202603131

https://www.microwavejournal.com/publications/1/editions/366

202603132

・Broadcomが400G/レーンの光DSP発表

Broadcom Delivers Industry’s First 400G/lane Optical DSP for Next-Generation AI Networks

202603133

・Infinionが60GHzレーダのウェビナー開催

Webinar | 60 GHz CMOS Radar: Ultra-low power sensing for IoT devices

202603134

その他

Rohm

超小型ワイヤレス給電チップセットを開発

TDK

TDKのグローバルEMCソリューション

ATIS Accelerates Telco API Monetization in North America

2026年3月12日 (木)

高周波エンジニアのためのAI・機械学習入門(GPU編16)教師あり学習でバンドパスフィルタ特性5種類(Butterworth, Chebyshev, Ellipticなど)がKerasのCNNで分類できるか見てみた。99.8%の精度が出た。

前にフィルタ合成ツールfiltersynthをいろいろな特性が計算できるように改良したので、それでモンテカルロシミュレーションを行い、フィルタの種類が分類できるか見てみよう。

中心周波数、帯域幅、フィルタの種類(Butterworth, Chebyshev, Bessel, 逆Chebyshev, Elliptic、最後の2つはLCラダーで表せないので近似)を振って10000個データを作る。


import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
import skrf as rf
import filtersynth2 as fs

#周波数の設定
fstart = 0.1
fstop = 20
points = 200

#モンテカルロシミュレーションでは中心周波数と比帯域幅を乱数で振るが、それの最大最小
f0min = 2
f0max = 18
dfrmax = 0.2
dfrmin = 0.1

#フィルタデータ1つ分作る関数
def filter_data(n, f0, df, fstart, fstop, points, type):
    """
    Kerasで読めるような形でBPFの2ポートSパラメータとその合成に使うL,Cの値をそれぞれ
    1つ分のdata, labelとして出力する。具体的にはdataは(1, points, 5), labelは(1, 6)。
    dataが5なのは奇数次のLCフィルタはS11=S22、S21=S12かつ複素数データなので
    freq, S11real, S11imag, S21real, S21imagだから。Sパラメータは絶対値1なので規格化はせず
    周波数のみ最大周波数で割っている。
    """
    label = np.zeros((1, 5))
    if type == 0:
        bpf_cir, bpf_network = fs.BPF_synthesis(n, f0, df, fstart, fstop, points, type = "Butterworth")
        label[0, 0] = 1
    elif type == 1:
        bpf_cir, bpf_network = fs.BPF_synthesis(n, f0, df, fstart, fstop, points, type = "Chebyshev")
        label[0, 1] = 1
    elif type == 2:
        bpf_cir, bpf_network = fs.BPF_synthesis(n, f0, df, fstart, fstop, points, type = "Chebyshev2")
        label[0, 2] = 1
    elif type == 3:
        bpf_cir, bpf_network = fs.BPF_synthesis(n, f0, df, fstart, fstop, points, type = "Elliptic")  
        label[0, 3] = 1
    elif type == 4:
        bpf_cir, bpf_network = fs.BPF_synthesis(n, f0, df, fstart, fstop, points, type = "Bessel")
        label[0, 4] = 1
    freq = bpf_network.f
    Spara = bpf_network.s
    data = np.array([freq[:]/fstop*1E-9,Spara[:,0, 0].real, Spara[:,0, 0].imag,
                     Spara[:,1, 0].real, Spara[:,1, 0].imag]).T.reshape(1, Spara.shape[0],5)
    return data, label


#モンテカルロシミュレーションでデータ作成して保存する。
N = 10000
rng = np.random.default_rng(1)
data = np.empty((0, points, 5))
label = np.empty((0, 5))
for i in range(N):
    f0 = f0min + (f0max - f0min) * rng.random()
    df = (dfrmin + (dfrmax - dfrmin) * rng.random()) * f0
    type = rng.integers(0, 5)
    x, y = filter_data(5, f0, df, fstart, fstop, points, type)
    data = np.vstack((data, x))
    label = np.vstack((label, y))

#保存
np.savez_compressed("filter_characteristics.npz", data=data, label=label)

最初の100個はこんな感じ。

Gpufilterchara01

これをKerasのCNNを使って分類する。


import os
os.environ["KERAS_BACKEND"] = "jax"
import keras
import jax
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
from sklearn.model_selection import train_test_split
from sklearn.preprocessing import StandardScaler
plt.rcParams['font.family'] = 'Noto Sans CJK JP'

data_label = np.load("filter_characteristics.npz")
data = data_label["data"].reshape(-1,200,5,1)
label = data_label["label"]
x_train, x_test, y_train, y_test = train_test_split(data, label, test_size=0.3, random_state=0)

# Functional APIでCNNを設定
inputs = keras.Input(shape=(200, 5, 1))
x = keras.layers.Conv2D(64, kernel_size=(10, 2), activation="relu")(inputs)
x = keras.layers.Conv2D(64, kernel_size=(10, 4), activation="relu")(x)
x = keras.layers.Flatten()(x)
outputs = keras.layers.Dense(5, activation="softmax")(x)

# モデルの設定
model = keras.Model(inputs=inputs, outputs=outputs)
model.compile(optimizer=keras.optimizers.Adam(), loss=keras.losses.CategoricalCrossentropy(),    
            metrics=[keras.metrics.CategoricalAccuracy(name="acc"),])


batch_size = 64
epochs = 100

keras.utils.set_random_seed(1)
model.fit(
    x_train,
    y_train,
    batch_size=batch_size,
    epochs=epochs,
    validation_split=0.15,
)
score = model.evaluate(x_test, y_test, verbose=0)
print(f"Test Score{score}")

結果:

Test Score[0.007937788031995296, 0.9983333349227905]

と99.8%の精度が得られた。結構いいな。

 

 

 

 

2026年3月11日 (水)

MATLAB OnlineでAntenna ToolboxのantennaDesigner機能を使って様々なアンテナ(ホーン、フラクタル(スノーフレーク)パッチ、Vivaldi、誘電体共振器)のSパラメータ、指向性を計算する。

MATLABのAntenna Toolboxは驚くほどたくさんの種類のアンテナが設計できるようになっている。

Antennedesignertypes

いくつか選んでやってみよう。

ホーン

Antennedesignerhorn

フラクタル(スノーフレーク)

Antennedesignerfractalsnowflake

PIFA

Antennedesignerpifa

Vivaldi

Antennedesignervivaldi

そして誘電体共振器

Antennedesignerresonatori

こんなに簡単に設計できるなら、まずこれであたりを付けてからHFSSで追い込むようなことが効果的じゃないだろうか。

 

高周波・RFニュース 2026年3月11日 STMicroelectronicsが新UWBチップ発表、Ericssonが主導のVICTOR6G発足、Silicon LabsのBluetooth SoCがBANFのタイヤモニタリングシステムに採用、京セラが新しい差動クロック水晶発振器を発表など

・STMicroelectronicsが新UWBチップ発表

STMicroelectronics propels new era of ultra-wideband technology for automotive and smart device applications

202603111

・Ericssonが主導のVICTOR6G発足

VICTOR6G started: New research project for real-time virtualization in industrial 6G networks

202603112

・Silicon LabsのBluetooth SoCがBANFのタイヤモニタリングシステムに採用

BANF and Silicon Labs Digitize the "Last Analog Domain" with Intelligent Tire Monitoring Solution

 

202603113

・京セラが新しい差動クロック水晶発振器を発表

Kyocera Begins Mass Production of Differential Clock Crystal Oscillators
Delivering Industry-Leading*1 30 fs Phase Jitter

202603114

その他

Skyworks Demonstrates Advanced Connectivity and Power Solutions at Embedded World 2026

Semtech Launches 5G RedCap Modem for Industrial IoT

u-blox introduces the F11 platform, setting a new benchmark for ultra-low power meter-level GNSS in all environments

Telit Cinterion Expands Next-Generation GNSS Portfolio with New Dual-Band Modules for Scalable IoT Positioning

2026年3月10日 (火)

「探偵小石は恋しない」(森バジルさん)を読んだ。面白かった!ミステリオタクの探偵小石のもとには色恋調査の依頼しか来ないが、実はその裏側で起きている事件。真相もびっくりだし動機もびっくり!確かに変な表現だな…と思っていたがそういう…偏見はだめだな。

2026年本屋大賞ノミネートということで書店で平積みになっていて、しかも名だたるミステリ作家さんたちが帯で驚いたということを書いていて興味があって買って読んだ。確かに面白いし、完全にだまされるというか真相が全く予想外!

20260309-154454

あらすじは「小石探偵事務所の代表でミステリオタクの小石は、名探偵のように華麗に事件を解決する日を夢見ている。だが実際は9割9分が不倫や浮気の調査依頼で、推理案件の依頼は一向にこない。小石がそれでも調査をこなすのは、実はある理由から色恋調査が「病的に得意」だから。相変わらず色恋案件ばかり、かと思いきや、相談員の蓮杖と小石が意外な真相を目の当たりにする裏で、思いもよらない事件が進行していて── 」というもの。

その依頼を受ける中でなんかおかしな表現が多くあるが、常識にとらわれていると完全に読み飛ばしてしまう。後で真相を知った後にもう一度読むとなるほど…と思った。高校時代の誰が今の誰?というのもほとんど当たらず。とにかく真相が驚くもので、かつ動機がさらに驚き、そして最終章でまだ先がある。これはお勧めミステリ。人が死なないのもいい(が犯罪がないわけではない)。

 

高周波・RFニュース 2026年3月10日 IEEE Microwave MagazineはHF-VHF-UHF特集、Pythonの高周波ライブラリscikit-rfがv1.11.0に、Samsung Galaxy S26 Ultra分解動画、フジクラが4000心SWR/WTC製品化、Perasoの60GHzモジュールが軍用ドローン識別に採用など

・IEEE Microwave MagazineはHF-VHF-UHF特集

https://ieeexplore.ieee.org/xpl/mostRecentIssue.jsp?punumber=6668

202603101

・Pythonの高周波ライブラリscikit-rfがv1.11.0に
https://github.com/scikit-rf/scikit-rf

202603102

・Samsung Galaxy S26 Ultra分解動画

https://www.youtube.com/watch?v=FwFwR8kZwio

https://www.youtube.com/watch?v=SJOTDgwgjvw

202603103

・フジクラが4000心SWR/WTC製品化
4000心SWR® /WTC® ラインナップの製品化

202603104

 

・Perasoの60GHzモジュールが軍用ドローン識別に採用

Peraso 60 GHz mmWave Technology Selected for Next-Generation Drone Identification System for Military Applications

その他

Nordic Semiconductor expands nRF54L Series with entry-level Bluetooth LE SoCs

Connectivity, computing, sensing – Qualcomm CEO outlines 6G pillars

2026年3月 9日 (月)

MATLAB OnlineでAntenna ToolboxのantennaArrayDesigner機能を使って一行もスクリプトを書かずにパッチアンテナアレイを設計してSパラメータ、指向性などを計算する。1素子とちがって計算にはかなり時間がかかるのでとりあえず2素子のアレイで。

前回は1素子のH型パッチアンテナをやってみた。

今回はAntenna ToolboxのantennaArrayDesignerを使おう。立ち上げるとアンテナと素子の並べ方が選べる。

Antennaarraydesigner1

2素子のパッチアンテナにしよう。周波数を入れて確定を押すと設計される。間隔も含めて。

Antennaarraydesigner3

で計算…だが最初4素子でやったらめちゃくちゃ遅かった。なので2素子で。

それでも結構かかる。メッシュもかなり細かい。

Antennaarraydesigner6

Sパラメータ。結合も含めて。

Antennaarraydesigner4

3次元の指向性。もちろんぐるぐる回せる。

Antennaarraydesigner5

MATLABのスクリプトにも落とせる。

Antennaarraydesigner7

しかし大規模なアレイをOnlineでやるのはあまり現実的じゃなさそう。

速いPCでローカルでやらないと(個人ならツールボックス含めかなり安い)。

 

 

2026年3月 8日 (日)

RF Weekly Digest (Gemini 3.1 Pro・Google AI Studio BuildによるAIで高周波・RF情報の週刊まとめアプリ)2026/3/1-3/8





RF WeeklyDigest





Weekly Intelligence Briefing

UPDATED: 18:39:41




INDUSTRY UPDATE

本エグゼクティブ・サマリーは、2026年3月2日~5日に開催されたMWC Barcelona 2026での主要発表を受け、2026年3月8日時点における無線周波数(RF)技術およびモバイルハードウェアの主要な進展について、ハイレベルな分析を提供します。




NETWORK STD

5G-Advancedおよび6G規格の最新状況

  • 3GPP リリース20(6Gのインキュベーター): 2026年3月現在、3GPPは公式にリリース19からリリース20へと移行しました。このリリースは「ハイブリッド・ブリッジ」と位置付けられており、5G-Advancedを完成させると同時に、6Gに向けた初の正式な技術調査を開始するものです。
  • 6Gタイムラインの確定: Global 6G Conferenceにおいて、3GPP SA議長は、ユースケースおよびサービス要件に関する6G SA1調査が今月(2026年3月)完了することを確認しました。リリース21(2027年~2029年を予定)が、6Gの規定の技術仕様を含む最初のリリースとして確定しました。
  • 主要な技術の柱: 業界は6Gの3つのコアテーマとして、AIネイティブな無線インターフェース通信とセンシングの統合(ISAC)、およびアンビエントIoT(バッテリーレス接続)に集約されています。



NETWORK STD

新型ハードウェア:チップセットおよびRFフロントエンド(RFFE)

  • Qualcomm FastConnect 8800 (Wi-Fi 8 / Bluetooth 7.0):
    • 2026年3月2日に発表されたFastConnect 8800は、世界初の4x4 Wi-Fi無線構成を採用したモバイルソリューションであり、最大11.6 Gbpsのピーク速度を実現します。
    • RFの革新: UWBBluetooth Channel SoundingWi-Fi Rangingを組み合わせ、センチメートルレベルの精度を実現する空間インテリジェンス・スタック「Proximity AI」を統合しています。
    • モデムの更新: Qualcommはまた、AI最適化されたビーム管理を通じて消費電力を30%削減するSnapdragon X105 5G Modem-RFを初公開しました。
  • Skyworks 6G FR3パワーアンプ:
    • Skyworks SolutionsMediaTekと提携し、MWC 2026においてSKYR60002をデモンストレーションしました。これは6.425 – 7.125 GHzスペクトル向けに設計された6G FR3 L-PAMiF(フィルタ統合型LNA/パワーアンプモジュール)です。
    • PC1サポート: 同社はまた、ウルトラハイバンド(UHB)パワーキャス1(PC1)モジュールであるSKY58287-11を発売しました。このハードウェアは、特に固定無線アクセス(FWA)アプリケーションにおいて、5Gのセルエッジ(基地局端)のカバレッジを拡大するために設計されています。
  • SkyworksとQorvoの合併の進展: Skyworksの幹部は2026年3月2日の戦略説明会において、Qorvoの買収が進行中であることを確認しました。統合後の新組織は、高出力6Gインフラ向けの**窒化ガリウム(GaN)**統合に注力する予定です。



HARDWARE ANALYSIS

スマートフォン分解(ティアダウン)分析

  • Samsung Galaxy S26 Ultra(2026年3月11日発売予定):
    • 分解ソース: **YouTubeチャンネル「Disassembling Parts」**によって、2026年3月6日に包括的な分解結果が公開されました(リンク)。
    • RFとカメラの統合: この分解により、ペリスコープ(潜望鏡)モジュールに**ALoP(All Lenses on Prism)**技術が採用されていることが判明しました。これによりカメラバンプの厚み(z軸方向の高さ)が大幅に削減され、RFアンテナアレイをより近接して配置することが可能になりました。
    • 構造的な観察: 技術者はマザーボード周辺に「異例の量の独特な接着剤」が使用されていると指摘しました。これは構造用接着剤と、Snapdragon 8 Elite Gen 5プロセッサの熱を管理するための高性能な**熱伝導材料(TIM)**としての二重の役割を果たしていると考えられます。
  • iPhone 17 Pro Max RF分析:
    • 今週公開されたTechInsightsの分析(ソースリンク)では、Qorvo QM18522 RFアンテナチューナーの採用が強調されています。
    • Appleは主要コンポーネントの内製化を進めているものの、iPhone 17シリーズのメインモデムについては引き続きQualcommに依存しています。ただし、TechInsightsは、下位モデルのiPhone 16eおよびiPhone 17 Airにおいて、Apple初の内製5Gモデムがデビューしたことを確認しました。



INDUSTRY UPDATE

IoTおよびコネクティビティ(Wi-Fi 7、衛星通信)

  • 衛星音声通話の革新: Cubic3Viasat、およびQualcommは、2026年3月2日に、3GPP準拠の非地上系ネットワーク(NTN)を介した世界初のライブでのリアルタイム衛星音声通話の実演を行いました。この画期的な進歩により、標準的なハードウェア(専用の衛星アンテナなし)で地上網の圏外でも音声サービスを維持することが可能になります。
  • Wi-Fi 7 vs. Wi-Fi 8: everythingRFの業界アナリストは2026年3月5日にレポートを発表し、Wi-Fi 7の出荷台数が今年11億台に達する一方で、Wi-Fi 8(IEEE 802.11bn)は、単純な通信速度よりも**超高信頼性(UHR)**に焦点を当てた初期サンプリング段階に入ったと述べています。



NETWORK STD

主要な図解および図表

  • 3GPP リリース20 ロードマップ: 2027年に至るまでの6G調査への移行を示す詳細なタイムライン図。
  • Qualcomm FastConnect 8800 アーキテクチャ: 4x4無線とProximity AIの統合を示すハイレベルなブロック図。
  • Skyworks SKYR60002 FEM 仕様: 6G FR3向けのモジュールレイアウト詳細および周波数応答チャート。

松屋で炙りマヨ辣鶏めしをいただく。四角い鶏肉がごろごろはいっているのはいいが、辣というより塩味が強い。吉野家で肉味噌ねぎ牛丼をいただく。こちらは辣油がしっかり存在感があって牛丼に合う。

松屋で炙りマヨ辣鶏めしをいただいた。鶏肉はゴロゴロ入っていて、マヨネーズがかなりかかっているのに塩味がものすごく強かった。

でもご飯には合う味。

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また別の日、吉野家で肉味噌ねぎ牛丼をいただいた。肉味噌と牛丼はとてもよく合う。辣油の風味もしっかり感じられて美味しい。

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2026年3月 7日 (土)

「ウィキッド 永遠の約束」をIMAXで観てきた。良かった…映像も音楽、歌も素晴らしい(特に2人のデュエットのFor good)。お話も抜群に面白く、まさか「オズの魔法使い」の一行がこういう風に絡むとは…最後にあっ!と思ったり。ドロシーのエンドクレジットで探したり。

大画面で観ようと109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXで観てきた。

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ポスターもらった。

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前作を観たときは2部構成なのを知らなくて、え!と思ってだいぶ待っていた。期待通りによかった。

とにかく映像が美しいのと、歌がどれも素晴らしい。特にデュエットはいい。For goodとか。

エルファバが途中まで気の毒で気の毒で仕方ないし、最後は…と思ったら!ちゃんと救いがあったり。

そしてほうきの乗り方がかっこいい(いったん両足で立ってまたがる)。

「オズの魔法使い」とどう絡めるのかなと思ったらびっくりの展開。ブリキ男と臆病なライオンはいいとして、ドロシーが真正面からの映像が一切ない(ちらっと横顔が映るくらい)。エンドクレジットを探してしまった。

かかしに至っては足しか映らない(が…実は…)

とにかくよかった。特に後半はグッとくるシーンの連続で隣の人は明らかに泣いていた。

2026年3月 6日 (金)

MATLAB OnlineでAntenna ToolboxのantennaDesigner機能を使って一行もスクリプトを書かずにH型パッチアンテナ(Rogers基板)設計、Sパラメータ、インピーダンス、指向性などを計算する。最適化も実施できる。電磁界シミュレーションソフトのようだ。メッシュも確認できる。

Interface誌の2026年4月号にMATLAB Onlineの6か月ライセンスがついてきて、さらに様々なToolboxも自由に使える。

以前はRF ToolboxとRF PCB Toolbokを使ってみたが、

MATLAB Onlineで高周波用のRF Toolboxを使ってみる。Touchstoneファイルの読み込み、dB表示グラフ、スミスチャートなど簡単にできるし、フィルタ合成やIEEE P370 De-embedding(ZC-2xThru)も使える(MATLABで書かれたものがオリジナル)。

MATLAB Onlineで高周波基板設計用のRF PCB Toolboxを使ってみる。Coupled line バンドパスフィルタやratraceカプラが設計できる。モーメント法(MoM)や有限要素法(FEM)でちゃんと計算してくれているようだ。

今回はAntenna Toolboxを使ってみよう。

antennaDesignerというアプリが使えるようになっていて、一行もスクリプト書かずにアンテナ設計できる。

まず立ち上げると、

Antennadesigner1

ここで新規を押すと

Antennadesigner2

驚くほどいろいろなアンテナが選べるようになっている。線状から開口面から基板まで。

ここは最近見たH型にノッチが入ったパッチアンテナにしてみよう。基板はRogersのもの。

Antennadesigner3

周波数は24.125GHzにして確定を押すと、

Antennadesigner4

寸法が設計されて出てくる。メッシュも確認できる(MoM法を使っているそうだ)。

Antennadesigner5

で計算。サクサク動く。Sパラ、インピーダンス、3次元の指向性がすぐ計算できた。

Antennadesigner6

最適化も寸法の範囲を指定するとすぐできる。

Antennadesigner7

MATLABのスクリプトにも落とせる。

Antennadesigner8

これだけ何もしないでも設計できるのは電磁界シミュレーション専用ソフトのようだ。

次はアレイアンテナやってみよう(続く)。

2026年3月 5日 (木)

RF Weekly Digest (Google AI Studio BuildによるAIで高周波・RF情報の週刊まとめアプリ)のモデルをGemini 3 ProからGemini 3.1 Proにして作り直したものと3で作ったものを3.1で改善してもらったものを作る。どちらも結構いい出来だが、改善したほうがまとめられていてよさそう。

Google AI StudioやAntigravityでGemini 3.1 Pro Previewが使えるようになっていた。

そこで毎週やっているRF Weekly Digest (Google AI Studio BuildによるAIで高周波・RF情報の週刊まとめアプリ)を書き直してもらおう。

まずは一から作ったもの。結構存在しないリンクや要約のハルシネーションが多かったので何度かやり直してようやくできた。

これは私が高周波・RFニュースとしてほぼ毎日やっているのを詳しくしたのに近く、いい出来。

Rfwd1

次は3で作ったものを3.1で改良してもらったもの。これは複数の記事をまとめて項目ごとに分けている。

Rfwd2

1記事1項目だとかなり長くなるので、こっちのほうがいいかな。これからはこれを使う。

高周波・RFニュース 2026年3月5日 MWC2026のFierce記事まとめ、WBBAがHuaweiのNet5.5の認証基準発行、Mini-Circuitsの変調におけるCCDF解説記事、Samsung Galaxy A07分解動画、YageoのLLCトランスなど

・MWC2026のFierce記事まとめ

Mobile World Congress 2026: Complete coverage from Fierce Network

202603051

・WBBAがHuaweiのNet5.5の認証基準発行

WBBA Releases Global Net5.5G Readiness Assessment and Certification Standards, and Huawei Unveils Upgraded Net5.5G IP Bearer Network Offerings to Boost New Industry Vitality

202603052

・Mini-Circuitsの変調におけるCCDF解説記事

Complementary Cumulative Distribution Function (CCDF) in Modern Modulation Measurements

202603053

・Samsung Galaxy A07分解動画

https://www.youtube.com/watch?v=s0gq5kEEPTA

202603054

その他

Yageo

PM9525NL LLCトランスフォーマー PTLAシリーズ

Nordic Semiconductor accelerates cellular IoT leadership with major new product releases at MWC 2026 

 

2026年3月 4日 (水)

Google Antigravityで電気情報通信学会 知識の森のデータを読み込んでPythonでLangChainとChromaDBを使ったRAGでチャットアプリIEICE Knowledge Forest RAG Chatbotを作る。ローカルLLMはOllamaでGemma3とEmbeddingGemmaを使う。大量のpdfでもうまくRAGできているようだ。

今回は電気情報通信学会 知識の森のデータを使ったRAG。
https://www.ieice-hbkb.org/portal/

お願いするとすぐImplementation Planができた(この時はLLMはQwen3-vlと nomic-embed-textを使うように指示)。

Ieicechatbot1

何回かエラーを出しながらもWalkthroughができて実行。ただ一回実行してLLMがいまいちだったのでGemma3とEmbeddingGemmaに手動で変更した。

Ieicechatbot2

で実行。うまく動いているようだ。

Ieicechatbot3

これでhtmlもpdfもRAGができるベースができたので、後は自分でも別のサイトで作れるな。

高周波・RFニュース2026年3月4日 iPhone17e発表で対応バンドを見てみる、iPhone 17の5Gミリ波モジュールはSoitecのFD-SOI使用、QualcommのDragonwingによるWi-FI 8解説とWi-Fi 8レポート、QuectelがWi-Fi HaLowモジュール発表など

・iPhone17e発表で対応バンドを見てみる
US

Iphone17eus

日本

Iphone17ejp

まだWi-Fi 6なのがちょっと意外。ミリ波ないのは当然としてUWBも今回もなし。

・iPhone 17の5Gミリ波モジュールはSoitecのFD-SOI使用

Apple’s iPhone 17 Series 5G mmWave Antenna Module Revealed to be Powered by Soitec FD-SOI Substrates

・QualcommのDragonwingによるWi-FI 8解説

Wi-Fi 8 infrastructure for the AI era: Inside the new Qualcomm Dragonwing Networking Portfolio

202603041

Wi-Fi 8レポート

https://content.rcrwireless.com/report-wi-fi-8

202603043

・QuectelがWi-Fi HaLowモジュール発表

Quectel introduces FGH200M Wi-Fi HaLow module for massive IoT deployments

202603042

 

その他

Huawei Li Peng: Accelerating Towards the Agentic Internet Era with 5G-A and AI

AT&T and Ericsson enhance Cloud RAN performance with AI-native software on Intel Xeon 6 SoC

 

2026年3月 3日 (火)

話題のqwen3.5:9bがollamaで使えるようになっていた。そこでいつもやっている電子レンジの動作原理(水分子の共振周波数そのものではない)と隕石が大気圏突入で燃える理由(摩擦熱ではない)を聞いたところ正しく答えられた。qwen3:8bはどちらも×だったが賢くなっている。

qwen3.5が出ているが、うちのPC VRAM8GBしかないのでまあ動かんな、と思って傍観していた。

ところがqwen3.5 smallも発表されて、9bなら動きそう、しかもollamaも対応ということでやってみた。

https://ollama.com/library/qwen3.5

早速前にやってみた2つを聞いてみる。

 Ollamaを使ってローカルLLMのgemma3:4b,gemma3:27b, gpt-oss:20b,qwen3:8b,deepseek-r1:8b,llama3.1:8bに電子レンジの動作原理と2.45GHzが使われる理由、特に水分子の共振周波数との関係について聞いたがほぼ全滅。ChatGPTとGoogle Geminiは完璧なのに何で?

Ollamaを使ってローカルLLMのgemma3:4b,gemma3:27b, gpt-oss:20b,qwen3:8b,deepseek-r1:8b,llama3.1:8bによく誤解される隕石が大気圏突入で燃える理由を聞いたらやっぱり正しく答えられないものも。ここでもChatGPTとGoogle Geminiは完璧なのに何で? 

以下が回答してもらったもの。qwen3ではどちらも×だったのが正しく答えられている!賢い。

その1

電子レンジの動作原理となぜ2.45GHzが使われているかを教えてください。特に水分子の共振周波数とも関連づけて説明してください。

電子レンジの動作原理と、なぜ 2.45GHz という特定の周波数が選ばれたのかについて、水分子との関連を含めて正確に解説します。

結論から言うと、**「水分子の共振周波数である」のではなく、「水を含む食品において効率的に熱を発生させるためのバランスのとれた周波数」であり、また「国際的な無線通信干渉防止(ISM 帯)」**という事情が重なって 2.45GHz が選ばれています。

以下に詳しく解説します。


1. 電子レンジの動作原理

電子レンジで加熱される仕組みは、磁石や熱そのものではなく、電磁波(マイクロ波)によって水分子を振り回して摩擦熱を発生させることです。

  • 電気場の働き: マイクロ波には「電気場」という成分があります。水分子($H_2O$)は酸素の一方と水素の二方の両端で電気が偏って帯電しているため、**双極子(偶極子)**という性質を持っています。
  • 振り子運動: 電子レンジがマイクロ波を出すと、空間に電気場が発生します。この電気場に引っ張られようとする水分子が「プラス側」「マイナス側」と向きを変えようと振動します。
  • 熱化: マイクロ波の周波数(約 2.45GHz)は高速であるため、水分子は追従できません。そのため、水分子同士や他の分子と衝突して摩擦が生じ、その運動エネルギーが**熱エネルギー(温度上昇)**へと変換されます。

※ここで注意:MRI(磁気共鳴イメージング)のように「核スピン」の共振を利用しているのではなく、あくまで電気場で極性物質を動かしている点で原理が異なります。


2. なぜ「水分子の共振」と言われるのか?(ここが重要です)

一般的に「水分子は特定の周波数で共鳴(振動)するのでその周波数の電磁波を吸収する」と説明されることがありますが、厳密な物理学の観点から少し補足が必要です。

  • 純粋な水の共振: 純粋な液体の水自体が持つ電気的二重性緩和(Debye 緩和)のピークは約20GHz程度にあります。つまり、純粋な水に対しては 2.45GHz よりも高い周波数の方が吸収効率が良いのです。
  • 食品とでは異なる: しかし、我々が料理するのは「純粋な水」ではなく、「塩分(イオン)や脂質を含む複雑な食品」です。これらの物質が加わると、水分子の動きに遅れが生じ(粘性が高まるなど)、吸収特性が変わります。その結果として、2.45GHz 付近において、食品全体を均一に加熱できる最適な周波数帯域になるのです。

つまり、「水分子とぴったりの共振である」というのは科学的な厳密さでは「不完全な表現」ですが、日常用語としては「水分子がその周波数の電界エネルギーを最も取り込みやすい範囲に含まれている」と捉えることが許容範囲です。


3. なぜ「2.45GHz」なのか?(3 つの理由)

物理学(吸収効率)だけでなく、工学や規格上の制約も強く影響しています。

① 穿透深度と加熱効率のバランス (最適解)

マイクロ波が食品内部までどれくらい深く入るか(透深性)は周波数で決まります。

  • 高い周波数: 表面を激しく熱化しますが、奥まで届きません。(例:オーブントースターのように外側だけ焦げて中身が冷たい現象)
  • 低い周波数: 奥深くまで浸透しますが、単位体積あたりの加熱効率が下がり、家庭用レンジとしては大きくなりすぎたり時間がかかりすぎたりします。

2.45GHz は、**「外側を焦げさせない程度に奥まで熱を伝えつつ、十分な速度で加熱できる」**という家庭用調理において最もバランスの良い点(Sweet spot)です。食品中の水分含量とイオン濃度を考慮すると、この周波数帯で吸収が最も適度になります。

② 世界的な規格「ISM 帯」の確保

これが大変大きな理由です。

  • 産業・科学・医療用帯(ISM 帯): 2.400GHz〜2.500GHz という周波数帯は、世界中で「一般無線(Wi-Fi, ブルートゥースなど)や電子レンジなどの非通信機器の使用」に割り当てられた周波数です。
  • ライセンス不要: この帯域を使用するには免許が不要であり、電子レンジメーカーがどこでも安く調達できる回路部材が入手できます。もし別の周波数(例:3.5GHz など)を選んでしまうと、世界中で使える機器になりませんし、Wi-Fi など他の通信機器との干渉処理が大変になります。

③ レンジ内の Standing Wave の適合

  • 波長: 2.45GHz におけるマイクロ波の波長は約12cmです。
  • 内部構造: この波長が家庭用のレンジ(幅 30cm〜60cm)の中に、適切な「定在波( Standing Wave:電磁波の波形が固定された状態)」を形成しやすく、金属製のドアや回転するトレイと組み合わせて効率よくエネルギーを利用できるようになっています。

まとめ

2.45GHz が使われている理由は、「水分子の共振」という言葉に表れている物理的な要素もありますが、本質的には以下の 3 点によるものです。

  1. 食品加熱適性: 純粋な水の特性とは異なり、塩分を含む「実在する食材」にとって、奥まで熱を伝えつつ効率よく発熱できる周波数であるため。(Debye 緩和の特性が反映)
  2. 法規制・規格: 世界中で自由に使える ISM 帯であり、通信干渉を防ぐために選んだ世界共通の頻度であるため。
  3. 調理バランス: 波長と機器サイズの兼ね合いから、家庭用のサイズにおいて最も実用的な設計周波数であるため。

したがって、これは「水分子が振る周波数」という説明よりも、「食品を安全に効率的に加熱するための、規格上も物理的にも最適な折衷点として選ばれた周波数帯」というのが正確です。

 

 

その2

隕石が大気圏に突入すると燃えてしまいますが、その原理を教えてください。

隕石(メテロイド)が大気圏に突入して燃えてしまう、あるいは輝いて見える現象の原理について解説します。

結論から言うと、**「空気の摩擦による熱」が主な原因ではなく、「空気分子を激しく圧縮することによって発生する熱」が主役です。「圧縮発熱」**によるものと言えます。

以下に、その仕組みをわかりやすく 3 つのポイントに分けて説明します。

1. 主な原因:空気の急激な圧縮(断熱圧縮)

これが最も重要な物理的メカニズムです。

  • 現象: 隕石は時速 20km〜70km という超音速で突入してくるため、その前の空気分子を前方へ押しやりたくても、逃げ場のない状態で激しく圧縮されます。
  • 熱エネルギー: この空気分子が激しく衝突し合い、密度が極端に高くなる「衝撃波」ができます。この瞬間、空気の温度が数千度〜数万度の高温になります(断熱圧縮)。
  • 結果: 隕石の表面はこの超高熱を帯びた空気に囲まれているため、瞬時に溶けたり蒸発したりします。これを「燃える」と表現するのは、高温に輝くプラズマ状態になるためです。

※一般的な摩擦による熱との違い 自転車でブレーキを握る際の摩擦熱や、両手をこすり合わせるようなイメージで「空気の摩擦」が原因だと思っている人がいますが、宇宙空間のような低密度な大気の中では、圧縮によって生じる熱の方が断然優れています。

2. 現象名:剥離(アブレーション)

表面が溶けて蒸発していく現象は専門用語で**「アブレーション(Abolation)」**と呼ばれます。

  • 仕組み: 激しい熱により、隕石の表面材料が固体から気体へと変化(昇華や融解)して宇宙空間へ飛び散ります。
  • 冷却効果: これによって発生した蒸発物質は、隕石内部の熱を逃がす役割も果たします。もし空気が冷たい状態なら、アブレーションによって表面の材料が奪われ続けるため、隕石は次第に質量が減って小さくなり、最終的に大気中で消えてしまいます。

3. なぜ「燃える」ように見えるのか(光る理由)

高温になった空気と、蒸発した隕石の微粒子がプラズマ化(電気を帯びた状態)して輝くためです。

  • 化学反応で燃えているのではなく、物理的に熱せられた空気や溶けた物質自体が「光っている」状態です。
  • 夜空に輝く流星群は、大気圏の何万トンもの質量を持つ空気が、隕石という小さな物体によって激しく加熱・発光することで目に見える現象となっています。

まとめ:なぜ地面まで落ちないのか?

通常、隕石が燃え尽きてしまうのは上記の「圧縮熱」という理由です。しかし、非常に大きな隕石の場合は、中心部がまだ固体のまま残り、地上に落下し「隕石」や「隕石坑(めいせきこう)」として発見されることもあります(例:アリゾナの流星群)。

【まとめ】

  1. 空気の圧縮熱が高温度になる。
  2. 高温の空気が物体を溶かす・蒸発させる。
  3. この現象は「燃焼」ではなく物理的な**物質の変化(相変化)**である。

これが、夜空に瞬く「流れ星」が実際には「大気圏突入による爆発的消滅」の結果であることを理解する鍵となります。

Interface2026年4月号 シミュレーション開発入門[衝突/回転/摩擦/流体の物理で学ぶ]を買った。MATLAB/Simulink6か月ライセンス付き。Simulinkの使い方から微分方程式の数値解法まで高校物理(東大の問題とか)の範囲で書かれていてモデルベース開発に興味がある人にはぴったり。

前回、MATLAB/Simulink6か月ライセンス付きの特集号が出た時も買ったので、

 Interface2025年1月号はMATLABで1ニューロンから手作り 数学&図解でディープ・ラーニング。初歩からAlexNetの転移学習、CNNまで話題が豊富で、なんとMatlab Onlineの半年ライセンスがついてくる。Simulinkや各種toolboxも使える。早速MATLAB入門オンラインコース修了した。

今回も買ってみた。

20260228-154630

モデルベース開発に興味のある人が周りに多かったが、まあとはいえ何から手を付けていいのかわからないという人がほとんどだったのでこの特集はいいと思う。

目次は以下の通り。実際の系は複雑すぎるので、高校物理の範囲(といっても東大の問題とか)でモデルを作っているのはいい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎MATLAB/Simulink 6カ月ライセンス付き
☆特集 シミュレーション開発入門[衝突/回転/摩擦/流体の物理で学ぶ]

◎動かせる仕様書「モデル」を使ってシミュレーションしながら製品を開発する
●イントロダクション1 開発スピードとコスパを両立!モデルベース開発

◎①Simulinkでモデル作り&シミュレーション ②3D視覚化ツールで直感的に確認
●イントロダクション2 特集でやること…身近な物理現象でモデルベース開発を学ぶ

◎微分方程式の構築からSimulinkモデルを使ったシミュレーション,SILSによる物理現象の確認まで
●プロローグ はじめてのモデルベース開発体験

◎数式や台車のモデル化を通して基本とメリットをおさえる
●第1章 Simulinkではじめてのモデル作り

◎ルンゲ=クッタ法のアルゴリズム実装を通してMATLABソルバのカラクリを解き明かす
●第2章 作りながら学ぶ…シミュレーションとソルバ

◎微分方程式の導出からSimulinkモデルの導出,シミュレーション結果の確認まで
●第3章 運動量保存則と物体の衝突モデル

◎単純な直線運動から回転運動まで
●第4章 運動エネルギーと位置エネルギー

◎回転運動と振り子のシミュレーションでエネルギーが一定に保たれることを確認する
●第5章 力学的エネルギー保存則をSimulinkモデルで試す

◎トレーラの制動距離を例に…理論値と実データに違いが出る要因を考察する
●第6章 摩擦とは何なのか?実験データからひもとく

◎高校物理の「親亀,子亀問題」から力Fの正体,推進力と摩擦力の関係を解き明かす
●第7章 現実世界における力学をトレーラのモデルで考える

◎モデル化&動作確認で問題を直観的に理解してから解いてみる
●第8章 ここまでの知識を使って東京大学の入試にトライ

◎散水車を題材にベルヌーイの定理を使ったSimulinkモデルを構築する
●第9章 流体と力学のモデル化

●Appendix1 MATLAB Onlineの使い方&演算方法

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

MATLAB、Copilotチャットも使えるようになっていてびっくり。

Interfacesim

3D可視化ツールSILSもついてくる。動画を撮ってみた。

なるほどわかりやすい。

でも実はMATLAB/Simulink6か月ライセンスは、RF関係のToolboxも自由に使えるのでそれを試そうと思って買ったのだった。

前回もこんなのをやった。次はアンテナとかかな。

MATLAB Onlineで高周波用のRF Toolboxを使ってみる。Touchstoneファイルの読み込み、dB表示グラフ、スミスチャートなど簡単にできるし、フィルタ合成やIEEE P370 De-embedding(ZC-2xThru)も使える(MATLABで書かれたものがオリジナル)。

MATLAB Onlineで高周波基板設計用のRF PCB Toolboxを使ってみる。Coupled line バンドパスフィルタやratraceカプラが設計できる。モーメント法(MoM)や有限要素法(FEM)でちゃんと計算してくれているようだ。

こういうのも。

MATLAB OnlineのSimulinkでローレンツ方程式をode8で計算してみる。Interface 2025年1月号でMATLAB Onlineの半年ライセンスがついてきたので。Simulinkを使うのは初めてだったが、わかりやすいSimulink入門コースを修了したのですぐできた。 

 

高周波・RFニュース 2026年3月3日 MWC2026で各社がさらに展示内容をプレスリリース(SkyworksはFR3対応のフロントエンドモジュール、QualcommはR19対応モデムX105、BroadcomはVMware Telco Cloud Platform 9 、IntelはAI-Readyネットワーク、NordicはCat 1 bisモジュールなど)

・MWC2026で各社がさらに展示内容をプレスリリース

Skyworks and MediaTek Showcase Early 6G FR3 and PC1 RF Front-End Innovations at MWC 2026

202603031

Broadcom Announces VMware Telco Cloud Platform 9 to Drive Greater Hardware Efficiency for Sovereign-Ready Telco Infrastructure

Qualcomm Announces 5G-Advanced Leap with Qualcomm X105 5G Modem-RF – World’s First R19-Ready Modem, Laying the Foundation for 6G

202603032

Qualcomm accelerates 6G trajectory to drive device-to-data-center transformation for leading network providers

FastConnect 8800: Redefining AI-ready connectivity with 4x4 Wi-Fi and Wi-Fi 8

Smarter 5G Today, Seamless Path to 6G: Intel’s AI-Ready Network Vision

202603033

Nordic Semiconductor debuts low-power nRF93M1 Cat 1 bis module at MWC 2026

202603034

MaxLinear Showcases Accelerating Sierra Momentum with Multiple O-RAN Radio Units at MWC 2026

Sivers Semiconductors to Showcase Cutting-Edge SATCOM and Fixed Wireless Innovations at MWC Barcelona

Quectel expands mid-tier 5G portfolio with new RedCap 3GPP release 17 variants

Ericsson, Sony and Vodafone to highlight 5G professional photography breakthrough at MWC

MediaTek Exemplifies AI and Connectivity Leadership at MWC 2026

その他

iFixit : Buyer Beware Sony’s XM6 Might Be Your Next $330 Paperweight

 

2026年3月 2日 (月)

Pythonの高周波ライブラリscikit-rfを使ったマイクロ波LCフィルタ合成ライブラリ filtersynth、バタワースとチェビシェフしかなかったのを楕円、ベッセル、ルジャンドルも含むようにChatGPTに改造してもらった。楕円はLCラダーでは表せないこととその代案まで出してきた。

以前、こういうのを書いた。

Pythonの高周波ライブラリscikit-rfを使ってマイクロ波LCフィルタ合成ライブラリ filtersynthを作った。任意の次数のバタワースとチェビシェフタイプのLPF, BPF, HPFを合成して回路定数のリストやSパラメータにして出力できる。 

バタワースとチェビシェフしか使えないのはいまいちだなと思ったが拡張が面倒。ChatGPTに聞いてみよう。

scipyのsignalを使うのが簡単と言ってきてコードはこちら。

def prototype_LPF(n,
                  type="Chebyshev",
                  ripple=0.1,
                  atten=40):
    """
    正規化LPFプロトタイプの g 値を返す
    source/load = 1Ω, ωc = 1 rad/s

    Parameters
    ----------
    n : int
        フィルタ次数
    type : str
        Butterworth, Chebyshev, Chebyshev2, Elliptic, Bessel, Legendre
    ripple : float
        通過帯域リップル [dB](Chebyshev I, Elliptic)
    atten : float
        阻止帯域減衰量 [dB](Chebyshev II, Elliptic)
    """

    type = type.lower()
    g = np.zeros(n + 2)
    g[0] = 1.0

    # --- Butterworth ---
    if type == "butterworth":
        for k in range(1, n + 1):
            g[k] = 2 * np.sin((2*k - 1) * np.pi / (2*n))
        g[n+1] = 1.0

    # --- Chebyshev I ---
    elif type == "chebyshev":
        eps = np.sqrt(10**(ripple/10) - 1)
        beta = np.arcsinh(1/eps) / n
        gamma = np.sinh(beta)

        a = np.zeros(n+1)
        b = np.zeros(n+1)

        for k in range(1, n+1):
            a[k] = np.sin((2*k - 1) * np.pi / (2*n))
            b[k] = gamma**2 + np.sin(k * np.pi / n)**2

        g[1] = 2 * a[1] / gamma
        for k in range(2, n+1):
            g[k] = 4 * a[k-1] * a[k] / (b[k-1] * g[k-1])

        if n % 2 == 0:
            g[n+1] = 1 / (np.tanh(beta/2)**2)
        else:
            g[n+1] = 1.0

    # --- SciPy based designs ---
    else:
        if type == "chebyshev2":
            z, p, k = signal.cheby2(n, atten, 1, analog=True, output='zpk')
        elif type == "elliptic":
            z, p, k = signal.ellip(n, ripple, atten, 1, analog=True, output='zpk')
        elif type == "bessel":
            z, p, k = signal.bessel(n, 1, analog=True, norm='phase', output='zpk')
        elif type == "legendre":
            z, p, k = signal.legendre(n, ripple, 1, analog=True, output='zpk')
        else:
            raise ValueError(f"Unknown filter type: {type}")

        # --- g値変換(ポールからLCラダーへ) ---
        p = np.sort_complex(p)
        gk = []

        for pole in p:
            gk.append(2 * np.real(1 / pole))

        for i in range(n):
            g[i+1] = np.real(gk[i])

        g[n+1] = 1.0

    return g
ベッセル特性の例。
Newfiltersynth

でも楕円フィルタはLCラダーでは近似的にしか表せないこともちゃんと指摘してきた。↓でその後コードも。電子回路のことも詳しいのか。

ーーーーー

Elliptic(楕円)LC フィルタを「正確に」合成する場合、

あなたが書いている g値 → 交互L/C の世界から一段階上に進み、


有理関数 → 正実関数 → Cauer / Brune 展開

という 回路合成そのものになります。

以下では

 

 

 

 

 


  1. なぜ g値法では Elliptic は「正確でない」のか


  2. 正確な Elliptic 合成の理論(Cauer / Brune)


  3. 実務で使える アルゴリズム手順


  4. Python / scikit-rf / scipy での 実装方針(コード骨格)

を順に説明します。


 

 

 

 

 

1. なぜ g値ラダーでは Elliptic が不完全か

Elliptic フィルタの本質は:

 

 

 

 

 


  • 通過帯リップル


  • 阻止帯リップル


  • 有限周波数ゼロ(Transmission Zero)

👉 この「有限周波数ゼロ」は

単純な L–C–L–C ラダーでは表現できません

そのため g値法では:

 

 

 

 

 


  • 近似的な stopband attenuation は出る


  • 本来の零点位置がズレる


  • 高周波側で特性が崩れる


 

 

 

 

 

2. 正確な Elliptic 合成の理論構造

Elliptic 合成は次の流れです。




|S21(jω)|^2
Driving Point Impedance Z(s) ↓ (正実関数)
Cauer / Brune 展開

LC + 並列共振器(有限周波数零)

2026年3月 1日 (日)

RF Weekly Digest (Gemini 3 Pro・Google AI Studio BuildによるAIで高周波・RF情報の週刊まとめアプリ) 2026/2/22-2026/3/1

RF WeeklyDigest

Weekly Intelligence Briefing

UPDATED: 18:25:52
NETWORK STD

5G/6Gの進展と標準

以下は、過去7日間(2026年2月22日から2026年3月1日まで)における高周波(RF)技術の最新動向に関する経営層向け概要です。

  • 6Gの研究は、統合センシング&通信(ISAC)に引き続き重点を置いています。ISACでは、ネットワークがデータを伝送するだけでなく、テラヘルツ波を用いて「世界を認識」します。これは、物体をセンチメートルレベルの精度で検出することを可能にし、スマートシティ、産業安全、人間と機械のインタラクションを変革し、自律ロジスティクスや非接触型ヒューマンマシンインターフェースといったアプリケーションを実現します。
  • 6Gアンテナ技術における主要な進展が、Samsungにより、KT CorporationおよびKeysight Technologiesとの協力で報告されました。彼らは、7 GHz周波数帯においてX-MIMO(eXtreme multiple-input multiple-output)アンテナシステムの屋外実環境テストを成功させ、最大3Gbpsのダウンロード速度を達成しました。この7 GHz帯は、将来の6Gネットワークにとって重要な周波数帯域と見なされています。
  • Deutsche TelekomT-Mobileは、接続性、センシング、コンピューティングの融合に焦点を当てた共同の6Gイノベーションハブを立ち上げ、AIネイティブネットワークの推進を目指しています。これは、「フィジカルAI」を実現することを目的とし、ネットワークアーキテクチャに最初からインテリジェンスを直接組み込むことで、単なる高いスループットではなく、信頼できる成果というビジョンに向かって進んでいます。
  • 6G標準に関する議論は活発であり、標準化団体やテクノロジー企業から研究ロードマップが公開されており、2030年から2032年頃の商用展開が予測されています。
  • 5Gにおいては、OoklaとOmdiaの共同レポートによると、2025年末までに世界のSpeedtestサンプルにおける5Gスタンドアローン(SA)の割合は17.6%を占め、グローバルなSAダウンロード速度の中央値は269 Mbpsであり、ノンスタンドアローンネットワークに比べて52%高い数値を示しています。
  • MasOrangeEricssonは、スペインの20都市で5G Advanced機能を展開しており、より広範なIoTデバイスをサポートするためのRedCap(Reduced Capability)無線機と、AR/VRのような時間制約のあるアプリケーション向けのL4S(Low Latency, Low Loss, Scalable Throughput)を導入しています。
  • Gilat Satellite Networksは、静止軌道(GEO)衛星を介した3GPP準拠の5G非地上ネットワーク(NTN)接続のデモンストレーションに成功しました。このマイルストーンは、既存の高軌道インフラストラクチャ上での標準化された5Gサービスを検証するものであり、特定の補償とプロトコル最適化により遅延の課題に対処しています。
NETWORK STD

新規ハードウェア(チップ、アンテナ、モデム)

  • RF半導体市場は、5Gテクノロジーの急速な成長とIoTテクノロジーの利用拡大に牽引され、2031年までに396億ドルに達すると予測されています。RFフィルターは市場での優位性を維持すると見られています。
  • 将来のRF性能は、異種3D集積から生まれると予想されており、リニアRFフロントエンド用のGaAs高電力密度用のGaN制御およびビームフォーミングロジック用のシリコンといったダイを垂直に積層し相互接続します。このアプローチにより、信号経路が劇的に短縮され、損失が低減され、システムフットプリントが縮小され、特に衛星およびフェーズドアレイアプリケーションにとって非常に重要です。
  • Wistron NeWeb Corporation (WNC)は、MWC 2026でAI-RAN5G Advanced、および6Gテクノロジーを発表しており、NVIDIA Aerial Testbedと統合されたAI最適化屋内/屋外O-RUも含まれます。このO-RUは、5G-Advanced/6G統合センシング&通信(ISAC)のユースケースをサポートします。
  • 京セラは、IoTデバイスでの低電力無線通信に最適化されたコンパクトなSAW(弾性表面波)フィルターファミリーを発表しました。これらのフィルターは、一般的なISM帯およびサブギガヘルツ帯をターゲットとし、小型の表面実装パッケージ、低挿入損失、および混雑したRF環境向けの高い帯域外減衰を提供します。
  • 新しいHLK-LD2420 24Ghzミリ波レーダー人体存在微動検知センサーモジュールが利用可能になりました。これは、シングルチップのスマートミリ波センサーSoCとスマートアルゴリズムファームウェアを特徴とし、コンパクトなアプリケーションに適しています。
INDUSTRY UPDATE

スマートフォン分解レポート

  • 2026年2月22日から2026年3月1日の期間に特化して公開された、iFixit、TechInsights、YouTube、またはX(Twitter)からのRFコンテンツを詳述する新しいスマートフォン分解動画や写真は見つかりませんでした。
CONNECTIVITY

IoTと接続性(Wi-Fi 7、Bluetooth)

  • Wi-Fi 7は、新しい伝送方式、ネットワーク効率、および干渉管理の進歩により、Wi-Fi 6Eと比較して、複数の高帯域幅デバイスに対してより高速な速度、低遅延、および優れたパフォーマンスを提供します。アップグレードには、最新のプロトコルをサポートする新しいデバイスとルーターが必要です。
  • Airgainは、事前認証済みのセルラーモデム(CAT M/NB-IoT、CAT 1、CAT 4)とアンテナ統合サポートを備えた組み込みIoT接続ソリューションを提供しており、製品設計と展開を加速させます。
  • IoT接続ポリシー制御市場は急速に拡大しており、広範なIoTデバイスの展開と、安全で効率的な管理ソリューションの必要性により、2025年の31.2億ドルから2026年には36.5億ドルへと成長すると予測されています。
  • 衛星IoT接続は重要性を増しており、資産追跡やインフラ監視といった重要なユースケースにおいて、セルラーネットワークを超えたカバレッジを拡大しています。企業は、標準のNB-IoTモジュールとシングルSIMを使用したシームレスな衛星直接接続を求めています。
  • Bluetoothテクノロジーは、最新のBluetooth 5.4規格によりワイヤレス接続を再定義しており、より長い通信距離、低遅延、および電力効率の向上を提供します。進歩には、ワイヤレススピーカーのようなデバイスにおいて、エネルギー効率とオーディオ品質を大幅に向上させるLE AudioBluetooth 5.3規格が含まれ、マルチポイントペアリングやaptX Losslessなどの高度なコーデックといった機能を提供します。
INDUSTRY UPDATE

図表

  • 記事「A/D/RF co-design - Siemens」には、XpeditionにおけるRF PCB設計を示す画像が言及されており、単一のPCB上でアナログ、デジタル、高周波回路を統合する設計アプローチが図示されています。(特定の画像への直接埋め込み可能なリンクは抽出できませんでした。)
  • HLK-LD2420 24Ghzミリ波レーダー人体存在微動検知センサーモジュールのリスティングには、製品写真と説明が含まれています。(特定の画像への直接埋め込み可能なリンクは抽出できませんでしたが、製品はリンク先のページで確認できます。)

松のやで“牛”サーロインかつ定食をいただく。わさび醤油で食べるのは初めてくらいだが柔らかいかつとよく合って美味しい。松屋で牛肉と牡蠣のオイスターソース炒め定食をいただく。濃いソースに、牡蠣も小ぶりながら存在感あって美味しい。

松のやで“牛”サーロインかつ定食をいただいた。

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結構な値段だがレアなサーロインが柔らかく、わさび醤油ともよく合う。というかわさびだけつけてみても美味しかった。

また別の日、松屋で牛肉と牡蠣のオイスターソース炒め定食をいただいた。

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オイスターソースが濃くてご飯が進む味。牡蠣も小ぶりで数は少ないがしっかり存在感あって美味しかった。

 

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