« 映画「ディスクロージャー・デイ」を観てきた。宇宙人の存在が隠蔽されているのはわかるが、終盤まで主人公2人に何が起きているのか全く分からない展開(数学が宇宙の共通言語ということだけ…)そして最後には予想通りあの人?が出てくるし、観る人に結末はゆだねられていた。 | トップページ | 松屋で海鮮盛り合わせ定食をいただく。タルタルもたっぷりついてくるのがいい。餃子の王将で秋ラーメンをいただく。生姜をスープに溶かすと一気に美味しく。やよい軒でさんまの塩焼定食(揚げ出し茄子小鉢付)をいただく。今年初のさんま。 »

2026年10月 3日 (土)

「シュレディンガーの密室」を読んだ。「観測」するまで生死が決まらない、というシュレディンガーの猫のような状況をSFでなく現実で生み出すアイデアがすごい。それだけでなく連続殺人のトリックもなるほどと。そして最後もいろいろ仕掛けがある。面白かった!

書店で平積みになっていて、しかもシュレディンガーの猫を基にした小説?と思って読んだ。面白かった!

20260926-142912

あらすじは、

「ミステリとは――
生死を確定させる小説である。

腎臓移植用のドナーとして成育された少女、土砂崩れで孤立した研究所、硫化水素が充満する死の空間(デッドゾーン)、連続殺人。
突入か、静観か。密室の扉を開くと、二人の生死が決まる。
結末を、”観測”せよ。 」

というもの。

本当に量子もつれを題材にしたミステリは佐藤究さんの「爆発物処理班の遭遇したスピン 」がありますが、

「爆発物処理班の遭遇したスピン」(佐藤究さん)を読んだ。まさか量子エンタングルメントが緊張感の高い警察小説になるとは…8篇の短編集ですがどれも驚く結末でものすごく面白かった。特にCGクリエーターのアイデアの秘密「ジェリーウォーカー」や「くぎ」がよかった。 

これは現実世界で観測するまで生死が確定しない、という状況を作り出すという凝ったつくり。この「確定」というのがキーになるお話。

しかもその硫化水素の部屋以外で、連続殺人が不可能と思える状況で起きる。一体犯人は…そして閉じ込められた2人は助かるのか?というのがとてもスリリングで面白い。

しかもそのトリック、あれが伏線だったのか、と思って感心する。またこれで終わりか、と思ってもまだ先にある。すごい作品。

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