書籍・雑誌

2025年6月11日 (水)

「君のクイズ」を読んだ。面白かった!クイズ番組の決勝戦、問題が一文字も読まれていないのに回答、正解した本庄。対戦相手だった三島はその謎を追っていく。競技クイズの話、プレイヤーの思考、そもそもクイズとは?のように深まっていき驚きの結末に。

書店で平積みになっていて人気がうかがえる。面白くて一気に読んだ。

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あらすじは

生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たすという不可解な事態をいぶかしむ。いったい彼はなぜ、正答できたのか? 真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになり――。
読めば、クイズプレーヤーの思考と世界がまるごと体験できる。人生のある瞬間が鮮やかによみがえる。そして読後、あなたの「知る」は更新される! 

というもの。どう考えてもやらせとしか思えないゼロ文字正答。しかし三島が過去のクイズ番組を調べ、また自分の過去とも向き合い(この現在の調査パートと過去の記憶パートが交互にでてくるのがよかった)だんだん真相に近づいていく様はまさにミステリ。

競技クイズのうんちくや、プレイヤーがクイズをどうやって覚えているかとか、そもそもクイズとは何か論まで出てくる。

三島は謎を解いたのか?と思ったらまだ先があったり。

書下ろしの僕のクイズも追加されてますが、私もこういう話聞いたことあってなるほどとか思ったり。

とにかく面白いのでお勧め。

ところでゼロ回答正答のママ、クリーニング小野寺よ、が本当にあるのはびびった…

https://onoderacleaning.co.jp/

 

 

 

 

 

2025年6月10日 (火)

三体0 球状閃電を読んだ。 面白かった。球電に両親を殺された陳はその正体の解明にのめり込む。数理モデルを作ってシミュレーション繰り返すとか膨大な条件を振って実験繰り返すとか身につまされることをしても分からない球電の意外な正体に驚く…量子力学の観測問題が出て来たり。

倉吉に行ったときのスーパーはくとの中で一機に読んだ。面白かった!

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激しい雷が鳴り響く、14歳の誕生日。その夜、ぼくは別人に生まれ変わった――両親と食卓を囲んでいた少年・陳(チェン)の前に、それは突然現れた。壁を通り抜けてきた球状の雷(ボール・ライトニング)が、陳の父と母を一瞬で灰に変えてしまったのだ。自分の人生を一変させたこの奇怪な自然現象に魅せられた陳は、憑かれたように球電の研究を始める。その過程で知り合った運命の人が林雲(リン・ユン)。軍高官を父に持つ彼女は、新概念兵器開発センターで雷兵器の開発に邁進する技術者にして若き少佐だった。やがて研究に行き詰まった二人は、世界的に有名な理論物理学者・丁儀(ディン・イー)に助力を求め、球電の真実を解き明かす……。

というものだがその正体が驚き。まあ三体本編でも智子でなかなかのことをやっていたので…

有名な物理学者(なんとガモフも含む)の名前が出てきたり、SETI@HOMEが出てきたり、量子力学の観測問題が出てきたりおおっと思うところと、Pentium4とかAlphaとか、まあ時代的にいうとそうか、みたいなところも面白い。

あと三体本編のように割と簡単に大量に人が死んだりしますが、一応これはハッピーエンドなのかな。

2025年5月20日 (火)

「ファラオの密室」を読んだ。めちゃくちゃ面白かった!エジプト神話と本格推理が混ざったトリックがすごい。死んでミイラにさらた神官は心臓に欠けがあり冥界の審判を受けられず、3日間地上に戻るが、そのころ先王のミイラが玄室から消える事件が発生。そのトリックとは…?

エジプト展があると絶対行くというほどこの時代には興味がある。

大英博物館 ミイラ展 古代エジプト6つの物語@神戸市立博物館を観てきた。最近3つくらいミイラ展見てきたが、CTスキャンの性能が一番よくわかる展示。古代の人も歯では苦しんでたんだなとか。 

ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展@兵庫県立美術館を観てきた。ヒエログリフの読み方がちょっとだけわかったり、古代のポケモン・デジモン??イクニューモンがいたり、ミイラの詳細なCT動画があったり興味深かった。 

古代エジプト展 天地創造の神話@京都市京セラ美術館を観てきた。死者の書、がチートアイテムだと初めて知った!あと猫は当時から癒し。 

ティラノサウルス展の後は特別展 ミイラ 「永遠の命」を求めて@大阪南港ATCギャラリーを観てきた。CTスキャンで結核があったことも腰を痛めていたことも分かるのか!そして子供を抱いたミイラや、猫の立ったミイラが印象的。 

書店で平積みになっていてとても面白そうなのでこの「ファラオの密室」買って読んでみた。めちゃくちゃ面白かった!

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あらすじは

紀元前1300年代後半、古代エジプト。
死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。
欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、期限は3日。
ミイラのセティは、自分が死んだ事件の捜査を進めるなかで、やがてもうひとつの大きな謎に直面する。
棺に収められた先王のミイラが、密室状態であるピラミッドの玄室から消失し、外の大神殿で発見されたというのだ。
この出来事は、唯一神アテン以外の信仰を禁じた先王が葬儀を否定したことを物語るのか?
タイムリミットが刻々と迫るなか、セティはエジプトを救うため、ミイラ消失事件の真相に挑む!

というもの。

ミイラが現世に戻ってくるとか、冥界に神がいるとかエジプト人には普通になっていてちょっと面白い。異国の奴隷の少女カリが信じてないのも。そういう世界観の中で密室消失事件が起き、それがものすごく本格的な推理と、エジプト神話では当たり前の話が一緒になって、おお、すごい、と思った。エピローグからそれにつながることが書いてあった(これどういう意味?と気になっていたらそういうことかと)。

東大の松尾研で機械学習を学んでいたという異色の経歴の作者さんですが、とても面白いのでこの本お勧め。

 

2025年5月13日 (火)

「数学がゲームを動かす! ゲームデザインから人工知能まで」を読んだ。面白い!パックマンのアルゴリズムやドラクエの計算式、ドンキーコングはベルレ法でジャンプ、カルマンフィルタ、遺伝的アルゴリズム、セガの線形代数本を書かれた方は理論物理出身など話題が豊富。

 

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以下、目次と感想など
Chapter 1 『パックマン』を動かす数学
パックマンの動き、こんなシンプルなアルゴリズムであたかも意志があるような動きをしていたのにびっくり。

Chapter 2 理想の楽しさの式を求めて
ウォーゲームやD&Dの歴史的な話は初めて知った。また「ドラクエの計算式」も。

Chapter 3 シミュレーションをゲームにすること/石川淳一氏インタビュー

パラメータをバランスがとれたものにするのは難しい…

Chapter 4 ゲームと乱数
ドルアーガの塔の線形帰還シフトレジスタにびっくり。今はメルセンヌツイスタも使われているのか。

Chapter 5 「8bit」の動きの計算
ドンキーコング、ベルレ法で動きを計算していたのか!スーパーマリオブラザーズはオイラー法。

Chapter 6 デジタルゲームの時間と空間

最近Unityを使い始めたのでこの辺りの話は参考になった。


Chapter 7 デジタルゲームに必要な数学とは?/株式会社セガ開発技術部・山中勇毅氏インタビュー
セガ的基礎線形代数講座を書かれた山中さんは物理出身。重力理論や素粒子論。

Chapter 8 対戦のおもしろさを支える数学
レーティングってこうやって計算するのか!知らなかった…

Chapter 9 入力を処理する数学

ARにもカルマンフィルタやパーティクルフィルタが使われるのか!

Chapter 10 ゲームにおける自動生成アルゴリズム
星系生成にDLAが使われるとは!

Chapter 11 ゲームにおける進化アルゴリズム
遺伝的アルゴリズムを使ったゲームすごいな。オンラインマッチングにも使えるとか。

Chapter 12 ゲーム,数学,人工知能/森川幸人氏インタビュー
企画が通ったのでAIを使ったゲームを一から開発し始めたのは面白い。

Chapter 13 ゲームにおける強化学習の数理
私も強化学習は最近勉強していて、高周波用途ないかな、と思っているがやっぱり動きがあるというか時間で変わるものじゃないと面白くない。ゲームはぴったり。

Chapter 14 ゲームにおけるニューラルネットワークの数理
ニューラルネットワークの分かりやすい解説。ニューロエボリューションは初めて知った。

Chapter 15 深層学習と生成AI
ゲームにもLLMがどんどん取り入れられていくのだろうと実感。

Chapter 16 ゲーム空間の多様性/特殊相対性理論のゲーム空間
これ昔考えたことあったが、もうやっている人がいたのか。

2025年5月 9日 (金)

日本扇の謎(有栖川有栖さん)を読んだ。舞鶴で見つかった扇だけ持った記憶喪失の青年が岩倉の実家に戻され、そこで殺人事件が起き彼は行方不明になる。彼は犯人なのか?というもの。記憶喪失の経緯を知った後すぐに火村さんが謎を解くが犯行の動機が…

これずっと前に買ったけれどようやく読めた。

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あらすじは

舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。名前も、出身地も何もかも思い出せない彼の身元を辿る手がかりは、唯一持っていた一本の「扇」だった……。そして舞台は京都市内へうつり、謎の青年の周囲で不可解な密室殺人が発生する。事件とともに忽然と姿を消した彼に疑念が向けられるが……。動機も犯行方法も不明の難事件に、火村英生と有栖川有栖が捜査に乗り出す!

トリックはすぐに火村さんが見破りますが、記憶喪失の謎(これは帯通りの真相)が明らかになるとすぐに犯人も見破る。

しかし犯人の動機が…いやあんまり書けないけどひどいな。

2025年4月29日 (火)

「一次元の挿し木」を読んだ。二百年前の人骨のDNAが四年前に失踪した妹のものと一致という「星を継ぐもの」のよう。この謎自体は最初の方でわかるようになっているが、そこからの話の広げ方は面白かった。えぐい殺し方や、理系の作者さんらしく分析装置も細かく書かれていたり。

書店で平積みになっていて面白そうなので買ってきた。「このミステリーがすごい!大賞」受賞しているだけあって確かに面白かった。

20250426-1533401

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あらすじは「ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。大学院で遺伝学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。不可解な鑑定結果から担当教授の石見崎に相談しようとするも、石見崎は何者かに殺害される。古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室からは古人骨が盗まれた。悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し、予測もつかない大きな企みに巻き込まれていく--。

というもの。

ちなみに星を継ぐものは

「 月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。」

でもDNAの話自体はすぐわかるように書かれている?が、劇中で明らかになるのは中盤以降なので、途中までまさかこれがメインの謎?とドキドキしていた。

心配しなくてもそんなことはなく、そこからさらに意外な事実がどんどん出てくる。特に最後。

また悪人が出てくるのだが、その殺し方がえげつない…ちょうど最近ニュースになったある事件の薬品を使うもの。擬音も面白い。

理系の作者さんだそうで、技術的なこともちゃんと書かれている。なかなか面白かった。

2025年4月23日 (水)

数理科学5月号 情報と物理学 ― エントロピーがつなぐ数理の世界を買った。データ圧縮、マクスウェルの悪魔&シラードエンジン、ブラックホール、量子情報、量子統計力学、テンソルネットワーク、ニューラルネットワーク、高分子の自己複製など話題が豊富で面白かった。

数理科学2025年5月号は情報と物理学。面白そうなので買ってみた。

20250422-170856

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内容と一言コメント

・ミクロとマクロをつなぐエントロピー

 物理から遠ざかって久しいので、こうやって冒頭でエントロピーの解説をしてくれるのはありがたい。

・情報理論とエントロピー~ 符号化による“情報” の特徴付け ~

 データ圧縮を通じて情報理論が学べる。また情報スペクトル理論というものを初めて知った。

・マクスウェルの悪魔~ 情報と熱力学との結びつき ~

 情報も含めればマクスウェルの悪魔もシラードエンジンも成り立つという話は面白い。

・ブラックホールとエントロピー~ 熱力学・情報・ホログラフィー ~

 ホーキング、ベッケンシュタインの話や、ホログラフィまで出てくるのが面白かった。

・量子情報理論の基礎と発展~ エントロピーに関わる概念を中心に ~

 確かに量子コンピュータの話はハードばかりで、こういう理論もどんどん必要になりそう。

・量子統計力学と量子エントロピー~ 無限系の観点から ~

 内容関係なくてあれですが、図2に笑った。内容も無限系を扱っていて有限なものしか知らなかったので勉強になる。

・テンソルネットワークと情報圧縮~ 量子多体系の粗視化,エンタングルメントエントロピー ~

 格子場の理論がテンソルネットワークと繋がるという話は知らなかったし面白い。

・ぽさを計る

 ニューラルネットワークの分かりやすい解説と、それが波動関数という概念を自ら学んだというのに驚く。

・生命と情報とエントロピー

 自己複製の話は本当に不思議だがこういう解析ができるのか。

2025年3月19日 (水)

Interface 2025年4月号 ~Pythonで学ぶ制御~を買った。倒立振り子、ロボ、モーターやドローンをシミュレーション、実機で実際に動かして学べるもので、PID、LQR、カルマンフィルタ、AIまでの手法と制御の歴史もついていて話題が豊富。sympy.physics.mechanicsを初めて知った。

いろんな分野のエンジニアリングをやってきたが制御はやったことないな、と思って買ってきた。

20250318-172145

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まずは倒立振り子からだがExcelから始まりPythonを導入。

sympy.physics.mechanicsというのがあって、ラグランジアンから運動方程式を出してくれるというのを初めて知った。

(displayで出そうとするといつまでたっても終わらないのでlatexで吐き出してマークダウンで書いた)

Control1

でまずはPID制御から。アニメにもなってる。

そこから実機の倒立ロボットの製作、状態空間モデル、現代制御のLQR、モーターのベクトル制御、

マルチローター・ヘリやAIによる制御、制御の歴史など話題が豊富でなかなか面白かった。

Pythonのcontrolモジュールも初めて知ったが、ただslycotというのがインストールできない…wsl2でないとだめなのかな。

 

2025年3月13日 (木)

「謎の香りはパン屋から」を読んだ。パン屋でバイトする女子大生がパン屋で起きるちょっとした謎を解き明かす作品。舞台が豊中なので阪急オアシス、石橋商店街、蛍池とか出てきて笑った。本格ミステリというのではないですが、とにかく空気感や「小説柄」がいい小説でした。

「このミステリーがすごい!」大賞を取ったということで本屋さんで平積みになっていたのを買ってようやく読めた。

20250309-162050

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連作短編5作からなる小説で、あらすじはこれ。

大学一年生の市倉小春は漫画家を目指しつつ、大阪府豊中市にあるパン屋〈ノスティモ〉でアルバイトをしていた。あるとき、同じパン屋で働いている親友の由貴子に、一緒に行くはずだったライブビューイングをドタキャンされてしまう。誘ってきたのは彼女のほうなのにどうして?疑問に思った小春は、彼女の行動を振り返り、意外な真相に辿りつく……。

とにかく豊中付近は私もよく知っているところなので親近感。阪急オアシスが出てきたときは笑った。もちろん阪急電車も出てくる。

解く謎がちょっとしたもので、それもちょっと強引?と思うのもあったがこれはそういうことを楽しむ話ではなくて、柔らかい空気感とか、雰囲気、登場人物たちの心情、そしてパンを楽しむお話で結構面白かった。選考理由で人柄ならぬ小説柄がいい、というのが出てたのはなるほどと納得。人が死なないミステリが読みたい方はぜひ。

2025年3月 6日 (木)

日経サイエンス2025年4月号(量子力学100年の難問 観測問題)を買った。ウィグナーのAI友人やボーム力学の復活?など。いろんな雑誌が量子力学特集していて、科学は著名な学者の多彩な話題、ニュートンは一般にわかりやすく、数理科学は理系学生向けにそれを高度にした感じ。

サイエンスも量子力学特集していたので買ってみた。

20250303-163845

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観測問題に特化しているのが面白い。内容は

【特集:量子力学100年の難問 観測問題】
量子の見えない世界と我々が見ている世界はどのようにつながっているか 谷村省吾氏に聞く

シュレーディンガーの猫は量子AI で救えるか

 量子コンピュータにウィグナーの友人の友人役をやらせるのは面白い。

電子はいつ到着したのか

 ボーム力学ってもう否定されていたと思ったが復活している?

またもうひとつの特集は古人類学の半世紀で、ルーシー、ホビットの面白い話題が書かれている。

ーーー

 科学2024年8月号 量子力学100年の展開を買ってきた。錚々たる執筆陣がバラエティに富んだ話題のお話を書かれていて面白かった。量子重力はラスボス(大栗さん)、光格子時計は卵パック(香取さん)、そしてフォン・ノイマンはすごすぎる(河東さん、田崎さん)

Newton2025年2月号の特集は量子力学100年。プランク、アインシュタインから始まり量子電磁力学、BSC、トランジスタと言った話題や昨日NHKでもやっていた量子もつれや量子コンピュータなど様々な話題が2ページずつわかりやすく書かれている。今年はこの特集の本多いな。

数理科学 量子力学の軌跡 現代的視点で捉えなおす100年の歩みを買った。1969年の数理科学で山内恭彦、朝永振一郎らが座談会をしていたとか、湯川は最初、核力を電子起源として仁科からアドバイスもらったとか、マクロな状態の重ね合わせやFeynmannおそるべし、とか面白い。

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