浜村渚の計算ノート 10さつめ ラ・ラ・ラ・ラマヌジャンを読んだ。九章算術、ベクトル、四元数、電卓、そしてラマヌジャン!タクシー数も1+2+3+…=-1/12もいろんな公式も出てきます。カプレカー数も。高精度計算サイトkeisan.casio.jpにUPしているものとも関連していてよかった。
数学教育を根絶した日本政府に対してテロを起こす黒い三角定規(とても反対する気にはなれない)と数学大好きな浜村渚との戦い?のシリーズももう10冊目なのか!でも前作からだいぶ間が空いた。
内容は
・九章めの真実→九章算術が出てきます。
・矢印を抱いて眠れ
ベクトルや四元数が出てきます。しかしシモン・ステビンは知らなかった。当たり前のように使っていた。
でギブズさんて自由エネルギーの人と同一人物か!それも知らなかった…
・電卓が愛を語る話
これは異色というか数学というより本当に電卓を押して計算するお話。
・ナマギリにきいてみろ
もちろん法月綸太郎さんの「生首にきいてみろ」とラマヌジャンのナマギリ女神を掛けたタイトル!
こんな式が出てきます。
最初の式の浜村渚さんの説明はこれに近いのかな???
1+2+3+…=-1/12を、物理の古典極限と繰り込みで出す?
ただ出てきた式の中で、
φ(x) + φ(-x) = 1/2 φ(-x²)
と
1, 1/2, 2/1, 1/3, 3/1, 2/3, 3/2, 1/4, 4/1, 2/4, 4/2, 3/4, 4/3,…
がわからない…
二番目のは自然数と有理数の数が等しいというのに使われるのに似てるがラマヌジャンそんなのやってたかな…
一番目はオイラーのトーシェント関数?と思ったけど負がないしなあ。
まあそれはそれとして、カシオの高精度計算keisan.casio.jpに関連する自作式をいくつか作っていたので最後にその紹介を。
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