Pythonの高周波ライブラリscikit-rfを使ったマイクロ波LCフィルタ合成ライブラリ filtersynth、バタワースとチェビシェフしかなかったのを楕円、ベッセル、ルジャンドルも含むようにChatGPTに改造してもらった。楕円はLCラダーでは表せないこととその代案まで出してきた。
以前、こういうのを書いた。
バタワースとチェビシェフしか使えないのはいまいちだなと思ったが拡張が面倒。ChatGPTに聞いてみよう。
scipyのsignalを使うのが簡単と言ってきてコードはこちら。
でも楕円フィルタはLCラダーでは近似的にしか表せないこともちゃんと指摘してきた。↓でその後コードも。電子回路のことも詳しいのか。
ーーーーー
Elliptic(楕円)LC フィルタを「正確に」合成する場合、
あなたが書いている g値 → 交互L/C の世界から一段階上に進み、
有理関数 → 正実関数 → Cauer / Brune 展開
という 回路合成そのものになります。
以下では
なぜ g値法では Elliptic は「正確でない」のか
正確な Elliptic 合成の理論(Cauer / Brune)
実務で使える アルゴリズム手順
Python / scikit-rf / scipy での 実装方針(コード骨格)
を順に説明します。
1. なぜ g値ラダーでは Elliptic が不完全か
Elliptic フィルタの本質は:
通過帯リップル
阻止帯リップル
有限周波数ゼロ(Transmission Zero)
👉 この「有限周波数ゼロ」は
単純な L–C–L–C ラダーでは表現できません。
そのため g値法では:
近似的な stopband attenuation は出る
本来の零点位置がズレる
高周波側で特性が崩れる
2. 正確な Elliptic 合成の理論構造
Elliptic 合成は次の流れです。
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