FIFAワールドカップカタール2022で今使われているボールはAdidasとKinexon共同開発のUWB+慣性センサ内蔵で位置が高精度にわかる。ICはQorvo(Decawave)のDW1000を使ってる。タグはアンテナもリファレンスそのまま、アンカーは外部PA追加みたい。
この記事を見た。
ワールドカップで審判支援「IoTボール」のスゴイ仕組み/世界のフットボールテック(1)
おお、すごいな。これはUWBの正しい使い方の気がする(AirTagでストーカー被害を増やすより、、、)。
重さとか大丈夫なのかなと素人考えだけどAdidasがその辺ちゃんと調整しているんでしょう。
ADIDAS REVEALS THE FIRST FIFA WORLD CUP™ OFFICIAL MATCH BALL FEATURING CONNECTED BALL TECHNOLOGY
こんな感じで入っている。
このボールをタグとしてグランドに複数置かれたアンカーで位置検知するということだそうだ。
https://kinexon.com/products/football/
で中身が気になるところ。FCCでKinexonを探すと、
まずタグ。ICはQorvo(Decawave)のDW1000だな。アンテナがDWM1001Cと同じだし、リファレンス通り作っている感じ。
https://www.qorvo.com/products/p/DW1000
次はアンカー。ICは同じだが、外部PAを使っているよう。SPDTでTx/Rxを切り替えている。
アプリケーションノートにそのまま乗っている。これもリファレンス通りっぽい。
どんどんスポーツもテクノロジー取り入れてるな。これはうかうかできない。
最近のコメント